>ちなみに電池駆動としてGndが接地できない場合、どの程度のアースが必要になるのですか
説明資料を見ると
タッチスイッチは、大地との静電容量を検出していますので、電源が電池の場合は
+又は-側を大地に対し大きな容量を持ったもの(筺体等)に直接あるいは1,000pF 程度
のコンデンサを介して接続して下さい。
とあります。「大地」というのは、端子3の「GND」のことだと思います(本当のアースにつながなくても良い)。端子3と検出電極との間の静電容量の変化を捉えやすくするために、下図のように、検出端子の上側に穴の開いた導電板を置いて、導電板とGNDを直結するか、または1000pFのコンデンサを入れる といいのではないでしょうか。lunacava さんの言う「物体」とは、タッチセンサを仕込んだモノのことだと思いますが、これが大きくても、床から離れていても、下図のようにすれば、端子3と検出電極とを電気的に近づけることができます。
検出電極
導電板 ━┯━ ↓ ━━
│ ┌┸┐↓1 (Vcc)
│ │ ├┬──────── +
│ └┬┘0.1μF(パスコン) 電池
└- C ┴─┴──────── -
1000pF ↑3 (GND)
このままだと導電板がむき出しになるので、導電板全体に絶縁フィルムを貼ると良いでしょう。導電板の穴の大きさは実験してみて決めるしかないと思います。穴が小さすぎると、導電板と検出電極との間の静電容量が大きすぎて、指を置かなくても動作してしまいます。逆に穴が大きすぎると、指を置いても容量変化が小さすぎて動作しないかもしれません。上の図では、導電板は検出電極より高い位置にあるように描いていますが、これは作図の都合で、実際には同一平面上にあるように配置したほうがいいでしょう(感度が高すぎる場合は検出電極を下げてもいいですが)。
なお、タッチセンサの電源端子(1)とGND(3)との間には必ずパスコンを「最短経路」で入れてください(以前の質問者はこれで解決しました)。
お礼
またまた詳細な説明、さらに丁寧な対応ありがとうございます。 なるほど。やはり表面を多電極にする必要があるのですね。 赤外線のセンサの件はこれだ!と一瞬思ったのですが、物体自体を光らせたいため、赤外線センサとぶつかってしまいそうです。 あう゛~。 あとは圧力センサとかその他の方法でしょうか。 構造が複雑になってしまうのを懸念しています。 何度もすいません。 でもどうしても実現したいと思っている案なんです。