今日、秋葉原の有名マンガ書店の前で、ナイフを持った青年が逮捕されました。場所は、先日の通り魔事件から50mほどしか離れていません。あの事件以来、警備の警官が増えています。しかも、大通り沿いの歩道です。狭い路地ではありません。
職務質問を受けた青年が警官にリュックの中のナイフを発見されたのでした。
警官はナイフを没収し、任意同行を求めました。
そうしたら、青年は警官からナイフを奪って逃げようとして、警官に取り押さえられました。その時、ナイフの刃を握った警官が怪我をしました。
質問者さんは、この事件を聞いて、容疑者に同情したのですか?
私は今日の午後、事件の後に、事件を知らずに現場を通りました。
ナイフを持って身を守らなければならないような危険は、全然無い場所です。なぜ、彼はナイフを持っていたのでしょう。また、なぜ警官に職務質問されたのでしょう。それも疑問です。その上、彼は警官の質問に黙秘を通しているそうです。
実は秋葉原では、「いったい、何を怒っているの?」というような人が、警官に激論を吹きかけているのを見かけることがあります。警官は、相手が言い終わって疲れるまで、我慢して聞き続けています。
あのような人は、「オタク」でも「マニア」でもなく、「パラノイア」と呼ぶのが適切だと思います。
なお、実際に通り魔や恐喝のような事件に遭ったら、背中のリュックからナイフを出すようでは間に合いません。先日の事件では、こちらに向かって走ってくる人がいると思ったら、ナイフを持って体当たりしていたのですから。応戦している暇はありません。
むしろ、今日は雨が降っていましたから、本当に通り魔や引ったくりに遭ったら、持っている長い傘で応戦するほうが早いです。
その他、秋葉原の常連だったら、警官がいる場所を覚えるとか、大通りで逃げやすい場所に向かって走るなどの知恵を付ける方が、身を守れます。