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トイレや井戸の穴埋葬は・・・
このカテゴリーかわかりませんが・・・ トイレや井戸を「埋める」という行為について、 よく、昔からの迷信?というか、気にする、お年寄りの人がいますが、 このあまり、「よくない事」みたいに言われる根拠って、 何か、昔にあったのでしょうか? 科学的というか、物理的というか、地形学的というか、 理由づけ可能な事があるのでしょうか? (例) 清め塩:昔、土葬で腐敗していく様子が嫌われ、 「塩」は腐敗を防ぐ効果が多少はあるから、 そこからの慣習化と聞きました。
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井戸掘りの仕事をしていた祖父に聞いた話です。 井戸については、ある家の井戸を埋めると、同じ地層に掘られている よその家の井戸が濁ったり、水量が少なくなったりすることがあるので できるだけ埋めないほうがいいとのことでした。 井戸を埋める際には、埋める前の井戸の底まで届く様に竹などを 使ったパイプを通して’息が抜ける’様にするのがいいそうです。 これは埋めることによってかかる圧力を逃がしてやる効果があるようですね。 トイレについては、昔は汲み取り式だったのでそのまま埋めてしまうと 周囲の土が汚物を含んだままになるため、長年の間にはそれが地下水へ 混ざってしまうことがありうるので、衛生上良くないという事らしいです。 井戸を掘る際は周囲の家の井戸、トイレの状況や地質などを十分に 調べてからでないと掘り始められないものだったとのことです。 家の立替えなどでトイレを壊す場合には、トイレの広さと同じだけの 深さの穴として土を入れ替えるのが’昔からのやり方’だったと言っていました。 井戸もトイレもその家に住む人の「出入り口」ですので、大切にするという意味合いを 込めて色々な言い伝えがあるようですね。
お礼
とても納得がいき、ためになる回答をありがとうございました。 最近、トイレの改装をしまして、その際、 いろいろ姑に注文をつけられ、「なぜ?」と疑問に感じた事が すっぱり解決しました。