tenntenn01さん こんばんは
#3さんが示したHPを見ても、多分「センサーの大きさの違いは解ったけど だから何なの???」と思っているかもしれませんね。
これは「1画素の大きさ」と言う問題に関係があるんです。ソニーのR1を除くコンパクトデジカメでの最大のセンサーサイズである2/3型センサーは、デジタル一眼レフで最小サイズの4/3型の1/4の大きさしかないんです。つまり同じ画素数機だったら、1画素の大きさは「2/3型<<4/3型」となります。
では2/3型センサーと4/3型センサーで1画素の大きさを同じにするためには、例えば2/3型センサーが200万画素・4/3型センサーが800万画素だったら同じ大きさになります。今時携帯内蔵のデジカメでさえ400万画素だの500万画素だのと言っている時代で、L版位しかプリント出来ない200万画素のデジカメが売れるとは思えません。と言う事を考えると、1画素の大きさは小さくなる傾向が有ります。
上記で「1画素の大きさ」とひつこく言っていますが、いったい「1画素の大きさ」とは何なのでしょうか???「1画素の大きさ」とは「1画素が拾う光情報量」を現しています。光情報量が多ければ多い程、被写体に忠実な発色・高感度撮影をしてもノイズが少ない高画質な画像を作る事が可能になります。どんなに高性能なレンズや映像エンジンを使ったデジカメであっても、光信号を情報化する入り口のセンサーの性能がチープでは高画質を望む事は不可能ですよね。したがって高画質を望むならより1画素の大きな機種を選ぶ事になります。
現在販売しているデジカメは、コンパクトデジカメでは2/3型なんて大型センサーを搭載している機種は製造されてなく、多くはもっと小さいセンサーサイズの機種です。デジタル一眼レフでは、オリンパスとパナソニック以外4/3型センサーを搭載された機種を製造されておらず、他社はAPSサイズ以上の大きさの機種なんです。したがって1画素の大きさは2/3型と4/3型センサーで示した例より差が大きいのが事実です。したがって価格で選ぶのがコンパクトデジカメ・高画質を求めて選ぶのがデジタル一眼レフと言う事になります。
tenntenn01さんが言われる高性能デジカメとはどの機種の事を言われているか解りませんが、多分多機能なコンパクトデジカメの事を言われているんだろうと想像します。だとしたら、カメラとしての機能的な差は有ってもセンサーサイズ的にはコンパクトデジカメとは何ら変わりが有りません。
したがって1画素の大きさから言える画質を言うと、「コンパクトデジカメ=高性能デジカメ<<<<デジタル一眼レフ」と考えると解り易いと思います。
この点が一番の違いだと私は考えています。
お礼
有難う御座いました。