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ギターのチューニング(調律)について
アコースティックギターとクラシックギターとフォークギター のチューニングの仕方を教えてください。
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「エレキギター」が書いてないということは、エレキはチューニングが出来るということでしょうか? どの種類のギターも各弦の音の高さは共通で調弦方法は同じです。 エレキ用のチューナーがあるのなら、コルグから、アコースティックギターに使うチューニング用ピエゾマイクが発売されています。洗濯バサミのでかいのにマイクがセットされていて、これをギターのヘッドにはさみ、そこから出ているプラグをチューナーに突っ込めば、エレキと同じようにチューニングで来ます。楽器屋さんで1,500円くらいで売っています。 以下の写真で使い方が判ります。 http://www.korg.co.jp/Product/Tuner/CM-100/ エレキも、クラシックも、アコギもチューニング方法は同じです。レギュラーチューニングである限り、どのギターでも対応する各弦は同じ音です。
基本的に、ギターの標準的なチューニング(レギュラーチューニング)はギターの種類を問わず共通しています。ですので、ギターはレギュラーチューニングにあわせる限り、クラシックギターでもフォークギターでもエレキギターでも合わせる音程は同じです。 ギターのレギュラーチューニングは、6弦からE-A-D-G-B-Eに合わせます。 この時、5弦開放のAは標準的な音叉(A=440Hz)の2オクターブ下のAになり、5弦5フレットで得られるハーモニクスが音叉の音程と完全に一致します。 また、6弦開放のEと1弦開放のEとの間には2オクターブの開きがあります。 それと、6弦5fと5弦開放、5弦5fと4弦開放、4弦5fと3弦開放、3弦4fと2弦開放、2弦5fと1弦開放は、それぞれ同じ高さの同じ音が出ます。 ギターをレギュラーチューニングに合わせる時は、各弦の音程が上記のような関係になるようにペグを巻き上げていきます。 最もわかりやすいのは、ギター用のチューナーを使って合わせる方法でしょう。ギターチューナーには内蔵マイクがついているものが多く、アコースティックギターでも使用することができます。チューナーの使い方については、各チューナーの取扱説明書を参照するのが確実です。大抵の場合は、弦をはじいてチューナーに音を拾わせ、今合わせようとしている弦の音程に近い音と弦番号が表示されるまで弦を巻き上げていき、目的の弦の番号と音程が表示(6弦をあわせる場合なら、液晶画面に"6E"と表示されたり、6弦を示すLEDが点灯する等)されたら針を読んで、それが真ん中に来るように合わせます。 あるいは、音叉を基準として5弦開放の音を合わせ、5弦を基準として5弦開放と6弦5f、5弦5fと4弦開放、4弦5fと3弦開放、3弦4fと2弦開放、2弦5fと1弦開放という順に、各弦を合わせていく方法もあります。こちらは演奏者の耳が頼りの方法になります。 ギターの弦を巻き上げていく時は、基本的には下からジャストの音程にあわせるようにするのが良いでしょう。もし巻き上げすぎて目的の音程よりも高い音程になってしまったら、そこから下げる方向でジャストに合わせるのではなく、一度目的の音程よりも低くなるように緩めた上で、再度巻き上げなおすのが妥当です。そうしないと、ギアのかみ合わせと巻き戻りの関係で、チューニングが狂いやすくなることがあります。 また、弦の音程を聴く時は、弦をはじいた瞬間ではなく、音を伸ばして鳴りが安定したあたりを聞くのが良いでしょう。アタックの瞬間は音程が荒れやすいので、せわしなくピッキングをしながらチューニングをしたりするのはあまり望ましくありません。特にチューナーを使う場合などは、あまりピッキングをしすぎないように注意するのが良いでしょう。 あと、ギターのチューニングは、案外ふとしたことで狂いがちです。一度あわせたらその後はペグに触れない限り狂わないということにはなりません。気が付いた時には、こまめにチューニングを見直すのも良いでしょう。特に弦の張りはじめや、フレッシュなガット弦などはチューニングが変わりやすいので、注意が必要でしょう。 最後に蛇足になりますが、ギターの種類について、アコースティックギターというのは広い意味ではエレキギターとは違ってボディの共鳴で演奏時の実用的な音を作る伝統的な構造のギターの総称で、クラシックギターやフォークギターなどが含まれます。 クラシックギターは、広義のアコースティックギターの内、ガット弦と呼ばれる現在ではナイロン製の弦を張るタイプの、クラシックによく使用されるギターの種類になります。 アコースティックギターには他に金属の弦を張るタイプのものも多くあり、YAMAHAが発売したそちらのタイプのアコースティックギターのモデルの名前がフォークギターです。現在では、そのモデル名が金属弦のアコースティックギターを指す名称として使われるようになっていることもあります。 また、金属弦を張るタイプのアコースティックギターについては、ガットギターなどとは違って特に広まった総称がなく、ギターの種類を示す時に便宜的に狭義の意味で、金属弦のアコースティックギターを「アコースティックギター」「アコギ」などと称する風潮も最近では顕著です。 ただしいずれにしても、アコースティックギター・クラシックギター・フォークギターと呼ばれるギターに関しては、レギュラーチューニングは共通しており、チューニングの合わせ方も同じといえます。 参考になれば。長々と乱文失礼しました。
お礼
長い文章ありがとうございました>< すごい参考になりました!!
お礼
参考になりました>< ありがとうございますm(---)m