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聖火リレーは無事終了するのでしょうか?
聖火リレーの予定を見ると、6月19日にチベット自治区を 通ることになっています。日本やヨーロッパですらあれだけの 妨害行為が起こる中、チベット自治区での聖火リレーなど 何がおこるかわかったもんじゃないような気がするのですが・・・ 聖火ランナー自身が火を消してしまうようなことも ありうるんじゃないでしょうか? 本当に聖火リレーは無事に(無事にというのは、火が消されないのと、血が流れないこと)終了することはできるのでしょうか?
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- AMOLAD
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> むしろ中国人が煽っているから暴動が起きてるのではとすら思えてきました。 …というか、ほとんど常にそうなんですけどね。ところが「煽ってる」という自覚そのものがない、まったく気がつかないんでしょう。この無神経さが凄過ぎる。 そもそもチベットが北京政府の支配下に入ってしばらくのうちは、ダライ・ラマ政府は、列強も国連もなんの反応も示してくれないこともあって、ダライ・ラマ本人が北京に出向いてまで、協調路線を模索していたのでした。現実的判断として、普通に考えて相当に冷静で正しい考え方だと思いますが。ところがこれが徹底的に裏切られる。 毛沢東はまだ18とか20歳だったダライ・ラマを歓待し、自分も母親は仏教徒だったとか感じよくもてなし、いろいろな議論で賛同するところも多かったようで、ダライ・ラマは「共産主義と仏教には共通点も多い」と考えていた(で、本来の共産主義ならば実際に多いのですが)フシまであったりして、なにしろ今のダライ・ラマは無類の新しもの好きで、工場とかを見学してずいぶん興味を持ったりもして(ちなみに本人の趣味が子どものことから機械を分解して組み立て直すこと。時計の修理の腕は超一流だとか)、希望も感じていたら、そこで毛沢東の一言、「宗教は毒です」。そりゃマルクス先生だって「宗教は阿片だ」と言ってますけど、もう少し言い方考えるだろうに、普通…。 今のダライ・ラマがずいぶんシャレ好きなので、その後亡命に至るまでの駐留人民解放軍とのやりとりは、自伝の記述だとほとんどギャグかと思えるユーモアが漂ってますが、亡命直前に届いた書簡はこんな中身だったそうな…「ダライ・ラマが宮殿のどの建物にいらっしゃるのかお教え頂ければ、その建物には決して被害が及ばぬように最大の努力を払います」。脅しにしてももう少し角が立たないように言わないですかね、普通? 今年3月14日の暴動も、真相はまったく分かりませんが、ラジオ・フリー・アジアなどの報道に寄れば、そもそも3月10日に僧侶がデモをやったら、治安部隊が発砲したのが発端だったらしい…。いかにもあり得る話だから怖いのですが。3月10日にデモがあるのはほとんど当たり前なのだから、そういう対応はしないでしょう、普通は? それどころか新華社などが報じた「暴徒」の映像には、どうも政府側の工作員としか思えない人物まで写っているし。 ポタラ宮の前は以前は宮殿や僧院に納める仏具、仏像、仏画の職人がまとまって住んでたそうなのですが、強制立ち退きさせて広場を作り、そこで人民解放軍がパレードをやる。ふう…普通そういう神経逆なでは控えるでしょう? しかも露骨に文化の破壊だし。 ダライ・ラマの亡命後も、チベット仏教で第二位の高僧ということになるらしいパンチェン・ラマ10世(チベットの正式な呼称はパンチェン・リンポチェだそうですが)はチベットに留まり、なんとか共産党政府と妥協して暴力的な事態が起らないように尽力してましたが、文化大革命で投獄…。それでも我慢して(彼までストレートに反中国をやると収集がつかなくなるからでしょうが)いたのが堪忍袋の緒が切れたらしいスピーチ… http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/pl_speaks_text.html なんだか気持ちはよく分かる…。 で、その後まもなくパンチェン・ラマが死去、チベット仏教では生まれ変わった先の子どもを捜して、その子を次のパンチェン・ラマに育てることになっていて、これは別にダライ・ラマが「決める」のでなく、占いやお告げに従って「捜す」だけなのですが、当然ながらその宗教的能力があるとみなされるダライ・ラマがやっとその少年を見つけたら、共産党政府が「パンチェン・ラマ指名委員会」なるものを作って別の少年を指名。なんだそりゃ? http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/gc_nyima.html しかも、ダライ・ラマが見つけた少年は家族もろとも誘拐されて行方不明…。一年後にやっと北京政府が自分たちの「保護下にある」と発表。どうせ伝統に従ってチベットのダルシンポ僧院で教育するのだから、そこで自分たちの都合のいいように育てたってたいして変わらないだろうに…。しかも子どもを誘拐しますか、普通? 結局以後13年間、行方不明です。 > 留学生って学問のために日本に来てるのに、おとなしく見るならともかく国旗振り回したりして、いったいなんのために日本に来たのかとおもってしまいます。 普通、外国で勉強したら自国についてだって多少は客観性を持ってみられるようになるものなんですけどね。まさに留学というのは視野を広げることなんだから。 でもまだ日本に来ている留学生はましなようで、ソウルの聖火リレーで留学生の一部が暴徒化したことが大問題になっているようです。 http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200804280348.html http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200804290222.html さすがにヤバいと思ったらしく、ヴェトナムでは留学生に、五星紅旗だけでなくヴェトナム国旗も振るようにお達しが出た模様…。遅過ぎるって。 …で、普通外国で自国民が暴力沙汰を起こして、しかも政府の動員が疑われている状況だったら、こういうことは言わない…。 http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200804290223.html いい加減に目を覚まして欲しいと思っている人は、多いでしょう。
- AMOLAD
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こんな流行まで起きているようで… -----【時事通信、4月26日】------- 【北京26日時事】中国チベット自治区ラサの旅行社によると、6月に同自治区内で行われる北京五輪の聖火リレーを参観するツアーが人気を呼んでいる。旅行社が中国国旗やそろいのTシャツも用意。3月の暴動の影響が懸念されるラサの聖火リレーだが、当日は成功を支援する「赤い旋風」が巻き起こりそうだ。 聖火リレーは6月19日に同自治区の山南地区を、20~21日にラサを通過する予定。これらのルートでリレーを参観する団体旅行を扱う西蔵中国青年旅行社は、注文があればリレー応援に必要な国旗や衣服のほか、横断幕なども提供。既に国内の旅行客から多数の参加申し込みを受けているという。 一方、聖火到着に合わせラサの観光名所ポタラ宮では、旅行社などにより数万人規模の愛国集会が計画されているもようだ。 -------------- …観光名所って、世界遺産ですが元はダライ・ラマの宮殿です…。喧嘩売ってるとしか思えませんが…
- AMOLAD
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> チベット自治区での聖火リレーなど何がおこるかわかったもんじゃないような気がするのですが・・・ …というより、なにか起ってまた大変なことに、当然なるんじゃないかと思います。いちばん不思議なのは中華人民共和国政府がまったくその危険性に気づいてすらいない様子であることです。 外国での聖火リレーがこうなることだってまったく予測できておらず、慌てて大使館を通じて留学生に動員を駆けたり、あるいは暴走しそうな留学生をなんとか制御しようと四苦八苦してる状態ですから。わざわざ「礼儀正しいデモの仕方」を大使館が指導し、それを受けて「日本ありがとう」とか叫んでる留学生もちょっと可愛いですが、可愛い一方でそんなに頭が悪くて主体性ゼロでいいのか? だいたい五星紅旗の小旗くらいならいいけど、あんな大きな五星紅旗を「世界の友好の祭典」で振り回してどうするんでしょうね。北京オリンピックのシンボルマークでも振り回せばよかったのに。 やってることの倫理的な問題以前に、頭が悪過ぎるとしか思えない…。 > 聖火ランナー自身が火を消してしまうようなこともありうるんじゃないでしょうか? …っていうか、それこそゲリラの自爆攻撃が聖火ランナーの前に飛び込んだり、大変な暴動が起って聖火ランナーがリンチされたっておかしくない地域も、ラサ以外で通りますし…。
補足
俺からすれば、礼儀正しいもなにも、何もしなければいいと思いますw 留学生って学問のために日本に来てるのに、おとなしく見るならともかく国旗振り回したりして、いったいなんのために日本に来たのかとおもってしまいます。
もう聖火は何回か消されていますし、これほど暴動が起きているのですから「無事」とは言えないでしょう。
お礼
このような状況が自分の中で当たり前になってましたが よくよく考えるとそうですよね。 神経が麻痺していたのかもしれません。
お礼
これはひどい・・・。 さすが中国といえばそれまでですが・・・。 むしろ中国人が煽っているから暴動が起きてるのではとすら思えてきました。