ANo.2です。
以前、臥体の良いお坊さんに合った事が有ります。只、普通と違ってるのは袈裟の端々から体に書かれた絵が覗いてる事です。
何でも子供のからヤンチャで中学生の頃からヤクザを遣ってたそうです。成人を迎え25歳になる頃には○○組会系の幹部に抜擢され組も1つ任されてたそうです。若い頃は大分短期な性格で敵対する組員を拉致るなんてのは日常茶飯時で、粋がった相手には【えんこづめ】なんかも遣ってたようです。虚勢を張ってる連中は1本落とせばすぐに侘びを入れて来るそうですが、中には気合の入ったのも居て3.4本落としても一言も喋らないタイプも居たそうです。過去に何十本も落としたとか言ってましたね、其の内何本かは自分の指みたいですけど。
そんな事ばかり遣ってたんで、順風満帆に思えた彼の人生にも転機が訪れます。30代後半に10年の懲役を喰らってしまいます。以前も何度か同じような経験がありトータルで20年以上の刑務所暮らししていました。40代になり『今まで何を遣ってたんだろう』と後悔の念に駆られたそうで、当初は自殺なども考えたそうですが、紆余曲折あり仏門の道に進まれたそうです。
その宗派にはその人の他にも何人か居るようです。
蛇足になりますが、そのお坊さんの名前が面白いんですよ。個人情報に為りますので書くことが出来ないのが残念なんですが、何て言いますが名前が当て字なんですよ、しかも暴走族が好みそうな漢字が使われてたりして。とっても面白いお坊さんでしたけど。