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なぜ女性だけがメイクアップをするんですか?
化粧がマナーだと考えたとき その「マナー」はなぜ女性だけに求められるのでしょうか?
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単なる習わしです。世の中には、女性は化粧をせずに男性が化粧をする部族もいて、その部族内では男性が化粧をするのが「マナー」ということになります。 例えば、日本そばを食べるときには、音をたててすするのがマナーですよね。それは人々がそれを期待するからです。みんなが、「すするのがイキだ」と思っている中、のたのた、すすらずに食べている人がいると、その人はみっともなく見えるのです。しかし、パスタはすすらないのがマナーですね。みんなが「すすらないのがスマートだ」と思っている中、すする人がいると汚らしいのです。 それと同様に、「女性は化粧をした姿こそが、きちんとした姿だ。化粧をしてこそ正装に近づく」と考えられている社会では、化粧を怠っていると、ずぼらに見えるのです。そして、人前でずぼらに振舞うのは、マナー違反です。だけど、スーツに歌舞伎の化粧をしたらみっともないし、歌舞伎の舞台でナチュラルメイクをしていたら、せっかく期待して見に来てくれた観客に対して失礼です。 余談ですが、私個人は、化粧をせずとも、髪型や服装がきちんとしていて、全体的にすっきりした印象を与えていれば、マナー違反にはならないと思っています。コム・デ・なんとかの店員さんとか、化粧しませんよね。
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- fumika913
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No.1さんの仰るとおり、習わしでしょうね。 なぜ日本では女性だけに「化粧=マナー」が求められているのか、ですが、個人的には以下のように思いました。 平安時代は、男女ともに化粧をしていたそうです。 (化粧料は高価だったので貴族とそれにお仕えする人々だけですが) 彼らが化粧をしていた理由は、逢瀬をする相手(つまり異性)に少しでも美女・美男に見られたいという想いからだったそうです。 が、時代が進んで女は家で家事・男は外で働くのが一般的になると、男の人は化粧をする必要がなくなったのではないかと思います。 だって女性は「外」には出てこないのですから。 平安時代と違って「男性が女性の部屋に入る」ことが生活の一部ではなくなってしまったので、男性が外で顔を合わせるのは男性ばかりです。 一方女性は、なぜかはわかりませんが「常に少しでも美しくありたい」という想いを捨てきれなかったのでしょう。 武士の妻は朝になると家族の誰よりも早起きして化粧をして、夫にすらすっぴんを見せなかったそうです。 男は化粧をやめてしまった→化粧をしないのが普通になった 女は化粧をし続けた→化粧をして少しでも見苦しくない肌を見せるのが”当然”。 こういうことなんじゃないかなぁと思います。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます 参考にさせていただきます
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