- ベストアンサー
明治時代が舞台の小説を読みたいのですが
明治時代が舞台の小説を読みたいのですが、範囲が広すぎて誰が面白いのか全く解りません。 明治時代というとちょっとジメジメした感じのある、外国文化が入ってきた混沌とした感じが好きなのですが、お薦め本などあったら紹介してくださると嬉しいです。 自分で読んでみて面白かったのは 小野不由美の東京異聞。 宜しくお願い致します
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
司馬遼太郎の代表作の一つ「坂の上の雲」をお薦めします。 松山出身の秋山好古・真之兄弟、そして正岡子規という3人の若者が新しい国家の建設に尽くし、またそれにふさわしい文化を育むために奔走する姿が生き生きと描かれています。 陸軍の軍人になった秋山好古は、ほとんど何もないところから陸軍騎兵部隊を世界最強のロシアコサック騎兵部隊に伍するところまでに育てあげます。 弟の秋山真之は海軍に進み、日本海海戦における斬新な戦術をあみだし、世界海戦史上例を見ない完勝への道を開きます。 正岡子規は、文学者として、俳句・短歌を革新し、だれもが使う日本語の散文をつくりあげます。 この3人に代表される明治の青年がもっていた青雲の志、いや、明治期の日本そのものを主人公とした物語といえます。 司馬遼太郎によれば、明治維新後、日露戦争までという三十数年は、非常に楽天的な時代であって、この時代の人びとは、前のみを見つめて歩き、のぼってゆく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂をのぼっていくというのです。これが「坂の上の雲」という題名の由来となっています。 かなりの長編ですが是非お読みください。
その他の回答 (4)
- ikuko14
- ベストアンサー率35% (113/319)
「東京異聞」面白いですね。 私も小野不由美さんが好きなので読みましたよ。 この系統なら同じ小野不由美さんの「死鬼」はどうでしょう? もしかしたらもうお読みになってるかもしれませんが・・・ 文明開化から取り残された(?)感じの村が舞台の話です。 新潮文庫から全5巻ででてます。(もしくはハードカバーで上下巻です) ちょっと怖い話ですが、私は先が気になってどんどん読んでしまいました。
- you715
- ベストアンサー率0% (0/1)
こんにちは 僕も司馬遼太郎の坂の上の雲がおすすめです とっつき難いといっていますが それならば,今スピリッツで江川達也がこの小説をもとに?「日露戦争物語」というものを書いています これを少し読んでみればだいぶとっつきやすくなるとおもいますよ^^
- mikedon
- ベストアンサー率31% (122/391)
こんにちは。 >小野不由美の東京異聞 申し訳ありませんが、私はこの作品を読んだ事がありませんので、お求めのストーリー(作風)がよくわかりません。この作品は元々舞台公演の為に書き下ろされた戯曲ですしやや外れた回答になると思いますが、念のため下記の一編をお薦めします。 『鹿鳴館』三島由紀夫 著 鹿鳴館という華やかな社交舞台で繰り広げられる人間劇、絢爛三島ワールドが堪能できます。 すみませんが参考になるURLが見つからなかったので、もし興味があれば詳細をお調べください。文庫は新潮文庫から出ているようです。
お礼
回答ありがとうございます。 鹿鳴館と言うと、結構有名な作品ですよね。名前だけなら知っています。 折角ですのでこの機会に読んでみたいと思います。 どうもありがとうございます。 参考になりました
- sima777
- ベストアンサー率21% (35/163)
私は明治と聞くと山田風太郎を連想します。 山田風太郎明治小説全集(ちくま文庫)などはいかがでしょう。 描写は臨場感溢れているし、何よりも人情味があってよいですよ! ちなみに私が好きなのは7巻です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480033475/qid=1038735844/sr=1-27/ref=sr_1_0_27/249-3912990-7308335 (←参考) 探偵小説としてかなり好きな作品です。
お礼
随分沢山の本を書かれてる方ですね。 検索したらすごく沢山引っ掛りました。 これは明治の初期の話ですかね?やっぱり1巻から読んだほうがいいのでしょうか? それともい札ずつ完結形ですか? 回答ありがとうございました。
お礼
司馬遼太郎は家に沢山あったような・・・・。あまりの長さに手を出せずにいました。 入りと言う事だったので、1冊でパッと読めるものがありがたいのですが、ちょっと慣れたら読んでみます。 明治時代の感じはなかなか入りにくかったので。(東京異聞では慣れるまでかなり時間がかかりました) 回答ありがとうございました
補足
質問の補足なのですが、出来れば1冊読みきりモノだと嬉しいです。 あと時代的には明治時代中期から後期、出来れば後期に近い作品が読みたいです。 質問欄にも書いたように小野不由美の東京異聞はかなりいい空気だったので、ご存知の方は近い作品だと嬉しいです。 すみません、補足でした。 宜しくお願い致します。