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レンズの違い。
一眼のレンズと、高性能デジカメのレンズの違いは、何になりますか?レンズの枚数のみですか?サイトがあれば、教えて下さい。
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製品におけるレンズのコストなどの問題以外の、根本的な問題を一つ。 【回折】の問題。 http://www.hicat.ne.jp/home/yasso/photo/diffraction.html http://cweb.canon.jp/ef/special/lens/dictionary/ka/index.html コンパクトデジタルカメラは撮像素子が小さいので、大口径レンズが作り易い利点がありまが、その利点は、そのまま欠点に直結します。 光に波動の性質がある以上、回折の問題は避ける事が出来ません。 実際に回折により画質が低下するかは、実際に光の通る穴(絞りの実直径)により決まります。 仮に、直径3ミリの穴を一眼レフのレンズに当てはめた時の最小絞りが「F16・F22・F32」だとします。 同じ直径3ミリの穴は、コンパクトデジタルカメラの場合、最小絞りが「F8・F11」程度になってしまいます。 コンパクトデジタルカメラは撮像素子が小さく、絞り込むことも出来ないので、ボケのコントロールが不得意です。 とくに、広角側では絶望的。
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- bardfish
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レンズの性能という点から考察してみましょう。 レンズには凹レンズと凸レンズがあるのはご存じですか?また、レンズを通る光の屈折率は必ずしも一緒ではないと言うことも知っておいてください。虹は何故七色になるか、太陽の光が空気中の水滴を通るとプリズム効果で白い光は青から赤へ光が分かれます。カメラのレンズはこのようになってはまずいので全ての色の焦点位置を同じにしなくてはいけません(これを色収差という)。レンズの中心ではこのズレはありませんが周辺に行くほど大きくなります。これを抑えるために非球面レンズというモノを使用したり低分散レンズ・異常低分散レンズ(EDレンズともいい、キヤノンでは蛍石という特殊素材も使用します)というモノを使用します。 また、歪曲収差という特性もあり何も補正しないと魚眼レンズのような特殊な写りになってしまうので歪曲しないよう補正レンズも組み込まれています。歪曲収差は焦点距離が短いほど顕著になります。 今ではこれら補正系をコンピュータでシュミレートしてレンズ設計をしますが、昔は試作を繰り返してレンズを作っていました。その労力は莫大なモノで各種収差を抑えた高性能レンズの価格には財産価値があるほど。 レンズ一体型の高性能デジカメでも10万円を超えるモノは希。対して一眼レフのレンズはレンズだけで10万円以上するのはザラ。 コンデジのレンズを一眼レフのレンズと同じクオリティでレンズを作ると誰も買ってもらえないためコンピューターのみで設計したり、材質を安くしかも加工しやすいプラスチックを使用するなどしてコストを抑えています。 最近では液体レンズというモノもあり、携帯電話のカメラなどの小型デジカメの分野で期待されているデバイスのひとつです。 液体レンズというのは、特殊な液体に電圧をかけることにより厚みを変化させるというモノ。 これらの情報は雑誌や情報サイトをマメにチェックしていれば得られる情報であり特別なモノではありません。 色々と知りたければキヤノンから出ている「EF Lens Works」という本を買って読んでください。基本的にはキヤノンのレンズカタログですが後半の半分は「レンズテクノロジー」の解説です。価格は2.5千円くらい。ヨドバシカメラなどのカメラ屋に注文すれば入手できます。
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有難う御座いました。
- 080426
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レンズには画質に悪影響を与える収差があります。全ての収差について説明できませんが、そのひとつに、波長の違いによりピントを合わせてもピント面に像を結ばないというものがあります。収差のせいでシャープ感がなくなったり、色にじみなどが起こります。非球面レンズや、屈折率の違うレンズを組み合わせているのはこの収差を補正するためです。 また、ビルの窓ガラスに太陽光が当たって光っているのを見たことがあると思いますが、光はレンズ面で反射するものと、通過するものがあります。一枚目のレンズで通過した光は二枚目で同様なことが起こります。このとき反射した光は画質に悪影響を与えます。三枚目以降も同様です。高級レンズやボディーは反射防止対策が十分に行われていますが、コンデジなどは費用の関係で十分な対策が行えず、逆光での撮影では画質が低下します。 レンズの違いとは、価格の関係で上述の対策をどこまで行っているかの違いです。もちろんメーカーの技術力の差も関係あります。
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- Sasakik
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「一眼のレンズ」っていうのもピンキリだし、高性能デジカメってのが何を意味しているのサッパリ判らないので、「違い」と言われても比較のしようがないんだけどねぇ。ですから、サイトの紹介も出来ません。 まず、「高性能=多機能」と言うつもりであれば、多機能コンパクトで高品質レンズを採用しているカメラは無いと言っていいでしょうね。S社のCZ、P社のL・・・どちらもハイエンドモデルを除いて、バッジだけのブランドに成り下がっていて本質が伴っていないので比較の対象にはなり得ません。 デジ一とハイエンドコンパクトで比較しても、まず、口径が違う:光を捉えるモノなので、大口径が有利。 そのほかに レンズの素材:一眼用には蛍光レンズなど上質なレンズ使用の有無。使用枚数の違い(一眼用の方が多枚数を採用しているモノがある) 内部処理の違い:一眼用はレンズ内部の処理に手間がかかっていて、高品質な内部乱反射防止処理がされているモノがある レンズ構成の違い:筐体が大きい分、余裕があり、レンズ構成(個々のレンズや群)の配置を適切な設計に出来る などなど、一眼用のメリットは沢山あります。 デメリットは 大きい・重い 高い くらいかな。 あと、コンパクトの高倍率ズームは、手ブレなど犠牲になる部分も多く(本来、手ブレ補正機能を前提にすることは邪道です)多機能でも高級でもありません。
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- nachiguro
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質問の意図がよく読み取れないのですが、簡単に言うと高性能と言えどコンデジと一眼レフの違いを簡単に言えば ・コンデジ→ビデオカメラの様に電子で画像を流しながらその一部分をシャッターで切り取る ・一眼レフ→昔ながらの銀塩写真同様の手法を取り入れている。(但しライブビューは除く) と考えております。 レンズ自体で考えると確かに一眼レフはそれなりに造りこまれているものがあるのは事実です。 あと、リンクを貼っておきますのでご参考にして下さい。 http://dejikame.jp/tigai2.html http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/dejicame/dejicame_top.html
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有難う御座いました。
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有難う御座いました。