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サッカー選手刺殺した審判が観客に殺害された件で
先日、ブラジルでのサッカー試合中に、退場処分となった選手を審判が試合中に所持していたナイフで刺殺し、それを見て激怒した観客がその審判を殺害した件についての質問です。 1.試合中に、審判が違法合法問わず、護身用具等を所持する事は、海外ではよくあるような行為なのでしょうか。 2.審判や選手等の試合中の持ち物や衣類等に関しての規則や制限、点検等はないのでしょうか?(法的制限だけ?) 3.選手、審判、観客がいやがらせや暴力行為をしたという別の件も、ニュースで何度か見た記憶があります。このような試合中の暴力行為はよくある事なのでしょうか? どなたかご存じの方、ご回答お願いします。
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3級審判員ですが、 1.ブラジルの事情に精通しているわけではありませんが、聞いたことありません。ありえないことです。 審判団の用具も以下に示すプレーヤーに準拠しますので(もちろん笛や時計、ペンなどの必要なものは除いて)、本来は指輪もネックレスも眼鏡も許可されていません。(実際のアマチュアの現場ではメガネはおとがめなしの場合が多いですが)。 2.競技規則第4条「競技者の用具」に以下の通り明記されています。 ”競技者は、自分自身または他の競技者にとって危険な用具を用いる、あるいはその他の ものを身につけてはならない(あらゆる装身具を含む)。” 現在は指輪やネックレスはもちろん、非金属のブレスレット(ミサンガなど)さえ禁止されています。 試合前に審判員によりチェックされ、違反が見つかった場合は是正されるまではフィールドに入ることは許可されません。 もし試合中に審判が良範囲気が付いた場合はその時点でフィールドから出され、第4審判によってチェックが通り主審に許可されるまでフィールドに戻ることは許されません。 従いましてこのニュースはサッカー関係者全員が目を疑ったでしょうし、2014ブラジルワールドカップへも少なからず影響があるかもしれません。 http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/law_soccer_all_11_2012.pdf
お礼
審判員を務める方からのご回答とても参考になります。 法的な制限程度かと思っていましたが、これほどまでに厳しく規則づけられているのですね。 このような詳細を知らずにこれまでサッカー観戦をしていましたのが、お恥ずかしいくらいです。 リンク先も大変参考になりました。ありがとうございました。