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SHM-CDについて教えてください。
SHM-CDというCDがあり、良質の素材を使っているので音質が良いそうです。 私の知識によれば、CDはデジタルであり、音質の劣化はないはずです。仮に素材や傷などが原因でデータの読み込みにエラーがあったとしても誤り訂正技術により補正されるので、原音が忠実に再生されるものと思っていました。本当にSHM-CDで音質が良くなるとすればどういう理由によるものでしょうか。普通のCDでは正しい信号処理が行われていないのでしょうか。 SHM-CD→http://event.media.yahoo.co.jp/nikkeibp/20080528-00000000-nkbp-bus_all.html?p=1
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元プロのレコーディングエンジニアで1980年代のアナログから デジタルへの変遷も身を持って経験した立場からお話させて頂きます。 質問者の方の年齢はお幾つぐらいですか。私は47歳です。 何故この様な事を聞くかと言うとアナログで育った世代とデジタルで 育った世代では音の感じ方も違うので聞いて見たいのです。 >CDはデジタルであり、音質の劣化はないはずです。 これは嘘ですね。音質は劣化と言うか変化します。 試しにデジタルで普通にコピーを30回くらいして見たとします。 元の音源と30回コピーの音源は音が変化します。 >誤り訂正技術により補正される これが嘘の始まりです。 先ほどの例で元の音源と30回コピーの音源では耳で聞くと明らかに 音が変わりますが波形で見ると同じなんです。 誤り訂正技術というのは波形を変わらないようにするだけですので 実際の音は明らかに変わります。 デジタルでは音質は劣化しないと言うよりは波形は劣化しないと 言った方が正しいかな。 SHM-CDに限らず今までに純金CDとかK2とか色々な高音質を目指したCDが 出ましたが、全部一致しているのは成るべく誤り訂正技術を 利用しないで済むようにデータを出来るだけ忠実に伝える努力を している事だと思います。 以上、ご参考までに。
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- indozin
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AudioCDの規格であるCD-DAは策定された時期が古くエラー訂正機能が弱い規格です。 よって訂正しきれないエラーが出てくると音が飛んだり音質に影響を与えることがあります。 また時間軸上の記録信号のブレの幅、一般的にジッターと呼ばれる値が高くなるとこちらも音質に影響を与えることがあります。 ただ、音質の変化は再生環境に依存しますので同じディスクでも同じ再現性を持っているわけではありません。 信号処理は正確なのですが、信号がバッファに送られDAコンバーターを経由する過程で電気的ノイズやジッターの影響を受けることがあります。 SHM-CDが音質に与える影響として考えられる要素は、プレス精度の高さ、反射率のよさが挙げられますが、私も聞いたことがないのでよくわからないのが本音です。
お礼
回答ありがとうございます。 回答をいただいた後、Wikipedia があるのを思い出し、調べてみました。 CDのデータは完全に誤り訂正が行われている訳では ないのですね。それなら納得です。 それにしても、極端な汚れや傷がある場合は多少の劣化はやむおえないにしても、 素材を変えただけで音質が変化するというのは「かなりお粗末」という感じがします。
お礼
回答ありがとうございます。 私の年齢は67歳です。定年まではアナログの映像機器の設計をやっていました。 特にオーディオに関心がある訳でもなく、CDの音質の違いが聞き分けられるような 感覚もありません。デジタルもあまり詳しくはありませんが、技術的な興味から質問 させて頂きました。 回答をいただいた後、Wikipedia があるのを思い出し、調べてみました。 CDのデータは完全に誤り訂正が行われている訳では ないのですね。それなら納得です。 それにしても、極端な汚れや傷がある場合は多少の劣化はやむおえないにしても、 素材を変えただけで音質が変化するというのは「かなりお粗末」という感じがします。