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レンズの不評で…
現在、K20Dの購入(ペンタ乗り換え)を検討しています。 ボディについては、いろいろ調べましたが特に不満はありません。キャッシュバックも付いていることですし、そこそこ値段も下がってきて、今は相当お得感があると思っています。 リミテッドレンズを使ってみたいという気持ちもあるのですが、まずは汎用的に使えるレンズで最も描写性能の高いもの…と考え、K20D+★16-50で検討していました。 しかし、価格コムの口コミを見る限りではすごく評判が悪いのです。 http://bbs.kakaku.com/bbs/10504511833/ こないだ見たカメラ雑誌、ムックなどでは描写に関しては絶賛されていましたのに。…なぜなんでしょう?? 個体差が激しいとか?? 威信をかけたはずの最高の性能を誇るはずの★で、こういう評判が立っているのを見ると、正直不安で購入できません。 片ボケとかって、やっぱり作る過程でのミスで起こるんでしょうか? それとも、他の社のレンズでも開放ではそういうものなのでしょうか?でも、それだとせっかくの大口径の意味がないですよね…。 よく、レンズによってはいくらか絞った方が画質が良くなると言われますが、片ボケとは意味が違いますか? しかし、いくら絞っても本来片ボケしているならそれはよくないですよね? ちなみに、後ピン前ピンになったとかいう話も聞いて、その原因はレンズだけですか?本体も何か関連していたりするのですか? 経験者、もしくは詳しい方など…教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
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「片ボケとかって、やっぱり作る過程でのミスで起こるんでしょうか?」 片ボケとはどのような現象をいうのか(下記のページの中ほどにある)ご確認ください。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0803/lens003.htm 「レンズによってはいくらか絞った方が画質が良くなると言われますが、・・・」 機械的に故障がないレンズでも、撮像素子にピントを結ばない(ぼけ、色にじみ)各種の収差や、フレアーなどが残っています。これらの全てを完璧に補正してあるレンズはこの世には存在しません。 絞ると画質が良くなるというのは、絞らない場合にはこれらの悪影響が100パーセント出るのに対して、絞ることで悪影響が軽減できるということです。 明るいレンズは一般的に開放では画面の周辺部の像が流れたり甘くなったり、ボケが欠ける(口径食)ことがあります。 下記(並の単焦点レンズでは追いつけない、高性能大口径ズーム )はその逆の例ですが、ここまで補正したレンズは珍しい(他はもっとひどい?)という例です。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review/2008/07/10/8826.html 「後ピン前ピンになったとかいう話も聞いて、その原因はレンズだけですか?」 オートフォーカスの精度も関係しますが、ピントを合わせるという行為はどのようなことか説明します。 下記のページの右下にある赤ちゃんの写真を見てください。 http://japan.cnet.com/review/editors/story/0,3800080080,20365372-8,00.htm これは顔にピントを合わせたものと思われます。カメラは赤ちゃんの顔の部分に合わせたので目にピントが合っていません。 このようなことはどの機種でも起こりやすいことなので、撮影者がピントを合わせ直さなければなりません。 何度やっても狙った位置にピントが合わないという場合にはメーカーに調整してもらわなければならないでしょう。 DA 16-50mmF2.8ED AL の評判についてですが、下記の様な信頼性が高いプロの意見を参考にしてください。 数多くの作例と、その方の見解が書かれています。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend/2008/04/04/8251.html http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend/2008/04/11/8281.html http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend/2008/04/18/8323.html http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend/2008/04/25/8366.html
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- nachiguro
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3です。 一般論ですが、昔レンズは設計士の墨引きから始まり、オシロスコープ等で屈折率を図ったりして、人とガラスがガチンコに対決しておりました。 今は内容こそ正確なCAD設計により、研磨も時には韓国から仕入れたりして激安眼鏡店などが巷にあるのも一つだと思いますが、戦後復興した日本の流れから見たら良質な製品の製造で世界から再認知されたのだと考えてます。 私のデビューはPENTAXのSPでしたが、実際使ったのはニコンの初期ズーム43ー86というものでしたが、子供でも解るくらいヘリコイドの適度な抵抗、レンズの明るさなどを感じました。 かく言う私の親も業界人で70年前半ではレンズに限ってはニコン、ミノルタを選んでおけば間違いないと言われ、キヤノンはその当時その下にいました。 逆転したのはキヤノンがプログラム機械のAー1を出してからの販売網と、ミノルタのα7000の登場が早すぎたのではないか?と思います。 そこで慌ててαスイートなどを出してもデジタルデバイスには追いつけず、ツァイスと提携を組んだソニーが買い取ったわけだと思います。 ニッコールは基本的に全てが見たままの嘘のない世界を出し、ロッコールは六甲山を模して緑がきれいだったのを子供ながらに覚えています。 全般的な回答ですいません。
お礼
いえいえ…ご回答、ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- tomban
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tombanです。 >ピント合わせが非常にシビアなレンズということでしょうか。 …という事では無いと思います。 また「レンズの解像度」というのは、専用の「チャート(試験用のパターンが印刷されたもの)」をカメラで撮影し、それで判断するものです。 1mm当たりの中に何本の線が確認できるか、を判断の基準にします。 だから「解像度の悪いレンズ」というのは、細かい部分が「潰れて」写るので、ピントが悪いというよりは「像が良質では無い」という事になります。 いくらきっちりピントを合わせても無駄、ということです。 >解像度で不満を言っておられる方は腕が足りないと? これは「逆さま」です。 「自分が良質な画像を作れない」 (つまり、露出やピント、ブレなどを撮影時にキチンと考慮に入れていない) そういった中の「一部の人」が、自分の腕を問う事無く、レンズの解像度が悪いから!、と文句を言っている「場合」がある、ということです。 私は昔、タムロンの「28-200ミリ」のレンズを装着した、中級機のカメラで撮影したフイルムを「商用目的の」ラボに預けていた事がありますが、文句は言われませんでしたよ。 レンズの欠点を知り、工夫をしました。 ほとんどの被写体で「三脚」を立てました。 細心の注意を払ってレリーズを押しました。 結果的に出来あがった画像は「それなりのもの」だったと思いますし、第三者の評価を受けたのですから上出来と思っています。 レンズの性能を言う前に「素晴らしい写真を撮る!!」ことに心血を注ぐ事が一番大事です。 機材のセレクトも大事ですが、たくさんの写真を撮る事はもっとずっと大事な事です。
お礼
>性能を言う前に… それは同感です。もっとものことと思います。 しかし、普段使わないような大金を出して買うことになるレンズです。不良を連発しているロットがあったとか、プロの方が片ボケがあったから調節してもらったとか聞くと買う方としては正直なところ不安になります。 気にせずたくさん撮りたいからこそ、使う道具はしっかり選びたいと思っています。レンズの性能云々というよりは、不良品のことですね。
- nachiguro
- ベストアンサー率33% (621/1841)
本日別件でPENTAXに問い合わせたついでにレンズのことで聞いたのですが、PENTAXいわくベトナムの工場ではラインが4本しかないそうです。 その中で18-55、50-300は必ず専用ラインとして開けておかなければならず、残る2本のラインとしてリミテッドやスター、あるいは今夏発売される17-70などを3交代制で製造しているのが現実だそうで、17-70の発売遅延に関する発表が出たのもそれが理由だとPENTAXは言っていました。(ただ私はボディの製造ペースが落ち込んでいるのに世界中から17-70のみ発注が増えるのは非常に疑問は残っており、おそらくβ版で何らかの問題が出たのではないかと思っていますが) さて16-50ですよね。 確かにあまりいい評判は聞きません。 しかしスターレンズとはいっても使いづらいのも事実ではないのでしょうか? おそらく価格コムを見ているので分かっているかと思いますが、私でしたらこのレンズは使わないでしょう。 使いづらいのは、いくらピンが合ったときの描写が美しくても昔のNikonレンズでもあるニッコールやミノルタのロッコールのような味のあるレンズということに期待ができないからです。(リミテッドは万人にとって使いやすく仕上がりもきれいなのであれだけ受けているのだと思いますが) 更には「デジタル」一眼レフという言葉は悪いですが「RAW」モードで撮影すれば、極論ですがピントと白とびさえ間違えなければ後修正はいくらでもできるという言ってみればメモ帳みたいなカメラに、CAD設計で造成されるレンズ故、何かでバグが見つかったらすべての製品に何らかの影響が出るはずだと思うんです。 ところがそれを認めてしまったらメーカーとしては多大なる損益を出してしまう。だからある意味小出しにして最小限に抑えているのが現状ではないのでしょうか? これはあくまでもユーザーの一般論としてとらえてください。
お礼
そんな味わいのあるレンズがあるのですか…。 具体的にどんなレンズか教えていただけますか? 16-50は、評判こそ良くないですが、メーカーのギャラリーでサンプル見る限りはとても美しと思いますけど…ね…。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
リンク先の画像を確認させてもらいましたが、倍率がそれぞれ違いますね?。 これでは比較にもなんにもなりません!。 「画像1」の写真では、確かに「片ボケ」っぽい症状はありますが、どちらかというと「コマ収差」のほうが強いと思います。 片ボケはレンズの「偏芯(中心軸が曲がる事)」で起きますが、多少の「偏芯」は、ズームには付き物ですし、AFでピントを合わせてからレンズをいじったりしない限り、結果に出るほどの値にはならないはずです。 そんな製品が市場に大量に出る事は考えられません。 例えば安い望遠ズームで、レンズを最大望遠にして、鏡筒の先っぽをゆすってみてください。 その「ふれ幅」にビックリするものと思います。 それでも「ちゃんと」写るわけです。 それもみな「計算のうち」というわけです。 レンズの写りが悪いという、そのほとんどは「他の要素」が理由の場合が多いのです。 目で良く判断できなかった「斜光」の進入や、かすかな手ブレ。 手ブレ補正がついている場合、ときどき片ボケのような画像が出るときがあります(CCDの補正動作ミス)。 確かに安いレンズは材料をコストダウンしている事も多く、内部の反射などは高級機と比べるべくも無い作りですが、順光で、三脚を使い、手ブレ補正をカットした状態での比較で無いと、ちゃんとした答えは出ません。
お礼
あ、確かに焦点距離が違いますね! 焦点距離が違うとやっぱり比べ物にならないわけですか? ん~…というと、この片ボケが2本連続で立て続けに起こった方は、きちっと比べて計測できていないというか、あまりその辺はできていないのでしょうか。 つまり、あまりこのレンズの不評を信じ込むのはよくないということですか?
補足
このレンズの解像度において、不満を漏らす声がリンク先で多数見られますが…これは、ピント合わせが非常にシビアなレンズということでしょうか。 言い方悪いですが、解像度で不満を言っておられる方は腕が足りないと…?
- uu11212891
- ベストアンサー率23% (266/1132)
misago3151さん このレンズを使う為でしたらニコンでトキナーAT-X 165 PRO DXを買った方が安いですよ、このレンズはトキナーAT-X 165 PRO DXをペンタックスがコーティングなどを変更している物ではないですか。
お礼
その情報は、知っていましたが…。 K20Dとリミテッドレンズ使いたさに意向を考えておりましたので、★16-50で考えておりました。 これって、共同開発したんですよね? 社の威信をかけた称号を持つレンズなのに、他の社で安価に手に入るのってなんだか切ない気がします。。
お礼
なるほど…撮影者がちゃんと何度も狙っているのに、ピントが合わない時は調整した方が良いと…。 さすがに、リンク先のレンズはすごいようですね。 その分、お値段も…。