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アコギ録音における2本のマイク使用方法と必要な機材について
- アコースティックギター録音に2本のマイク(コンデンサーマイクとダイナミックマイク)を使用する方法について解説します。
- 2本のマイクを使用して録音することで、アコギの音質を更に向上させることができます。
- 必要な機材としては、マイクプリアンプやオーディオインターフェースが必要です。音質にこだわりながら、2本のマイクを1本のラインに取り込む方法をご紹介します。
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- kenta58e2
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ギター録音には、少しばかり心得のある者です。 まず最初に辛口ですいませんが、 >2本使うとさらに音がよくなるのでは?という期待 は、完全に幻想です。 2本録りは、やってみりゃイヤでもわかりますが、かなり難しいです。 録音時の音質的なバランスも難しいですし、「音の位相」という点にも若干なりとも知識が必要です。 ずはり、2チャンネル以上同時録音可能なMTR等を現場に持ち込んで、「録っては確認。マイク位置やレベルを調整、また録っては確認、また調整」を何回も繰り返さないと、パッと適当に録っただけで後でミックスした時に、位相ズレの音で収拾がつかなくなることもあります。 とはいうものの、コンデンサとダイナミックの2本録りでは、コンデンサのオフマイク録りで空気感のある繊細な音は、ダイナックマイクのオンマイク録りで低域に芯のあるパンチの効いた音を…というように、マイクの特性に合った音を録音して、後で「パンチが効いて空気感もある音」などを作り出せる(かもしれない)という利点は、確かにあります。 ただ、2チャンネル同時録音できるMTR等ではなく、Tascam DR-1をお使いという事なら、この場合は別途ミキサーを用意して、例えば (1)NT-1→TUBE MP→ミキサーのライン入力 (2)SM58→ミキサーのマイク入力 とし、例えば(1)はPANを右一杯、(2)はPANを左一杯として、ミキサーの出力から変換ケーブル等でDR-1のステレオライン入力に繋いで録音…というのが、私のお薦めです。 そうやって録ってきた音を、ステレオ音源ファイルとしてPCに取り込み、ソフトで左右2チャンネルを独立したモノラル音源トラックに変換。 (上の例では、NT-1の音が右、SM58の音が左になっている。これをNT-1とSM58の各モノラルトラックに分離) そのあと、ミキサーソフトで2つのトラックの音をうまく音量バランス調整して、1つのギター音として合成する…という手はずです。 この方法を使わないと、録音時に各マイク単体の音を調整しながら、最適なセッティングを探す作業をするのは難しいですね。 トラックの分離やミキシングをするソフトは、フリーでもよい物が色々あります。
お礼
kenta58e2さん。 複数のマイクを使用する場合、良い音で取れる最適なセッティングを探すという作業は専門的な知識に加えてかなりの難しさと根気を伴う作業のようですね。 それでも挑戦する場合はミキサーとPCのMTRソフトのような物を使うのですね。 難しそうです。 わかりやすい内容でよく理解できました。 丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。