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MTRのエフェクト:コンプレッサーのパラメータについて

MTRで声を録音する時、音量のばらつきを一定にするため コンプをかけているのですが、そのパラメータが何を意味するのかよくわかりません。 いじることが出来るパラメータは Sens Attack Trim HiEQ LoEQ Level の6つです。 色々調べたところSensというのは その値よりも大きい音が入力された時に コンプが機能するという数字のようですが 他のパラメータがよくわかりません。 どうもコンプをかけているにもかかわらず 音量のばらつきが依然として気になるのですが どのパラメータをどのように(増やすか減らすか)いじれば 音量が一定になってくれるのかわからないのです。 MTR等に詳しい方でぜひ教えてくださる方がいらっしゃればうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kenta58e2
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回答No.2

できたら、そのMTRのメーカーと型式が知りたいですねぇ。 といって、伺ってわかるかどうかは、ちょっと自信がないのですが(^^ゞ 私が知らないだけかもですが、パラメータの呼び方が、ちょっと変わってるなという気がします。 まぁ、エフェクトのパラメータの呼び方は、メーカーによってもずいぶん違う事がありますので、この表現が世界共通とか言うわけではないですが、一般的と言うよりは「教科書的」なパラメータの呼び方としては THRESHOLD(スレッショルドあるいはスレッシホールド)  これで決めたレベルより大きいレベルの信号を圧縮するパラメータ  単位は、信号の強さを示すdBです。  質問者の方のMTRのSensが、これと同義のようですね。 RATIO(レシオ)  THRESHOLDを超えた信号を、どの程度の割合(強さ)で圧縮するかの比率。  「1:2」とか「1:3」とかの比率を使う機器か、%で表す機器が多いです。  「1:∞」という設定もあり、この時はTHRESHOLDの値より一歩も上に行かない事を示します。  (つまり、リミッターとして動作する事になる) ATTACK(アタック)  大きい信号の入力が入ってから圧縮動作を開始するまでの遅延時間  実際に圧縮するまでにほんの少し時間をおく事で、音のアタック感やエッジ感を調節します。  普通はmSec(ミリ秒)を使う事が多いです。  0msecだと、大きい信号が入ったら瞬間的にレベルを圧縮(下げる)ことになるので、  頭の潰れた鈍い感じの音になるのが普通です。 RELEASE(リリース…ディケイ(Decay)と呼ぶメーカーも)  大きい入力があってコンプが効いた後は、じわじわ音のレベルが下がるに連れて  今度はコンプは音量を維持する方向に動作する場合が多いですが、そのような際に  いつまでコンプ効果を維持するかの時間を決めるパラメータ。  これも時間単位なのでmSec(ミリ秒)を使う事が多いです。  このパラメータは、ATTACKとの関連で最適範囲がほぼ決まるので、特に調整を設けず  自動設定するタイプのコンプも多いです。 GAIN(ゲイン…レベル「LEVEL」と呼んだり、頭にOUTPUTが付くケースも)  大きな音を圧縮(コンプレッション)するということは、ぶっちゃけ自動的に  ボリュームを下げて音を小さくすることと同じなので、圧縮して音量が下がった分  最後に信号を増幅しないと、音の大きさが元に戻りません。  そのためにどの程度信号を増幅するかのパラメータで、単位はdB。 一応、質問者の方のMTRの、Sens、Attack、Levelは、上のそれぞれ機能が該当するパラメータに対応すると思います。 また、コンプは深く掛けると音質も少々変化する場合が多いので、そのような音質変化の補正用として HiEQ=高域のイコライザ LoEQ=低域のイコライザ (まぁ、簡単に言えば高域と低域のトーンコントロールでしょうかねぇ)を設けてあるということだと思います。 問題はTrimで、これが私にも正体がイマイチわからない。 RETIOっぽい気はするんですけどね。 各パラメータのもうちょっと具体的な説明や、推奨的な設定などは、WEB上でも検索したら見つかりますが、個人的にお薦めなのは http://www.soundhouse.co.jp/download/sonota/comp.pdf これなんかどうかなと。 ちょっとわかりにくいところもありますが、後ろの方に推奨設定的な記事もあります。 ただ、前述のとおり、コンプはそれ自体が音のバラツキを揃える機能があるんじゃないんです。コンプ自身は、あくまでも「ある一定のレベルより大きい音を小さくする」という機能しか有りません。 また、あまり強力にコンプをかけすぎると、音色が大きく変化してしまいます。 だから、「十分に大きな音」と「もっと大きな音」が連続するような場合には、それらを概ね揃った音量にすることはできるのですが、「おおきな音」と「十分な大きさのない音」の場合は、極端な話「音色が崩れるほどコンプを掛けすぎ」ないと、ちっとも音量のバラツキは解消しないということは、よくあります。 音色が崩壊するほどかけてしまうと、特に肉声の場合は目も当てられないですよね。 特に肉声の場合は、コンプが効かないというよりも、肉声のレベル変動が大きすぎてコンプごときでは調整しきれないというケースは多いです。そういう場合は、もっと歌を高いレベルで集音する必要がありますし、そのためには歌い手の声量自体をアップしなきゃならないことも、素人シーンでは結構多いですね。 ということで、できたらMTRの情報をお待ちしておきます。

knight0123
質問者

お礼

MTRはコルグ製のなんとかって言ったと思います。 Trimはよくわかりませんでしたが、そのほかのパラメータがわかっただけでも十分です。本当に助かりました。

その他の回答 (1)

回答No.1

Sens:質問者様の認識で合っていると思います。 Attack:正確には「Attack Time」ということかと。 Sensで設定した一定レベル以上の音量入力後、コンプがかかり始めるまでの時間を設定する。 例えば、 Sensを低く設定(小さい音量でもコンプがかかる)にした場合で、 Attack Timeが短いと、常にガチガチにコンプがかかり、抑揚感の無い印象になる。 Attack Timeが長いと、例えばスネアなど短い音は、コンプがかかる前に音が終わってしまうけど、 連打してるため次のスネアの音はアタマっかららコンプがかかっている、、 なんて事態になったりして、コンプのかかりがバラついて、キモチワルイ感じの音楽になる可能性がある。 音量がばらついてるとの事ですが、 SensとAttackの設定の兼ね合いでは、音量がばらつくことはありうるかと。 Trim:ちょっと分かりません。”微調整”というニュアンスで解釈してはどうでしょうか。この場合、大きく値を変更するツマミ(「Value」とか?)なんかがあって、その隣にTrimがあるのではないかと。。 いずれにしても、値を調整するとこなはずです。 HiEQ:イコライザーのHiでしょぉ。高音域を補正します。 LoEQ:イコライザーのLoでしょぉ。低音域を補正します。 どちらもコンプ通過後の音色補正に使うようになっているかと思います。 Level:レベル。。。どこに「Level」があるかによって意味がかわるかと。 「音量」の場合、大抵は「Input Level」「Output Level」があって、 「Input Level」はコンプに入力する音量レベルで、 小さ過ぎると、「Sens」の設定に反応しないかもしれません。 大き過ぎると、「Sens」の設定に反応しすぎるかもしれません。 「Output Level」は次の音響機器というか、次のセクション(アンプとか、ミキサーインプットとか)へ送り出す音量レベルかと。 どちらの製品のMTRか分かりませんが、 MTRに内蔵のコンプも、単体ハードコンプも、基本機能はほとんど一緒と思って間違いないので、 (ただしかかり具合というか音の印象は千差万別なものです…) ネットや音楽雑誌等でコンプの機能について調べてみてはいかがでしょうか。 奥が深いエフェクトなので難しいですけど、頑張って下さい。 よけいな事書きますが、 特に音楽用でしたら、「声量を一定にするためにコンプをかける」は、あまりお薦めではないですよん。 AMラジオのFEN(810kHzでやってる英語の放送)は、コンプをガチガチにかけた音ですけど、 あんなかんじに、抑揚の無い感じになるかもしれません。 人間の声は音量がばらつくものですが、プロの訓練を積んだアナウンサーや声優や歌手は、 声量のバラツキを(顔とマイクとの距離とかも含めて)うま~くコントロールして喋ってます。 また上手いドラマーさんも、音量のツブが揃っていて、一定に叩いてくれるものです。 では!

knight0123
質問者

お礼

大変遅れて申し訳ありませんでした。 あまりかけすぎると抑揚がなくなってしまうんですね… 最終的にはコンプにたよらず歌い手の技術を向上した方が よいということですね。ありがとうございました。

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