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PC9801VX MS-DOSマシン 動作確認に関して。
PC9801VXの “メモリーが正常に動作するか” “ハードディスクの動作の確認及び不良セクタの点検” を行う方法、またそれは“何を基準”に正常と判断できるかの基準を教えてください。 基本的にはMS-DOSのコマンドで行うことになると思います。またそれ以外の方法があるのであれば、そちらも教えてください。 それからPC98シリーズはDOS/Vと若干ながら違う個所があったように聞いております。本当に違うのか、何が違うのか教えてください。
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1,ピポ音がすれば、ほとんどの98は生きています。 2,プロテクトメモリのことは考えないでいい機種(Cバスでしか増設できません)ですので、ベースになる640MBだけ確認すればよろしい。起動デバイスがなければ、勝手にN-88BasicのROM版が立ち上がりますので、ROM-Basicの起動前に、例えば「Paritey error on Base address] というような、英語のメッセージ(我が家のRA21は、20MHzではこのエラーが出ますが、16MHzにクロックダウンするとおとなしく起動します)が出なければ、ほぼメモリは生きています。 3,HDは、chkdskなら、どんなバージョンのMS-DOSでも標準で持っていますので、これを基準にすればいいです。不良セクタの存在は、dirコマンドでも分かりますが、DOS5以降なら、Scandiskを使えばいいでしょう。 4,その他のツールは、フリーのものがvectorなどにあふれるほど紹介されていますので、興味があれば覗いてみてください。 5,PC98シリーズとDOS/Vは、MS-DOS系のPCという意味では、ほとんど同じです。乱暴なようですが、私はMacは使えませんが、PC-98X1とAT互換機を併用していて、何も困ったことがありません。ハードウエア(アーキテクチャ)の細かな違いは、慣れればすぐに対応できます。 ちなみに、PC-98シリーズが最初期の仕様を決めた頃に比較検討ならびに参考にされたと考えられるIBM-PCは、入出力デバイスのポート(シリアル・パラレル・ビデオ・etc)を拡張カード式で設計していたのに対し、PC-98がそれらのほとんどを内蔵し、おまけに日本語表示ハードウエアを載せたという状態だったと思います。お持ちのPC-9801VXという機種は、まったく同じ筐体を使ったVM21とマザーボード(CPUボード)・ビデオカードのみが相違するというNECで唯一のビデオカードスロットを持った機種(シリーズ)でしたが、結局交換用のビデオカードは発売されなかったようです。もしかしたら、同時期に発売されていたハイレゾ系のXLシリーズなどにこのビデオカードスロットが応用されたのかもしれません。 #PC-9801VX(M2・M3・VF・VM・RA・RX・DA・DX[ノーマルモード用だけ記述。F2・F3はTeac製FDD採用のため無傷です]すべて同様)で、最も故障が多いのは「5inchのFDDのヘッドカバーの脱落でFDの読みとり不能」です。本体を開けて、FDDのヘッドカバーが落ちていたり、ぐらついていれば、取り出してください。モルトプレーンが劣化していますので、同等品がない場合は、取り外していても問題なく使えます。
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Cバスの増設メモリに関しては、製造元のメーカが専用のチェッカを用意していることがあります。ドライバ導入時に簡単なチェックが行われることも多々ありますし。 管理方式(プロテクト・EMS・バンク)には違いがありますが、ドライバなどで確保したメモリ容量がMemコマンドやフリーソフトのVMAP・ZMAP・MSなどで確認できるなら、問題なく使えると思ってください。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 先のご回答と合わせてお礼申し上げます。 明快な回答、大変参考になりました。
- miDumo
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私もPC-9801UX(VXの3.5インチFDD版)むかし使ってました。 NEC用のMS-DOS Ver.5の時のコマンドをうろ覚えですが書いておきます。 MEMCHK <メモリーダンプやチェックが出来たはず。 でも普通、1の方もおっしゃるとおり、電源投入時の メモリーカウントで異常なければ滅多な事では問題ない。 chkdsk <またはchkdisk。これでHDDの表面検査、クラスタチェック などができるはず。 PC9801シリーズとDOS/Vは全然違います。ただintel製CPUを使ってることだけ が一緒なだけで、CPUがi80286の時代では、PC9801にはISAスロットも もちろんPCIスロットもない、拡張はCバスと呼ばれる独自路線、 HDDはSASI規格(SCSIじゃないよ)というオリジナルなアーキテクチャでした。 MS-DOSもNEC用の移植物でしたし、DOS/Vとはメモリーアドレスも違うので 今となってはそのあたりを覚えてる人や知っている人も少ないでしょう。
お礼
ありがとうございます。 わからない部分、分かっていても自信が無い部分。 一人より二人、多くの回答があるとそれらの部分が埋まりとても行動が取りやすくなります。
- route15519
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>“メモリーが正常に動作するか” これは起動時にメモリのカウントがありますので止まった数値で判断。かな? >“ハードディスクの動作の確認及び不良セクタの点検” スキャンディスクで不良セクタなどの数値が出るんじゃなかった? MS-DOS NEC版はありますか? PC/AT機との違いは検索してみて。まだあるかな?>アーキテクチャ
お礼
ありがとうございます。 第一報、うれしかったです。
補足
ありがとうございます。 説明の中でわからない部分があります。 PC98シリーズ(DOS/V以前のもの)はPCIバスではなくCバスであることは確認しました。”プロテクトメモリー・・・ベースとなる640MBだけ確認すれば良い”というので、Cバスのものは増設メモリに関しては感知しなくても良いという解釈で良いのですか?感知しないのは少々不安が残るのですが。(つまりは、このあたりの知識が無いわけです。もう少し解りやすくお願いできますか?)