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死刑と臓器移植について
中国で死刑囚の臓器移植をやめるよう警告している某人権団体は死刑制度そのものにも反対しています。10年前、そして少し前にも日本の死刑執行に抗議しています。 質問です。 臓器移植を待つ善良なる一般市民の治療の機会 と 凶悪犯罪者の人権 はどちらが大切ですか? ネットでは死刑制度に賛同するときは臓器提供や身体刑を支持する人間が多いのに中国の話が出ると一転して人道云々おっしゃる方が多いのでどちらが本音なのか一貫した考えを知りたいです。 日本で法律改正して死刑囚からの臓器提供を認めるべきか否か教えてください。
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死刑についてですが、文化の違いによって考え方も違ってきます。 古代の中国では、髪の毛を斬る刑罰は、四肢切断と同等の酷刑とされていました。儒教の理論によると、髪の毛は親より授けられたもので、大事にしなければならないからです。つまり、その文化の中で一番大事だと考えられているものを罰として奪うことは、刑罰の基本的発想です。 西洋では、自由を命より大事なものと考えているので、自由を奪うだけで十分だとされています。しかし、中国などの東洋の国では、伝統的に命を一番大事としてきたので、罪を犯した者に対して、命を奪う刑罰を科するのは当然だと思う人のほうが多いようです。 しかし現代では、国々の間の文化交流によって、西洋的な考え方に賛成する東洋人もできてきて、中国や日本で死刑廃止を提唱する人も現れてきました。 でも、法律は、国の根本的な文化と一致しなければならないと思います。大部分の国民が死刑が正当だと考える限り、廃止するわけにはいけません。 死刑囚の臓器移植についてですが、人を救えるから反対はしませんが、やはりその死刑囚本人も同意したほうがよいではないかと思います。
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- nekomaru4989
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>日本で法律改正して死刑囚からの臓器提供を認めるべきか否か教えてください。 ↑この部分の趣旨としては、質問本文の文脈から、死刑執行後の遺体から本人の意思に関係なく臓器を取り出すという認識でよろしいですか? ならば、本人の希望でない限りは絶対反対。ちなみに、私は死刑制度には賛成です。 死刑囚だからといって、本人もしくはその遺族の意思を無視良いなんてルールを認めたら、現在の移植システムが成立たなくなるでしょう。 どのような理由であれ、臓器の提供に強制的な要素を組み入れるべきではありません。 臓器の移植については、あくまで臓器提供者本人やその家族の意思によって行われなければなりません。 どんな凶悪犯であろうと、その行為への報いは正当な裁判を経て決められた刑罰によって負わされるべきで、その刑罰を受けた人に対し、犯罪者であることを理由に人権が軽んじられて良いはずがありません。
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ありがとうございました
日本はまだこんな論議ができるだけましかもしれないですね。 外国ではたとえば死亡した場合、無条件に臓器がとられてしまう場合があります。事故等で死亡した場合でも臓器提供するかどうかの意思を表示するカードがあってそれがないと臓器はとられてしまう場合があります。 その場合には人権はなく、正確には死亡確認された場合で既に人ではなくなっているので遺体です。 日本は仏教的な発想がまだ根強いですから、死んでも尚、その魂は生きてているという発想がありますから、遺体を傷つける行為自体にも倫理的に抵抗があるのでしょう。西洋ではその点ドライですね これから少しずつ変わっていくかもしれませんが
お礼
ありがとうございました
じゃあ裁判前に刑務官が勝手に判決を下して死刑にする北朝鮮は・・・。
お礼
ありがとうございました
やらないほうがいいと思います。 死刑囚の心理も少しはわかってほしいですね。 と言うかその前に中国は法律がいくらなんでもやりすぎです。 麻薬を15グラム密輸しただけで死刑とかあんまりですね。 なので【反対】ですな。 しかも臓器移植を受けた日本人の臓器が腐ってたとか・・・。
お礼
ありがとうございました
たとえ命が救われるとしても 凶悪犯罪者の臓器を体に入れられたくはありません、
お礼
ありがとうございました
補足
ドナーが誰か、個人情報を知ることはできません。
お礼
ありがとうございました