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CP業界における専門学校卒と大卒の就職及び将来格差について
私の子供(男の子)が、来年の進学で、コンピューターの専門学校へ進学したいと希望しております。現在の高校が進学校ではないので大学進学には自信がないのと、また、現在、大学に入っても何をしたいのかわからないと思っているようです。 そこで、親としては、この世界がよくわかりませんので、この業界で活躍しているコンピューター技術者の方にお聞きします。 偏差値が最低レベルの大学であっても無理してでも出ていたほうが良いのか。それとも関係ないのでしょうか。 さらに、コンピューターの世界もいろいろの方面があるようで、学ぶとしたらどの方向がよいのかご助言をお願いします。
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CP業界というのがPC業界というような意味で質問していらっしゃるつもりで回答します。 10年ほど飯を食べさせていただいている者です。 断言いたしますが大卒・専門卒一切関係ありません。 どんな仕事でもそうですが一生の仕事とするためには、その仕事が好きであることが大事です。 特にこの業界の特徴は、伝統工芸のように時間的経験値だけでは、ダメな点です。 自分のスキルアップが世の中の進歩のスピードに追いつかないことも多々あります。そしてその者は、必ず淘汰されます。 お子さんが天才・秀才のたぐいなら既に教わらずとも幼少の頃からソフトウェアを作ってみたり、親から見れば変わった趣味として自然に土壌があるでしょう。 その場合は、期待してあげてください。 凡才でこれから学ぶというのなら残念ながら学校程度の授業では一流としてこれから大成することは、まずありません。既に遅いと申し上げておきます。 頂点の方の指示のもと、大量生産されたワーカーが分業でせっせとプロジェクトをこなしてゆきます。スキルが全ての世界です。 スキルが収入に直結します。ワーカーレベルの者に対しての収入は、高卒のサラリーマン並か低い場合がほとんどです。 この点を踏まえ、お子さんがこの世界に踏み込もうとするのであれば私からの助言といたしましては、これからオタクなほど好きになってくださいと、申し上げておきます。 また、別の形としてこの業界に関わる方法もあります。 それは、発注する側のお客として関わる方法です。例えば、ある工場のシステムを改善するためにコンピュータを用いるとき、そのシステムをどのようなものにしたいのかは、まずお客が日々の業務から考え、それを我々に発注します。我々は、これを基に仕様書をお客と作ってゆきます。 ですからどんな業界の団体であれ、業務を理解し、問題意識を持ち、改善してゆく意志を持った人が一番優秀な方なのです。 そのシステムが会社に役に立ち、ひいては社会に貢献することがITの持つ使命の一つです。 かなり抽象的な文となりましたが、 最後に勉強するならアルゴリズムが一番大事です。 アルゴリズムとは、簡単にいいますと目的達成までの手順を考える事です。その中にアイデアを入れることで革新的なものができる場合もあります。 ソフトウェア開発・ハードウェア開発全てにおいて基礎となる部分だと私は、思っております。普遍的なものです。
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 感想としては、すでに遅いのかなと思いました。 しかし、親がいっても自分が経験しなければ本人は納得しないと思います。 ここにいたって、結果を覚悟するのは、親なのだと考えてしまいました。