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将来必ず起こる東海地震と浜岡原発について
以前裁判で東海地震が起きて最悪の原発事故が起きるとかいう話題がありましたが実際地震が起きたら浜岡原発はどうなるのでしょうか? 最悪のことも想定しておかないといけなのでしょうか? 昨日ふとこのことを思い出してとても不安になりました。
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原子力発電所の設計は、工学的に想定しうるあらゆる事象に対して機能を損なわないというだけでなく、工学的には想定できない仮想的な事態でも周辺環境に重大な影響を与えないように設計されています。 とは言え、事故の可能性をゼロにする「絶対的」安全性が保証されているわけではありません。自動車を例に取ると、事故による歩行者など外部の被害をゼロにするには車道を全てトンネルにすればよく、運転者の被害を防ぐには最高速度が20km/h程度しか出ないようにしておけば理論的には可能です。もちろん現実にはそんなことをすればとんでもなくコストがかかるので、ある程度の事故の可能性を許容して現実的な運用をしています。これはいわば「社会的」安全性と言えるものです。 大地震の結果原子炉の緊急停止に失敗してメルトダウンなどの重大な事故が起きる可能性はゼロではありませんが、例えるなら道を歩いていて空から降ってきた隕石に当たって死ぬくらいの、極めてゼロに近い可能性です。
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このあいだ新潟で起こった大地震のときに柏崎刈羽原子力発電所が外部にどのような影響を 与えたかがその答えとなるでしょう。 原子力発電所の設置許可を得るために必要な安全審査は、耐震性について想像以上に厳しい ものであり、安全審査指針で規制されているより遥かに堅固なものとなっています。 安全審査指針どおりに設計して良かったのであれば、柏崎刈羽原子力発電所はより大きな 損傷を免れず、外部へ放射線の影響が及んだかもしれません。 つまり、指針と比較すれば多分に過剰な設計であったことになります。 (このことにはメディアも、学者も殆ど触れていませんが・・・) 勿論、外部に影響がなかったので良かったのですが、あの地震発生を契機に指針が見直され 更に厳しい設計が要求されることになるのは必至です。 現実に起こる事象に備え持たせている裕度がこのように非常に大きいため、原子力発電所の 及ぼす放射線影響は心配しなくてもよいように思われます。
- anachronism
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中部電力がいろいろと資料を公開しています。 それから、今のところ浜岡原発が危険だという判決は出ておらず、むしろ耐震性に問題は無いという判決(仮処分請求の棄却)が出ています。 http://www.chuden.co.jp/torikumi/atom/index.html http://www.chuden.co.jp/torikumi/atom/trial/index.html まずは、この辺の資料を読んでみてから考えてみてください。
- y-konsan
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地震より地球温暖化が深刻です! 地震は、砂浜に作った落とし穴に例えられます。歩いていてどこにあるか、大きさも分からない。いつ落ち込むか分からない。それによって怪我をするか、時には死ぬかも知れない。しかし発生場所は限定的で、建物や構造物の修復も可能です。科学によって存在場所や発生しやすい場所は少しは予測でき、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図も発表されています。 http://www.jishin.go.jp/main/chousa/07_yosokuchizu/index.htm これに対して、地球温暖化は、大規模な津波に例えられます。じわじわやってきますので、あまり深刻に感じませんが、いつ来るか、規模も被害状況もほぼ解明されています。襲来してきたら、落とし穴も浜茶屋も海水浴客もすべて押し流して数百年以上回復することはできません。 現在、大気中CO2濃度は380ppmで65万年来の高濃度です。CO2濃度と連動している地球の平均気温は1900年比で0.7℃上昇しています。平均気温が+2℃を超えると気候、生態系、健康に地球規模に被害が拡大すると予測され、この限界のCO2濃度が475ppmだと言われています。しかし、今の状況では20~30年後にはこの濃度を突破する恐れがあり、今後の対応がカギだといわれる理由です。 国連機関のIPCCは第2次報告(1995年)以来、温暖化防止のために「直ちにCO2排出量を50~70%削減しなければならない」と言ってきましたが、その主張は現在も変わりません。EU各国や前安倍総理が2050年までに世界全体で半減と言っているのはこのためです。(日本は70%削減で検討) しかし、ガリレオ・ガリレがいくら地球が回っていると説明しても信じてもらえなかったように、石油の快楽に酔っている国民は野次をとばし、真摯に耳を傾けてくれないのが今の日本の状況です。 参考資料(少し古いが):http://www.eco-fukui.net/04infom/img/shindansho.pdf
- 植松 一三(@jf2kgu)
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地震に備えのために最悪を想定することは大事です仮に東海地震が起きて浜岡原発が壊れて放射能が大量に漏れたとすると半径50キロと偏西風の事を考えると伊豆半島伊豆諸島も放射能に備えなければならないと思いますただ東海地震が発生したら行政はそちらで手いっぱいで手が回らないと思いますただ避難範囲も風向きとか放射能漏れの量にもよりますのでとりあえず西か北に逃げる事を想定しておいて下さい