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落語について
私の友人が、今月中に外国の人に、落語について説明することになったらしく、大変困った様子です。 インターネットなどで調べてもわからなかったそうなので、 どなたかお力をお貸しください。 説明しなければならない内容は、 1.落語はどういう時代にどうやって始まったのか 2.なぜ「落語」と呼ばれるのか 3.扇子や手ぬぐいでいろいろな道具を表すのはなぜか だそうです。 よろしくお願いします。
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こんばんは 以下のサイトが参考になると思います。 はっきりした歴史ではないけれど、成立は江戸期、語源は、「落としばなし」からだと言われています。 落語の歴史 http://www.jah.ne.jp/~ishikawa/rakugo01.html 「扇子や手ぬぐいでいろいろな道具をあらわすのはなぜか?」 と言われても困ると思いますが(そういう約束事なのですから)、 落語は言わばひとり芝居、それも歩き回ることもなくすわったまま何人もの人物の動作まで描き分ける話芸です。噺に出てくる道具には、箸、煙管、筆、徳利のようにどんどん変化します。船のかいとか、天秤棒のような大物もあります。 その道具を全部演者の前に置いて持ち分けるのはひどくうるさいと思いませんか? だれが始めたのかわかりませんけど、いろいろな道具が想像できて、懐に携帯できて軽い、さらに、多少は広げて形が変化できるものとして、扇子と手ぬぐいが定着していったのだと思います。 落語で使う小道具 http://www.kakaa.or.jp/~fukasawa/kodougu.htm を見ると、この二つでいかにいろいろな道具を表現しているかがわかります。 もちろん、観客の方も想像力は必要なわけで、演者のしぐさから、何をしているのかわからなくてはいけないわけです。こうやったら、歩いているんだな、とか酒を飲んでいるんだなとか。 高尚という言葉はまったく似合いませんが、高度な演技力、想像力が求められる話芸だと思います。 …でも、そんなこと考えもせずに楽しく見聞きしてますけど。
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- ymmasayan
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参考URLにいくつかでています。 2.最後に「おち:落ち」でしめるから落とし話、落語だと思います。 同じく落ちがあってすごく短いのは、小噺:こばなしです。 3、ルールが「座布団、扇子、手ぬぐい」です。 この単純な小道具でいかに本物らしく見せるかが芸術でしょう。
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- ten-kai
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○1について 小学館「国語大辞典」には、 「江戸初期の安楽庵策伝に始まるという。元禄時代に京都の露ノ五郎兵衛、江戸の鹿野武左衛門が話芸として確立し、天明年間江戸の烏亭焉馬(うていえんば)によって盛んとなり、三遊派・柳派の二派から多くの名人を輩出、幕末・明治初期に三遊亭円朝が出て江戸落語を集大成する。」 とあります。ただし、豊臣秀吉の御伽衆だった曾呂利新左衛門が祖ではないかというような説もあるようです。 ○2について 終わりに「落ち」がつく話だから、落語です。前述の「国語大辞典」には、落語の異称として「おとしばなし」とあります。 3は、残念ながら存じません。
お礼
回答ありがとうございました。さっそく友人に報告します!
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