不祝儀袋に書く文字の色について

質問

不祝儀袋に書く文字の色について教えてください。
ある本では、「薄墨で書くこともあるが、濃い色でも可」と書いてありましたが、そういうものでしょうか？
水引や印刷されてる文字が銀色の場合、表書きの名前を濃い色で書くのはおかしいでしょうか？
あと、中袋に書く金額、住所や氏名などの文字の色は、表書きで使った色にあわせるべきでしょうか？

回答No.2

noname#5808 · ベストアンサー

こんばんは。
不祝儀袋はたしかに＞「薄墨で書くこともあるが、濃い色でも可」
だと思います。
丁寧に書くのは当然ですが、「薄墨で書いたとしても、文字がかすれ気味でも良い」はずです。

祝儀の時は、「墨は濃く、筆が割れて文字がかすれたり割れたりしてはいけない」のが作法です。
祝儀では筆筋が割れると「縁が割れる」、薄墨だと「縁が薄れる」などの印象を与えるので嫌われますが、不祝儀では既に個人と縁が別れているので「縁が割れても、薄れても良い」と言う意味合いがあるようです。

不祝儀の場合、表書きにしろ内袋にしろ、文字が理解できる濃さの薄墨で書いても、丁寧に書けば問題なしだと思います。もちろん濃い墨でも良いと思います。

尚、不祝儀用の薄墨や、薄墨の筆ペンも売っています。

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。

回答No.6

d-y

不祝儀袋に薄墨を使うのは、昔、墨と筆を使っていた時代の「悲しいお知らせを受け、墨をすろうとしても力が入りません。そうしているうちに涙があふれてきて硯の中の墨が薄くなってしまいました。」という表現だったと思います。Ennuiさんのおっしゃる「かすれ気味でも良い」というのも、「筆を持つ手にも力がはいりません」ということじゃないでしょうか。今は筆ペンですから、力が入らなくても、涙がこぼれても、墨の色は変わりませんね。だから、余り気にしないでいいよという人が多くなったのだと理解しています。

とはいえ、薄墨用筆ペンというものがあるのですから、できればそれを使うほうが見栄えもよいでしょう。中袋については、本来の意味からいって、筆を持ち変えるのは私には不自然に思えますが、この点は人によっていろいろ意見が分かれるところかもしれません。

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。

回答No.5

pandadragon

基本的には薄墨でも普通の墨でも構わないようですが、大抵年配の方や
気のきいた方（すみません、変な表現で）は薄墨のようです。
かすれた墨文字もそうなのかよくわからないのですが、薄墨は墨が
「涙でにじんだ」＝「その人が亡くなった悲しみを表す」そうです。
なるほど納得、とその時は思ったものです（＾＾；
近年我が家でやったお葬式の時に頂いた不祝儀の袋は、表書きの墨の具合と
中袋の墨の具合は同じでしたよ。
基本的に薄墨で書くのが一番無難だと思います。

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。

回答No.4

pen2san

今では薄墨用の筆ペンがコンビニや100円ショップで入手可能です。
また、キヨスク等の駅の売店にも置いてある所が増えています。

祝儀袋の場合はあらかじめ準備できますが、不祝儀の場合は突然訪れますから突然の需要が高くコンビニにも置いてあるものと考えます。

一本あれば何かと便利です。
回答になっていませんかね。

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。
今日、筆ペンを買いました。

回答No.3

neterukun

ごきげんいかがですか？neterukunです

実は学生のとき、のしのお名前を某デパートで書いておりました。
内祝いとかは墨汁で書いてましたが、不祝儀は違います。
その材料とは「グレーの絵の具」です。
「満中陰志」とか「ご霊前」とかの文字とお名前は同じ色で
書いていました。
ですから、ためしがきもしました。絵の具に墨汁を少々混ぜたりして
のしの表書きの色とあわせます。
でですね、銀の場合は近ければいいと思います。
そりゃなるべくあわせたほうがいいんですが
グレーと墨で濃い銀に近い色は出せます。
薄い銀ならグレー単独でいいでしょう。
光らさねばならないことはありませんから。
金額の色も合わせたほうがいいですね。
いかがなものでしょうか。⌒（*＾∇゜）v

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。
絵の具で色を作るというお話に感心してしまいました。

回答No.1

million-show

まぁ、今の時代、濃かろうが薄かろうが
さほど、気にしなくなったということでしょう。
しかし、銀色や灰色で印刷されている場合は、
名前も、薄墨などで書いたほうがバランスはいいでしょう。
また、薄くというのはあくまで、表面上での表現にすぎませんから
中袋にあっては、しっかりと、普通通りの濃さで
書くべきです。

お礼

お答えありがとうございました。
とても勉強になりました。