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娼年
娼年という本を読みました。官能小説のようで、文学性もある、なんか読んでて、刺激的でした。 そういったような別な本とかありましたら、お教えください。 よろしくお願いいたします。
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こんにちは。石田衣良さんの「娼年」でしょうか。 同じように官能的な文学作品といえば小池真理子さんの「恋」はいかがでしょうか?70年代の学生運動が盛んだった頃の、教授とその妻、学生の三角関係を描いた作品です。結構分厚いのですが文章の素晴しさと官能的で倒錯的な話で一気に読めました。ちなみに直木賞受賞作です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31058195 思春期の男の子に性への憧れをユーモラスに書いた重松清さんの「かっぽん屋」も面白かったですよ。特に高校生の男の子が出てくる表題作は笑いました。短篇集ですのでサラッと読めると思います。同じ短篇集の「愛妻日記」はもう少し強烈です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30978628 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31856076 ジョセフィン・ハートの「ダメージ」は地位も名誉もある中年男性が、息子の婚約者と恋に落ちる話です。倒錯的で官能的な話ですが、ばれた後が怖いです(特に妻の冷静さが・・・)。映画化されています。http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30904419 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id14223/ 大分前に読んだので忘れたんですが山田詠美さんの「熱帯安楽椅子」はバリ島を舞台にした官能的な物語です。山田さんは切なく甘い文章がとってもうまいのでお勧めです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/06867386 藤田宜永さんの「愛の領分」はしっとりとした大人の恋愛といった感じです。女性の過去、過去に好きだった女性、友人関係、息子との距離など様々な問題が絡みながら物語が進みます。内容とは関係ないのですが、藤田さんはこの本で直木賞を受賞されていますので、奥様の小池真理子さんの「恋」と2冊併せて読まれると、何となくお得感があるような気がします。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31379619 あと石田衣良さんはエッセイの中で「娼年」は川端康成の「眠れる美女」を参考にして書いたそうです(石田さんのエッセイ「目覚めよと彼の呼ぶ声がする」に書かれています)。「眠れる美女」の裏側が「娼年」らしいので、こちらの方も読んでみてはいかがでしょうか。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18646948 ご参考までにm(__)m。
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- satoshilove2
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