要素の一つとして大きな部分は占めますね。
では自尊心などなしで生きていけば人生つらくないかと言えば、それは無理ですね。人に意識がある以上自尊心なしと言うことが不可能と思えばいいでしょう。大脳を外してしまえば可能ですが無理ですよね。
本題に帰れば、それは育ちと環境が大部分を占めますね。逆に現代は食うに困らず、重い病気も未然に防げるようになったから精神的に弱くなったとも言えます。幼少時に大脳に何を刻まれたかでしょう。
食べるに困る地域ですら暴動があるのですから、どんな状態でも人は自尊心を持っています。精神的にどんな状態になっても体があればなんとかなると考えるだけの粘りを植え付けられていないと、悲しいかな日本は自尊心ばかり膨らみかねない環境ですから、わずかな事で人生の進退きわまってしまう人は結構多いのではないかと思いますね。
あなたの考えは正論ではあると思います。が、正論だけで世の中構成されているわけではありません。その考えでは、知らないタイミングで自殺志願者が相談した時におそらく突き放してしまうでしょう。そういう考えの人がなぜそういう考えに至るのかのプロセスを探ることによってあなたが質問したような人(つまり、わずかな事で自尊心が傷ついて自殺に至るようなことをしない人)がわずかずつ増えていくのだろうと思います。そう考えるのならば、自殺者はどういった考えでそういった行動をするのかを考え出し、その行動を理解して下さい。理解した後にあなたがどういった行動を起こすかですね。