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最近お薦めの日本作家のミステリーを教えてください!

誰か教えてください!!海外に移住しているミステリー好きの兄(54歳)に クリスマスプレゼントとして何か本を贈りたいのですが、私がミステリー通では ないため、何を贈ったら良いか見当もつきません。 日本作家の物で、最近のお薦めがありましたら教えていただけないでしょうか? できれば、重いので文庫が出ているものがよいですが、超お薦めであれば ハードカバーでも構いません。オカルトやホラーの分野は好きではないので、 あまりおどろおどろしくはない『ミステリー』でお願いします。 ところで、宮部みゆきの『模倣犯』を良く聞くのですが、これお薦めですか? クリスマスまでに送りたいので、早急にアドバイスお願いします。 ありがとうございます。

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回答No.5

再び登場です。 森博嗣は、デビュー作の「すべてがFになる」を 読んでもらって、気に入ればそのままシリーズを読み進めて いけばいいと思います。 講談社から文庫で出ているし、裏の表紙折り返しの ところに著作が順番に載っていたと思うので、 その順番どおりに読んでいけばいいでしょう。 基本的に、僕が挙げた作家は、デビュー作を 読んで欲しいと思います。 そういうわけで、デビュー作を挙げておきますね。 西尾維新は「クビキリサイクル~青色サヴァンと戯言遣い~」です。 講談社ノベルスで発売されています。表紙がアニメっぽいです。 でも中身は意外に重くて、予想に反して、さわやかとは言えない 読後感が残ります。 京極夏彦は「姑獲鳥の夏」。読み方は「うぶめのなつ」です。 彼のミステリィは「すごい」の一言に尽きます。 まさに天才だと思います。これが処女作か、と疑いたくなるくらい 文章もうまく、構成もしっかりしている作品です。 笠井潔は「バイバイ、エンジェル」です。 哲学的な話がいっぱい出てきて魅力的です。 北村薫は「空飛ぶ馬」、島田荘司は「占星術殺人事件」、 法月綸太郎は「密閉教室」、綾辻行人は「十角館殺人事件」です。 これらは、謎解きの面白さみたいなものが存分に味わえます。 「ああ、推理小説だなぁ」と思えるはずです。

kokokko
質問者

お礼

またまたありがとうございました。すごく参考になります。 回答を締め切らないでおいてよかったです。 結局、森博嗣さんの『まどろみ消去』と綾辻行人さんの 『十角館殺人事件』購入し、送りました。 『すべてがFになる』の方がいいかなと思ったのですが、 裏表紙のあらすじをよんでちょっと・・・と思ってしまい。。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

僕も森博嗣をオススメしますが、 彼のミステリィはトリックがメインではないと思うので、 2番の方とは違う読み方をしています。 森先生自身もおっしゃっていますが、 彼や京極夏彦のミステリィは、「トリックは大したことないけど、 他の部分で読ませる」ようなミステリィだと思います。 それに、もともと、ミステリィの醍醐味はトリックにあるのではないと思います。 あと、西尾維新や京極夏彦、笠井潔もオススメです。 彼らは森博嗣に似たベクトルだと思います。 北村薫や島田荘司、綾辻行人や法月綸太郎は、 森や京極とは別のベクトルですが、ミステリィとしての おもしろさを味わえると思います。

kokokko
質問者

お礼

ありがとうございます。森博嗣さんは絶大な人気があるようですね。ご意見を読んで、さらに興味を持ちました。もし具体的なお薦めがありましたら教えてください。ただし、既に読んでいる可能性があるので、出来るだけ新しめの作品がよいです。

noname#2833
noname#2833
回答No.3

こんにちは、私もミステリーが大好きです。 私は暗くて悲しい話よりコミカルなものやトリックが効いたものが好みです。 私もNO.1の方がおっしゃる、綾辻行人さんの館シリーズをオススメします。 とくに、「十角館、時計館、霧越邸」が良かったです。 彼の本はトリックが効いていてとても面白いですが、「殺人鬼シリーズ」はおどろおどろしくてスプラッターものなので やめておかれた方がよいです。 その他、有栖川有栖、東野圭吾、法月倫太郎、我孫子武丸、さん達のもオススメです。 宮部みゆきさんのは社会派サスペンスとコミカルなミステリーと両方あります。 「模倣犯」「火車」は作品としてはなかなか良く出来ていると思いますが、 貧しい人や社会的弱者を題材にしていてちょっと暗い話なので、読んでいて何だか悲しくなりました。 短編にはコミカルなものが多いです。 お兄様が喜ばれる本が見つかるといいですね!

kokokko
質問者

お礼

非常にわかりやすい解説ありがとうございます。具体的にタイトルも挙げてくださったので助かります。・・・そうですか、「模倣犯」はそういう題材の作品だったのですね。買おうかと思っていたのですが、あまり暗い気持ちにはなって欲しくないので、ちょっと保留にしました。アドバイスどうもありがとうございました。

  • yu-hichi
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.2

こんばんわ。僕も森博嗣はお薦めです。 『まどろみ消去』は短編集で読みやすいし、『すべてがFになる』もおもしろいし。他にもたくさん文庫本がでていますよ。 森博嗣の作品は途中で絶対犯人が分からないしトリックも分からないけど(少なくとも僕は)犯人もトリックも身近にいたり単純だったりするから、読み終わって「くそう」と悔しがるわけです。でも矛盾点はないし読み味すっきりで、いいですよ~。そしてトリックにかかったことになぜかにんまりするんです。

kokokko
質問者

お礼

ありがとうございます。森博嗣さんの作品面白そうですね。有力候補に入りました。

  • Saoha
  • ベストアンサー率34% (32/94)
回答No.1

お兄さんは普段はどのような作家の方の作品をよんでいらっしゃるのでしょうか? 好みもありますのでなんともいえないのですが…… 新本格派といわれるミステリ作家さんでは、私は森博嗣さんや西尾維新さんなどもすきですし、有栖川有栖サンも良いと思います。 綾辻行人さんの「館」シリーズなどはいかがでしょうか? 「十角館、迷路館、水車館、人形館、黒猫館、時計館(すみません、順番はばらばらです)」はかなりそれぞれ読み応えがあり面白いと思います。 年配の方でしたら内田康夫さんや西村京太郎さんもよく読まれているようです(結構面白いです。此方も本格派、といわれたりトラベルミステリー、鉄道ミステリーとよくいわれているようです) それから妖怪だとかちょっとおどろおどろしいものがお好きでしたら京極夏彦さん、藤木凛さんなどもいらっしゃいますが、ちょっとミステリから外れてくるかも知れません。 宮部みゆきさんもかなり面白いです。模倣犯葉、わたしはまだよんでいないのでなんともいえませんが、とても力のある方で、面白く読めます。ミステリー通でない方でも楽しめると思いますよ。

kokokko
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました。「館シリーズ」ですね。候補に入れてみます。 彼が読んだものがすべて把握できていればよいのですが、周りの人も兄に送るのはいつも本ですので、ダブらないかと冷や冷やしています。ご意見を参考に新しいものも探してみます。

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