落葉樹であれば、ヒメシャラ、シャラ(ナツツバキ)、エゴノキ、ヤマボウシ、ハナミズキなど。常緑樹であれば、シマトネリコ、ソヨゴ、ハイノキ、常緑ヤマボウシなどが人気です。
ヒメシャラは雑木で最も美しいといわれ、光沢のある樹皮が人目を引きますが、とても枯れやすいです。
もともと高山に生えている木なので、庭木に向いていないのかも知れません。特に、西日がガンガンに当たるような環境ですと、余程注意しないと1,2年のうちに枯らしてしまいます。
もし、植えるのでしたら、根元に直射日光が当たらないように工夫してください。サツキやオタフクナンテン、コグマザサなどを根元に寄せ植えすれば、直射日光は避けられます。
すらっとしたイメージですが、枝が変な方向に伸びる性質がありますので、樹形が整いにくいです。
シマトネリコも、庭木として植えられだして日が浅いので、それほど大きいものは見かけませんが、街路樹として植えてあるものはけっこうな大きさです。そこそこ大きくなると思って間違いないと思います。
シャラは、ヒメシャラと同じく株立ちが人気で、樹形はヒメシャラよりもまとまります。この木もヒメシャラほどではないですが、枯れやすいです。6月には、一日花ですが清楚な白い花を咲かせます。ヒメシャラも花を咲かせますが、2cmくらいなので全く目立ちません。この木は葉っぱが弱く、夏になると枯れたようにふちが茶色くなってしまいます。
エゴノキはとても樹形の良い木で、虫もつきにくく扱いやすいです。毒のある木ですが、花はかわいいです。葉っぱも爽やかな感じです。
ヤマボウシとハナミズキは同じ種類ですが、ハナミズキは葉っぱが出る前に花を咲かせるのに対して、ヤマボウシは葉っぱと同時に花を咲かせます。花はハナミズキのほうが華やかで目立ちます。ハナミズキは成長すると枝が横に張ってきますが、ヤマボウシは幾分枝が立ちますので、その分樹形もまとまります。
常緑樹は葉っぱが分厚くて、洋風に向く爽やかなイメージのものは少ないです。
シマトネリコは南国風のイメージで人気がありますが、その他は、ハイノキか常緑ヤマボウシくらいです。
ハイノキや常緑ヤマボウシは、最近人気が出だした木なので、若干手に入りにくいかもしれません。
他には、シラキ、アオダモ、アオハダといった落葉樹も人気があります。
お礼
ありがとうございます!ガーデニングの大型店に 何件も回って 質問したのですが、店員さんもよくわかってない様子でした。非常に助かりました! 南西向きなので、西日がすごく当ると思います。 ひめしゃらの根元に 這うタイプのコニファーを根元にと勝手に考えていたのですが、両方 枯れちゃうかもしれませんね。 シマトネリコを植えて、ひめしゃらもどこか場所を選んで植えようかなと思いました。