Charles TrenetのFideleについて
大学の第二外国語でフランス語を学んでいます。授業でシャンソンを聴いたりしていますが、その中でCharles TrenetのFideleを聴きました。
その歌詞の中に、次のようにあります(アクサンは省略しました)。
Fidele, fidele je suis reste fidele
A des lieux et des amis tres doux:
Un drole d'Albert et sa soeur en dentelles
Un castillet tout neuf, un Canigou.(以下略)
これ以下、jeがfideleである対象としての人や場所が列挙されます。
ということは、この部分は人と場所以外のものが挙がるはずがないのです。
しかし、Un castillet tout neufというのがあり、これが解釈できません(先生も分からないと仰っていました)。
プチロワイヤルには載っていず、字面から判断するにcastilletとはカステラのことかと推測しますが、
(そうすると「できたてほやほやのカステラ」という感じでしょうか)
そうするとこの文脈でなぜこの語句が来るのでしょうか。
un Canigouというのはピレネー山脈の山にカニグー山というのがあるらしいので地名だとわかりました(リーダーズプラス英和)。
ここだけが場所(des lieux)でも人(des amis)でもなく、お菓子(?)なのは何か深い意味があるのか、作詞者の気まぐれなのか、
博雅のご教授を賜りたく存じます。