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中国が日本の古紙を集める理由

日本の古紙を、中国が大量に買い入れているようです。 一方、日本の製紙業界は、再生紙と偽ってまでパルプを使って紙を作っていました。 ここで疑問なのですが、なぜ中国は再生紙を作るのでしょうか?かれらは環境に興味がないので、日本の製紙業界と同じ状況なら、古紙など原料にせず、パルプからぴかぴかの紙を作ると思います。 日本の製紙業と、中国の製紙業で何か状況が違うのでしょうか? それとも中国で再生紙が、何か評価を受けるのでしょうか?

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  • tanuki4u
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回答No.2

必要とされる紙の原料のレベルと、必要とされる紙の量のかねあいです。 日本では回収された古紙の市場成長が小さく、中国は成長が大きい。 再生紙需要は、トイレットペーパー、段ボール、白板紙など、基本的には、単価の安い紙として使われます。 考えてみれば当たり前で、一度使った紙なのですから、高級なものには使えません。 ※ ここで高級とは、紙に含まれる繊維の長さくらいに理解してください。原材料のなかの繊維が長いものが、一般に高級紙です。 で、簡単に言うと、紙製品には 二つあると理解すると分かりやすい 生原料 → パルプ(これは、均質) → 高級紙製品 高級紙製品 → 二次パルプ(古紙から作る) → 二次紙製品 と大きな流れになります。 日本のグリーン購入法は、二次製品しか作れない原料から、高級紙製品が出来るという、ちょっと前提を間違っている理解で法律が作られています。 ※ 私の父親は昔紙会社に勤めていましたが、年賀状問題の時「出来ないことを、しようとさせるのがおかしい」と、いうてました。 トイレットペーパーや段ボール 日本におけるトイレットペーパーの消費量は、四年間で5.8%程度の成長 http://www.gpn.jp/select/guidlines/eisei2.html 日本における段ボールの生産量(=消費量)これは、この10年頭打ちです。 http://zendanren.or.jp/index5.html 古紙の回収が進んでも、日本国内では裁けないわけですが、中国は市場が拡大している。 ※ データはありませんが、少なくとも段ボールの消費量は輸送量に比例すると考えられますから http://www.chinapress.jp/pd/9501/ 年間 10%近い成長です。

jkpawapuro
質問者

お礼

出来ないことを、しようとさせるのがおかしい これについては異論があります。手間隙コストをかければ、ある程度解決できます。たとえば、上質紙の古紙ばかり集めれば、二次パルプの質もあげられるでしょう。それがエコロジカルかといえば違うと思いますが。 そして偽装をせず、みながその条件ではは作れませんとすれば、こんな制度すぐなくなったはずです。 おかしな制度かもしれませんが、だから騙してもよいというのはありえません。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • zorro
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回答No.1
jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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