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妹が摂食障害&睡眠障害。薬が効かなくなりました。
妹が摂食障害と睡眠障害で服薬中です。 一時期過食嘔吐がだいぶおさまってきていたようですが、最近またひどくなっているそうです。 ルボックスを150mg服用しているのですが・・・。 普通は1日150mgがMaxですが、300mgまで増やせる場合もあると先生が言っていたらしく、そこまで増やしたいと言っています。 摂食障害が原因で抑うつ状態でもあります。 睡眠障害も一時期よく眠れるようになったのに、またひどくなってきているようです。 なかなか寝付けず、寝てもすぐ目が覚めてしまうらしいのです。 夜になると変なことを考えてしまうため、昼間なら寝られるそうですが。 抑うつ状態のため、外出する気も起こらず、ほとんどしていません。 そこまで薬を飲んでも効かないものなのでしょうか。 薬に頼っているだけで良いのでしょうか。 カウンセリングにも通おうとしているのですが、近所でいい病院が見つかりません。 体力的に遠くには行けません。 薬を毎週のように増やしたり変えたりしていて、薬にも慣れない状態でずっと家にいるので、たまに外出すると2時間でもぐったりしてしまうそうです。 本当に治るのか私も不安です。 ルボックスを150mg服用していても効かなかった方、どのように克服されましたか? 服薬以外に心がけていたことなどありましたら教えていただけますでしょうか。 薬を飲んで家にこもっているだけの妹の様子を聞いていると、どうにか治る方法がないだろうかと考えてしまう毎日です。 母もこのまま薬を変えたり増やして行くだけで治るのか不安のようです。 高校生の頃デブと言われたトラウマがいまでも消えず、太ってはいけないと思うらしいのですが、どうしたらこのトラウマが消えるのでしょうか。 焦ってはいけないとわかっていますが、そんな状態の妹のことを考えると辛いです。 妹は休職中、働いている彼と同棲中です。 母との同居は妹は望んでいません。 私(姉)は既婚、2歳の息子がいて、妹の家とは2駅離れている程度の距離です。
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躁うつ病の者です。 ルボックスのような抗うつ剤には、即効性はありません。まっとうな精神科医であれば、ものごとは3か月単位で考えます。どんなに副作用がきつくても、2週間は我慢して欲しいというのが、普通の医師の考え方です。あまりに副作用がきつく我慢できないようであれば、他の抗うつ剤でやり直しです。そもそも、抗うつ剤の成功率は60%くらいしかないので、2種類、3種類と抗うつ剤を変えていく人は普通にいます。私の場合、現在飲んでいるのは、4種類目です。確かにこれは効いており、いい感じです。 しかしながら、不眠は別の話です。2日連続で全く眠れず完全な徹夜になってしまったら、即刻、睡眠薬などのバランスを変える必要があります。昨今の睡眠薬は5年とかの長期間で使わない限り、耐性はできません。不眠がひどいようであれば、素直に睡眠薬をアップグレードするのが王道ですし、興奮状態が続いていて寝付けないという人には、本来は統合失調症の治療薬であるメージャートランキライザーというタイプの薬を投与し、興奮状態を無理やり静めこんで眠らせるというテクニックも存在します。ただし、昼夜が逆転している人には睡眠薬は効きません。睡眠薬を変える前提として、出来る限り、生活リズムを一定に保つよう、心がける必要があります。 ルボックスは製薬会社の公式文書によれは、1日の上限は150mgであるとされており、それを2倍にまで増やすという話には、少なからず驚きました。私はルボックスを飲んだことはありませんが、製薬会社のガイドラインを無視して2倍も出すということが果たしてどのような結果を生むか、想像もつきません。治療法として、医療現場で実績がある投薬ならよいのですが、副作用がきつくなる可能性は非常に大きいでしょう。ルボックスを2倍にした場合、3か月たっても効果が出ないようであれば、素直に他の薬にしたほうが良いでしょう。 抗うつ剤には様々な副作用があるのですが、通常用量の2倍ものルボックス服用によって、セロトニン症候群や悪性症候群という危険な状態が発生していると判断したら、即刻、薬を止めなければなりません。これらの重篤な副作用は、他の脳神経系の薬剤でも発生することがありますが、発生率は低いものの、非常に危険なものです。何しろ、死人が出るほどの副作用なのです。製薬会社の公式文書から、コピペします。 セロトニン症候群 セロトニン症候群(頻度不明)があらわれることがあるので、錯乱、発熱、ミオクロヌス、振戦、協調異常、発汗等の副作用が発現した場合は投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。なお、セロトニン作用薬との併用において、昏睡状態となり、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。 悪性症候群 向精神薬(抗精神病薬、抗うつ薬等)との併用により、悪性症候群(頻度不明)があらわれることがあるので、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。 危ないと思ったら、薬を止め、体を冷やし、水を飲まないと死にます。 ちなみに私の場合、トフラニールという抗うつ剤を使っていた時のことですが、この薬の限界用量は、製薬会社の公式発表では、300mg/1日です。しかし、私の主治医は150mgを十分量としていました。1度はトフラニールが効いてうつ状態が治ったのですが、減薬に失敗してうつが再発、別の薬にするかどうするかという議論をした際、主治医はこう言っています。「製薬会社は300mgが上限だと言っていますが、私は225mgを上限だと考えています」。とりあえず、トフラニールを225mgまで増やしたのですが、常に胃酸がのど元まで上がっているような感覚があり、胃が痛くなりました。主治医に訴えたところ、「自分もトフラニールを225mgまで出すのは久しぶりだったのですが、胃に来ましたか。この薬は、粘膜を荒らす傾向があるのです」とのこと。即刻、トフラニールをやめ、最強の経口型抗うつ剤とよばれるトリプタノールに変えました。この薬も、トフラニールと同じで、製薬会社は300mgまで増量可能としていますが、現在、150mgしか飲んでおらず十分に効いており、しかも、150mgでも胃が痛くなるほど強烈です。 医師の処方が、あまりにコロコロ変わるようであり、ルボックスを製薬会社のガイドラインを大きく超えて使うのであれば、患者としても、ある程度の知識を持っておいたほうがよいでしょうし、場合によっては、病院を変えたほうがよいかもしれません。インターネット上の情報にはガセが多いという問題がありますが、薬品名と薬物動態という言葉でGoogle検索を行うと、かなりの確度で、製薬会社の正式情報である「添付文書」が見つかります。 幸いなことに、ルボックスは抗うつ剤としては、弱い部類に入ります。抗うつ剤の進化の歴史は、効力を強めることではなく、副作用を低めることだったからです。旧世代型の抗うつ剤は、副作用はきつくても、効果も強いものです。例えば、上記のトフラニールは、世界最古の抗うつ剤です。ルボックスで治らなければ、いくらでも選択肢は残っていると考えましょう。トフラニールが未だに生き残っているのは、名薬だからです。映画や文学と同じで、名薬だから忘れられることがなく、生き残ってきたのです。 カウンセリングの効果については、私は懐疑的です。自分の苦しみの理由を、昔デブと言われたことのトラウマだと自覚しているのなら、カウンセリングを受けても、あまり意味が無いような気がします。無論、本人が気がつかなかった過去の心の傷を見つけてくれる効果があるかもしれませんが。しかし、問題はむしろ、抗うつ剤の副作用のひとつに、肥満があることを受け入れなければならないことだと思います。
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公立の精神病院は、近くにありませんか。あれば、カウンセリングを受けられると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 遅くなりまして申し訳ございません。 公立の精神病院はカウンセリングが受けられるのですね! 知りませんでした。 とりあえずは近所で見つけることができたので、様子を見てみたいと思います。 近所に公立の精神病院があるかどうかはわからないのですが、今のところが合わなそうなら、探してみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 遅くなりまして申し訳ございません。 そうですね、妹の精神科医も、3ヶ月単位で考えています。 副作用がきつくても2週間というのもわかってはいるのですが・・・。 薬の種類や量が頻繁に変わるので、副作用がずっと続いている状態になっています。 でも、種類をどんどん変えていくのは、やはり普通のことなのですね。 不眠のほうは2日連続でまったく眠れないということではないようです。 また、最近は少しずつ眠れるようになってきてるそうなので、合う薬が見つかったのかなと少し安心しています。 昼夜が逆転してしまうと薬は効かないのですね。 妹は逆転していませんが、昼なら寝られる(昼寝程度)けど、余計に夜眠れなくなるから寝ないと言っていたので、寝られるときにたっぷり寝たほうがストレスがたまらないんじゃない?と言ってしまったので教えてくださってありがとうございました。 ルボックスのほうはやはり怖いですよね・・・。 本当に増やすつもりなのかもう一度確認してみたいと思います。 いろいろな恐ろしい副作用があるのですね・・・。 私ももっと勉強しなければいけないと思いました。 ルボックスを増やすよりは別の薬に変えてみたほうがいいのかもしれませんね。 副作用がきついというのが、妹が我慢できるのか不安ですが・・・。 カウンセリングは、トラウマの原因がはっきりしていても、それを解決するためにも有効なのかなぁと思っていたのですが、そうではないのでしょうか。 太ってると思わないように考え方を導いてくれるのかなぁと思っていました・・・。 カウンセリングをしてくれる病院をようやく見つけたので、通いだしたばかりです。 ですので、少し様子を見てみようと思います。 ありがとうございました。