• ベストアンサー

TOTOとINAXの違いについて

現在私は福祉やユニバーサルデザインの勉強をしているのですが、住環境整備において、トイレ・浴室は住宅のリフォームで最優先する分野の一つであると考えております。 そこで、実際リフォームを考えた場合、上記のようなトイレ・浴室分野において国内市場として強いのはTOTOさんとINAXさんであると知りました。しかし、両社とも商品は、衛生陶器、システムキッチン、バスルームと販売分野がほぼ同じであり、さらにユニバーサルデザイン(UD)の取り組みも両社とも注力しているように感じます。 そこで、現在私がHPやショールーム訪問などの調査により感じたのは以下の通りです。 ・国内シェアはTOTOさんが約60%、INAXさんが約30% ・TOTOさんはUDへの取り組みとして、独自でUD研究所を有している。 ・元はTOTOさんもINAXさんも同一グループでグループ内競争していたのが、近年別企業として競争するようになった。 ・「INAXTOTO」を逆から読んで「弟×兄」はたまたま(笑) この様に、どうにも両社とも大きくはシェアの違いのみで、大差はないように感じます。(確かに駅や学校ではTOTOさんの衛生陶器しか見かけません・・・。もしかしてTOTOさんは法人向けでINAXさんは個人向け!?) 消費者視点だけでなく、これら両社の違いをご存知の方がおりましたら、宜しくお願いいたします。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.5

昔は衛生陶器といえばTOTOでしたが、INAXがデザインに力を入れ始めてからは、住宅ではINAXの人気がでましたね。最近では、TOTOも負けじといいデザインはあります。 福祉関係は機能面ではTOTOかな? この、機能というのは、便器がどうこう、風呂がどうこうというのではなく、実際の体の不自由な方に対する研究姿勢からくるものです。 たとえば、脳梗塞などで右だけ、左だけの麻痺の場合、手摺や便器の左右位置を間違えただけで全くその方にとって使い物にならなくなる、というような実験(?)、車椅子用に高くしてある洋便器が場合によってはとても使いにくくなるというようなケースバイケースの対応など。勉強会なども開催していて積極的に取り組んでいる感じがします。 福祉関係、ということで個人的な意見でした。 デザインはINAXのほうがどちらかといえば好きではあります。これも個人的な意見です。

sgp-96m
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど。確かに障害の種類は多種ありますし、ショールームにある一般的な商品だけでは判断できないですね。そういえば、TOTOさんのHPには大学との共同研究の内容などもあった気がします。TOTOさんのUDへの積極性というものが実感できました。 ちなみに私もデザイン性はINAXさんかなぁと思いました(笑)

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

もっと見る

関連するQ&A