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野球選手の移籍
野球選手は、どうしてサッカー(Jリーグ含めて)と違って他チームへの移籍が簡単に出来ないのでしょうか。 以前、若くして引退した選手が第二の人生を歩んでいるドキュメントを見ました。 サッカーのように、入団しいて1年目2年目の若さで戦力外になっても、容易に移籍が認められれば、もっと長く活躍できただろうになあと思ってみていました。 野球のことは良く分からないので、詳しい方、是非教えてください。
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まず勘違いしないでほしいのですが、野球選手でもクビ(自由契約選手)になれば他球団のテストやトライアウトで合格すれば移籍は出来ます。それでも引退せざるを得ないのは他球団から声のかからない=能力がないということです。もちろん怪我など他に理由はあるでしょう。 クビせず必要と判断すればFA権を取らない限り移籍できないのは保有権があり、これで球団が選手を束縛できることになっています。 サッカーも保有権というものがありますが、これを買い取れば移籍できるという野球に比べて寛容なのは、歴史や背景、文化のほかに欧州ではビジネスというもが成り立っているからです。 欧州では弱小クラブが若手選手を安く仕入れてスター選手として育てば、お金持ちクラブからオファーがあり、莫大な移籍金を手にすることができます。お金持ちクラブは当然戦力アップし上位の成績を残せば入場料収入はもちろん、欧州チャンピオンズリーグなどへコマを進めてやはり莫大なテレビなどの放映権料やスポンサー収入を得ることが出来ます。なので毎回大金を投じてスター選手を獲得できます。 逆に弱小クラブはスター選手が去ったあと大金が入ってくるので、そのお金で多くの若手や無名選手の獲得の資金にあてます。1人でもスターに育てればOKといったところで、これでまた移籍金が入ってくる、といった感じです。身近な例ではイタリアの弱小クラブのペルージャが平塚から中田を獲得したとき、数億円の移籍金を支払ったとされますが、ビッククラブのローマへ移籍させた際に入った移籍金は20億ぐらいと言われています。ビジネスとしては大成功だったとペルージャの会長が以前NHKのインタビューで答えています。 このように欧州では需要と供給のバランスが出来ているからビジネスが成り立っているかでしょう。日本の場合、特に野球は成り立っているとは言えませんね。逆指名がやっとなくなりましたが、有望な新人も金持ち球団に入る可能性が残っています。だからいろいろ言われるのでしょう。サッカーはまだビジネスというまで浸透しておらず、野球を引き合いに出されるといろいろ言わてしまいますね。
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- toast5
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>サッカーは、高卒の新人が好きな球団に入れるのに、 >どうして野球は指名された球団なのでしょう。 それは戦力均衡を目指して、でしょう、機能してるかどうかは別として、 理念としては。 以前、どうしてサッカーは高卒の新人が好きな球団を選べるようなやり方て問題ないのか、と サッカー好きに聞いたら、それはサッカー(の国内リーグ)が戦力均衡を特に目指してないからだ、 だから有力新人がビッグクラブにばかり取られても問題なし、 と言われたことがあるんですが、そうでもないのでしょうか。
お礼
なるほど。そういう考え方なのですね。 サッカーばかり見ていると、野球との考え方の違いにただ驚くばかりです。 個人的に、有力新人がビッグクラブに偏っているとはあまり思えません。 ここ数年、多くの人が知っている有力新人は、案外地味なチームに入っていたりします。 でも、地味なチームで活躍してしまうと、ビッグクラブに取られてしまいます(泣) 地味なクラブを応援している私としては淋しい気もしますが。
- toast5
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「野球界では入団1年目2年目の若さで戦力外になっても他球団への移籍ができない」というのは誤解です。戦力外になれば通常は(選手が希望すれば)「自由契約」という、言わば「負け組のフリーエージェント」の立場となり、どこと契約しようが自由です。「戦力外通告→自由契約」となった選手の多くは他球団からのオファーを求め、「合同トライアウト」に参加します。戦力外通告を受けた若い選手が別のチームと契約して大成功した例というのを私は全く知りませんが、戦力外通告を受けたベテランが別のチームと契約して大成功した例としては、オリックス→楽天の山崎武司が有名です。 ■■ 私は規約に詳しくないので答える資格がないのですが、以下は知ってる範囲と想像を取り混ぜていちおう。プロ野球には統一契約書というものがあって、プロ野球選手はそれに縛られます。統一契約書に、選手の保有権は球団にある、というようなことが決められてるのだと思います。一軍勤続何年だかで、いわばご褒美的な位置付けで「フリーエージェント」の資格がとれることになっています。サッカー界は基本的に全選手がフリーエージェントなわけですが、なぜサッカーと野球でそんな違いが生じたのかについてはさまざまな歴史的経緯があり、簡単には説明できません。というか私はよく知りません。 「戦力均衡を目指すべし」ということが野球ではよく言われ、巨人とかヤンキースとかが金にものを言わせてがっぽがっぽっと補強すると非難が集中しますが、サッカーの場合、浦和レッズやレアルマドリードがそういうことをしても特に問題視されませんね。強いクラブチームが生まれることはリーグ全体にとってもその国の代表チームにとってもプラス、という判断があるのでしょうか。No.3 の方が「サッカーにはサッカー界全体で発展していこうという理念がある」ということをおっしゃってますが、そういうことなのかも知れません。 しかし浦和だってレアルだって「自分のとこだけが強くなればいい」という了見でやってる点では巨人やヤンキースと同じなのに、なぜ一方は是認され一方は金儲け主義(本当は儲け主義ではなく、むしろ散財趣味ですが)と非難されるのか、やっぱりよくわかりません。どなたか自信のある方の回答を期待します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 何故FA権という縛りがあるのか、自由に移籍をさせないことで何の得があるのか、正直これも疑問でした。 一言で言うと文化の違いなのでしょうか。 ところで、 >浦和レッズやレアルマドリードがそういうことをしても特に問題視されませんね。 そんな事はありません。 レアルは、あれだけ強いリーグで世界的に有名な選手をそろえていますので、まだ許される?ところがありますが、浦和レッズに関しては、選手の前に札束を積んで強奪している。と、問題視しているサッカーファンも数多くいますよ。 でも、何故かマスコミが大々的に取り上げないんですよね~。 ちなみに私は大のアンチレッズでございます(笑)
「システム」とか「文化」が違うからですよ。 サッカーはプロ・アマ含めた統一組織があり 「サッカー界全体で」発展していこうという 思想があります。 一方、野球にはそういった統一組織がなく プロとアマは昔から滅茶苦茶仲が悪い、 プロの中でも、セとパには強調精神がない、 また、同じリーグでも、自分トコだけが儲ければいいといった 金もうけのみが最優先される思想があります。 (最近は、そういった批判から、 いやいやながらも交流戦を始め、 わずかながらいい方向に向かいつつはありますが……) あなたは契約上のことを知りたいのかも しれませんが、その文化の違いで、 すべての説明はつきませんか? サッカーでの選手は「サッカー界の一員」です。 プロ野球での選手は、日本では「一企業の商品」です。 扱いが異なるのはあたりまえのことでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 他の方の回答を見ても、最終的に行き着くところは、文化の違いなのかもしれませんね。 単純に、野球の世界は何故こんなに選手を縛り付けているんだろうという印象を持ちました。 良く考えたら、問題になった特待生制度だって、他のスポーツでは当たり前ですものね。 一流の選手を育てるために若いうちから訓練をさせることがどうしていけないんだろう、世界の流れに逆行してないか?って単純に思いました。
- blazin
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まあ日本は移籍というものに左遷というか良いイメージが無いんですよね。それにルールも微妙だったりレンタル移籍も無いので。 後はマイナー契約のような活躍次第で契約を勝ち取れるような 制度がないというのも選手の動きが少ない原因ですしね。 アメリカでは入団して一定の期間昇格がない選手たちをもう一度ドラフト、篩いにかけるルール5ドラフトというのがあって、それによってあるチームで埋もれていた選手が他のチームで活躍なんて事があるんですよね☆
お礼
ご回答ありがとうございます。 サッカーでは、新天地を求めて。まさにステップアップのための前向きな移籍が当たり前です。 出場機会に恵まれなかった選手が、移籍先で大活躍して才能を開花させることも良くありますが、野球はそうじゃないんですね。 アメリカと日本でも、若干異なるんですね。
契約がサッカーより厳しいからです。 引退するだけでも「自由契約」「任意引退」など複雑にできてます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 でも、はたから見ると、そんな厳しい制約のせいで思うような活躍が出来ず若い選手が去ってしまうことは、大変惜しい気も致します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 これを読んでまた新たな疑問が浮かんでしまいました(笑) サッカーは、高卒の新人が好きな球団に入れるのに、どうして野球は指名された球団なのでしょう。 彼らにだって希望の球団があるだろうに、若いのにその気持ちを捨てて指名された球団に入るって、酷じゃないかな。と。。。 サッカーは私も好きなので、特に欧州のリーグはビジネスとして成り立っているのはよく分かります。