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ホームラン妨害について
2008年5月7日 東京ドーム 巨人対阪神 7回 巨人の攻撃 ラミレスのレフトスタンドインする打球を 黄色いシャツを着た阪神ファンと思しき男性が 手で叩き落し、2塁打と判定されていました。 野球に詳しい方、ルール上の解説をお願いします。
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- g_m_
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「類似」の例として、10数年前、あの新庄が阪神に在籍中に打った、飛距離、角度とも完璧にホームラン性のボールを、よりによって阪神応援団の振る応援旗によって、はたき落とされてしまい、2塁打とされたことがあります。 敵味方の差はあるとしても、前のが2塁打で今回のがホームランでは、「巨人偏重判定」と全国から批判を受けかねません。よって、渡辺会長が何を言おうと、今更ながらビデオ判定論が持ち上がろうと、今回の件は2塁打で正解です。
- dod1972
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#1ですが、ついでに書いておきますが、 東京ドームのフェンスが低くて、阪神のレフトが捕球を試みている最中に、ファンが明らかに妨害して捕球できず、フェンスに跳ね返った この場合、審判が、捕球妨害行為が明らかにあったと認定したら、打者はアウトになりますww (1~3塁にいた走者は、タッチアップで1つ進塁はさせてくれるかもしれませんが。) ※ただし、野手がフェンスより観客席側に身を乗り出したりダイビングしている場合は、捕球妨害行為は成立しません。
- dod1972
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公認野球規則 7.05 http://www5b.biglobe.ne.jp/~elcondor/dragons/rules/7_00.htm >> 7・05 次の場合、各走者(打者走者を含む)は、アウトにされるおそれなく進塁することができる。 (a) 本塁が与えられ得点が記録される場合 ― フェアボールがインフライトの状態でプレイングフィールドの外へ出て、しかも、各走者が正規に各塁に触れた場合。また、フェアボールがインフライトの状態で、明らかにプレイングフィールドの外へ出ただろうと審判員が判断したとき、野手がグラブ、帽子、その他着衣の一部を投げつけて、その進路を変えた場合。 【注一】 フェアの打球がインフライトの状態で、明らかにプレイングフィールドの外へ出ただろうと審判員が判断したとき、観衆や鳥などに触れた場合には、本塁が与えられる。 送球または インフライトの打球が、鳥に触れた場合は、ボールインプレイでありインフライトの状態は続く。しかし、プレイングフィールド上(地上)の鳥または動物に触れた場合は、ボールインプレイであるが、インフライトの状態でなくなる。また、投球が鳥に触れた場合は、ボールデッドとしてカウントしない。犬などがフェアの打球、送球または投球をくわえたりした場合には、ボールデッドとして審判員の判断によって処置する。 ここで、 >インフライトの状態で、明らかにプレイングフィールドの外へ出ただろうと審判員が判断したとき、観衆や鳥などに触れた場合には、本塁が与えられる。 観客が、あの体勢で触球し、フェンスに当たってフェアグラウンドに跳ね返ってるのは、”明らかに”プレイングフィールドの外へ(=柵越え)、とは解釈できません。 (これにはファンの心により、賛否両論あるだろうが、) どっちとも取れる状態=明らかではない。 だから、本塁までの進塁権が与えられることはありません。 で、野球規則3.16 http://www5b.biglobe.ne.jp/~elcondor/dragons/rules/3_00.htm >> 3・16 打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。 よって、前項7.05により、柵越えしたかどうか”明らかに”判断できない故、本塁までの進塁権が与えられなかった→その後、観客妨害によりボールデッド。 >もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断 妨害がなかった場合は、あの打球ではフェンス直撃で、3塁は行けなかったであろうが2塁は行けたであろうという観点で、2塁打としたのです。 これでよろしいかな? 今回の場合のポイントは、 ・打球が、妨害されていなかった場合、”明らかに”柵越えの打球であったかどうか ・明らかかどうか判然としない場合は、観客妨害の場合は、ボールデッドとし、妨害がなかった場合、どのようになってたかは審判の判断 です。 なお、これが、さわったのが鳥だったら、ボールデッドはありえず、鳥と当たったあとのボールのままプレー続行です。