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ファゴットの演奏についての質問
- ファゴットの音程と湿度、気温の関係について教えてください。
- 最高音のシ♭とドのトリルをやりやすい指を教えてください。
- ストラップの長さの目安を教えてください。
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質問1 ファゴットの音程と湿度、気温の関係についてですが、気温によって全体の音程が大きく変わります。暑くなればピッチが上がり、寒いと下がります。一般の管楽器と同じです。また、極端に暑かったり寒かったりすると音程を取りにくくなる音や鳴りにくくなる音が出てきます。エアコンを効かせた空間で吹くべきです。また、湿度によってタンポやリードの状態が変わりますが、神経質にならなくてもいいと思います。 質問2 最高音のシ♭とドのトリル・・・最低音から3オクターブめの音かな? 下記のホームページなどを参考にしてみてください。 http://www.wfg.woodwind.org/bassoon/basn_tr2_3.html 質問3 ストラップの長さの目安は、ストラップを使って自然に構えたときにリードが口の位置にくる長さです。長時間の演奏では、おしりの下にはさんで使う「シートストラップ」がとても有効です。右脚に楽器をうまくもたれさせると手首への負担がなくなりますよ。 質問4 リードについてです。ファゴットふきの永遠の悩みですね。プロ奏者の皆さんも難しいとおっしゃっています。「作るのは大変だから完成品でいいものがあれば買う!」と言われるプロも多いです。僕は完成リードや半完成リードを使っています。楽器や奏者に合うかどうかがとても重要なので、プロ奏者にレッスンしてもらい、リードについても合うものを作っていただくのがベストです。できない場合は、完成リードを試し吹きさせてもらえる店で購入するのが良いと思います。東京や大阪など大きな都市の楽器店で試奏できますよ。それもできにくい場合は、プロ奏者が直接製作販売しているサイトがありますので試してみてはいかがでしょうか。僕の周りでは「ファゴットリード工房えんとつ」さんが人気です。 質問5 ファゴットのチューニングでは、ボーカル(リードをつっこむ曲がった金属の部分)を抜き差しします。少ししか動かないので、調節範囲を超えている場合は長さの違うボーカルを使います。「0」「1」「2」などの番号が長さをあらわしています。番号が大きいほど長く、通常は1番か2番を使います。また、リードや奏法によっても音程は大きく変わります。アンブシュアや息の入れ方でかなり音程が変わるので、奏者は耳で自分の音を聞きながら音程の微調整をしています。 参考になればよいのですが。ファゴットを楽しんでくださいね。
お礼
ご回答ありがとうございました!!とても参考になりました。 これからも頑張って続けていきたいと思います! ありがとうございました!!!!