• ベストアンサー

電車下部からの音

1980年代製造までの電車に乗ると、停車時とかに電車の下部から 「カラカラカラカラ」とモーターか何かが動いている音が聞こえます (東急でいうと8500系とか)。あれは何の音なのでしょうか? 停車時以外でも音が鳴っているかもしれませんが、停車時には 結構音が目立ちますよね。最近製造された車両であれば、そんな 音はしないような気がしますが・・・。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

電車下部からの音の源は、主にコンプレッサー(空気圧縮機)の音です。 鉄道車両というのは、ブレーキをかける際にブレーキシリンダーに空気を送り込んだり、ドアの開閉を行ったり、台車の空気バネに使用したり、と圧縮空気を非常によく使います。 圧縮空気は普段は空気溜めと呼ばれる専用の高圧タンクに溜められてますが、ブレーキとかドア開閉で圧縮空気を使用することによってタンク内圧力が一定値以下になると、車両の床下に設置してある空気圧縮機が動作して、圧縮空気をタンクに追加供給しているのです。 床下からの音はこの空気圧縮機の動作音ですね。 空気圧縮機はモーターで圧縮機を動かしていて、その方式によってレシプロ式(ピストン式)、ロータリー式、スクリュー式など様々な形式がありますが、質問者さんが指摘したのはおそらくレシプロ式の空気圧縮機です。 レシプロ式の空気圧縮機は、No.3の方が回答されてるように、「ドコドコドコ」とか「バババ」という風に動作音に特徴があり、なおかつ音が大きめです。また、機種によって音が違う為、会社によって様々な動作音を聞くことが出来ます。 それに対し、ロータリー式、スクリュー式は「フイーン」といった電気掃除機のような連続音で、それほど特徴がなく音が多少小さめになります。 もっとも、最近は静音化が進んでレシプロ式の空気圧縮機でも動作音(と動作時の振動)は小さくなる傾向が見られます。なので、昔ほど音が聞こえないのですよ。 空気圧縮機は走行中でも動作することがありますが、停車中に動作することが多いです。 これは、停車する際のブレーキや停車直後のブレーキ用圧縮空気の再充填、ドアの開閉、乗降による空気バネの圧力調整など、停車した際に空気圧縮を使うことが非常に多いためです。 空気圧縮機は、電動車の床下に設置してあることが殆どですが、車両(会社)によっては先頭車両に設置してあったり、中間の付随車に設置してある例もあります。 気動車(ディーゼルカー)にも空気圧縮機はあって、エンジンからベルトで繋がれてその回転でピストンを動かしているのですが、駆動用エンジンの騒音が大きいので空気圧縮機の動作音は殆ど聞き取ることが出来ません。

taknaka
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございました。すっきりしました!

その他の回答 (5)

  • lolan333
  • ベストアンサー率18% (3/16)
回答No.6

1980年代まで製造の電車で「カラカラカラカラ」音なら抵抗制御装置内にある【パイロットモーター】の音かもしれません。 抵抗器やモーターのつなぎ方を変える為に必要な部品で、回転する時に 「カラカラカラカラ」と音がします。 発車する直前のタイミングならコレの音かもしれませんね。

回答No.4

 蛇足ですが、鉄道車両の自動空気ブレーキはトラックやバスのエアーブレーキとは異なり、ブレーキを作動させるものではなく、ブレーキを緩めるます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%A9%BA%E6%B0%97%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD http://ja.wikipedia.org/wiki/  編成が分離されたときに非常ブレーキが作動するフェールセーフが採用されています。

noname#132927
noname#132927
回答No.3

たぶん、コンプレッサーですね。 使用している機種により、かなり音が異なります。 西武が旧型に当時使用していたAK-3や、東武の8000系の中でも古いものでは、「ポッコン、ポッコン」みたいな音になりますし、HB2000CBと言う機械だと、「ババババババババ・・・・」というような音になります。 ブレーキ用のエアーや、ドア開閉用のエアーが不足してくると動作します。 空気圧搾を行なうとどうしても冷えるため、内部に水分がたまります。時々たまった水分を抜くので、「プシューッ」というような音がすることもあります。 最近のものは静音型です。形も場合によっては四角い他の機械と同じ格好をしていますので、見ても判らない場合がありますね。 それと、最近の車両は、ブレーキは電力回生ブレーキと言ったモーターを利用したブレーキを主体に使用し、空気を使う電磁直通ブレーキなどは、停車寸前だけしか使いません(モーターのない車両は空気ブレーキをつかうものも多くありますが)。 ドアエンジンも、空気ではなく電気式も出てきました。空気を使うケースが減ると、コンプレッサーの動作する回数も減ります。

taknaka
質問者

お礼

水分の「ぷしゅー」っていうのもコンプレッサーが関連していたのですね。あり後うございました。

  • PeachMan
  • ベストアンサー率31% (775/2476)
回答No.2

自動ドアは空気圧を使いますが、その圧縮空気を溜めているボンベの圧力が一定数値より下がればコンプレッサが働いて規定値まで充填します。 そのときの音ではないでしょうか。

  • dod1972
  • ベストアンサー率43% (2842/6576)
回答No.1

空気を圧縮する、コンプレッサーの音です。自動ドアの開閉(最近の車両は、開閉は電動モーターだが、昔のは圧縮空気)とか、空気ブレーキに送り込む空気を圧縮する機械の音です。 http://homepage1.nifty.com/tadahiko/GIMON/QA/QA530.HTML なにも、列車だけでなく、車屋とかに置いてる、自動空気入れのコンプレッサーも、同じような音がします。

taknaka
質問者

お礼

回答ありがとうございました。