• ベストアンサー

ミリボルトメーター(ノイズメーター)の使い方は

測定器のミリボルトメーター(ノイズメーター)はどの様な使い方をする物なのでしょうか。 テスター(アナログ、デジタル)はよく使っていますが、ミリボルトメーターとの違いがいまいち分かりません。 宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

昔のアナログテスターは、ACの電圧に対して、感度・周波数特性(電源周波数が対象)・入力抵抗が低いなど、オーディオ信号など、交流の微小電圧が正確に測定できません。 このため、増幅器を内蔵して高インピーダンスで広範囲な周波数(~1MHz)の微小交流電圧を測定するためにミリボルトメーター(ミリバル)または、真空管電圧計(バルボル)が別にありました。 又、増幅器の出力端子が有り、スコープなどの波形測定装置が接続できます。 しかし今の時代、デジタルテスターが、昔のミリバル並みの性能を備えているため、普通のミリバルは必要無くなり、ミリバルは、ミリボルトからマイクロボルト測定用に高感度になり、実効値・絶対値・平均値が測定でき、周波数特性もHF帯(~30MHz)くらいまでカバーし、聴覚フィルターを内蔵したノイズメーターが登場しました。 ミリバルはテスターと違い、微小な交流電圧を、高インピーダンスで、正確に測定するため、外部ノイズの影響を受けにくい同軸ケーブル(相当のシールド線)を使い、ブローブを接続するので、同軸ケーブルに合ったM型・BNC型の測定用端子を備えています。 オーディオ装置などの自作なら、デジタルテスターで充分に間に合うと思います。

1001222
質問者

補足

早速の回答有難う御座います。 素人的な質問で申し訳ないのですが、直流電圧の測定は出来ないのでしょうか。

その他の回答 (1)

回答No.2

補足の回答。 ミリバルは、交流電圧の測定器のため、入力部分で良質のマイカー(雲母)コンデンサーでDCをカットしています。(ACカップリング) そのため、DC電圧の測定は、出来ません。 直流電源に乗っている余分なAC成分(リップル)電圧の測定が、DC電圧に反応しないので、直読できます。 殆どの場合、単体で使うことが少なく、低周波発信機・周波数カウンター・オシロスコープなどと組み合わせて使います。 そのため、dB/m・dB/v のスケール目盛が読みやすくなっています。

1001222
質問者

お礼

分かりやすい説明をして頂き有難う御座います。 テスターとの違い、ミリバルの使用目的など理解出来ました。 お世話になりました。

関連するQ&A