- ベストアンサー
映画の美術スタッフ
また、質問させていただきます。 映画スタッフはフリーの方が多いと聞きましたが、そうなのでしょうか 私は将来映画の美術スタッフ(できれば現場スタッフ)に なりたいのですが、そういった方たちも やはりフリーの方が多いのでしょうか 美術スタッフも就職先はありますか? あるとしたら、やはり大学のほうが有利ですか? スタッフの方たちは大学出身と専門出身どちらのほうが多いですか? いろいろと基本的なことを聞いてごめんなさい! 1つでも知っていることがありましたら教えてほしいです!
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>映画スタッフはフリーの方が多いと聞きましたが、そうなのでしょうか 実際の数はわかりませんが、撮影や照明、録音や助監督など映画に関係するスタッフの6割から7割はフリーランスです。 ただ今は昔と違って、人材を派遣するような組織だったことをやっている会社もありまして、そこに登録しているスタッフもいます。ですが、実際には会社員として雇われているわけではないので、フリーランスと言えると思います。 残りの3割は、小さいながらも会社に所属している方たちで、例えば録音関係だと○○スタジオといった会社に雇われており、そこを通して撮影の現場に来る方もいます。 撮影関係もカメラの構造や取り扱い方を知らなければならないので、機材会社を通して来るスタッフもいるにはいます。 美術関係のスタッフだと「大晃商会」とか、「ポパイ・アート」「たぬき工房」(この2社はもう無いかも)、装飾や小道具関係で「高津映画装飾」「京阪商会」といった会社があります。 美術のスタッフになりたいとのことですが、美術関係のスタッフにも職種がありまして、そのどれを目指すかでまた違ってきます。 一本の映画には ・デザイナー ・デザイナー助手 ・装飾 ・装飾助手 ・小道具 といった美術スタッフが就きます。上記以外にもセットの建て込みをするスタッフもいますが、映画のエンドクレジットには上記の5つのパートくらいしか載りません。 学校に関してはどちらがいいともいえません。即現場に入ってくるような方もいますし、有名大学出のデザイナーもいますが、こと映画の製作現場に関しては実力主義なのであまり学歴は関係ないようにも思います。 どうやって撮影現場に入るかですが、たぶんプロダクションに問い合わせても、就職は無理だと思います。TV関係と違いかなり不安定な世界なので、募集はしていないでしょうし。 ただ不思議と若い方が現場に入ってくるのは、”なにがしらの縁”とでもいうのか、知人を介してとか、学校の卒業生からの紹介とか、いろんなかたちがあります。 ちょっと異色なのは、あるドラマの追っかけをやっていた青年が、美術スタッフと仲良くなり、そのまま美術部になってしまった、なんて例もあります。 過去に美術関係の質問はかなりあるので、このサイト内で改めて検索するとまたいいと思います。 ボク自身も何度も取り上げているのですが、日本映画界を支えてきた有名デザイナーの関係図書なども紹介してますので、検索してみてください。 また回答者の中には映画美術専門の関係者もいらっしゃるので、”映画美術”とか”美術スタッフ”とかいくつかのキーワードで探してみてください。参考になる質問と回答が他にも見つかると思います。
その他の回答 (4)
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
#4のisoiso0423さん 「ポパイ・アート」はまだありますよー!! 装飾小道具専門の会社で、社員は社長さん夫婦以外は皆さん作品契約ですが。 「花よりもなほ」のデザイナーの方は、芸大の準教授の傍らご自分の会社で映画美術の仕事を請け負っていらっしゃいます。 その会社のスタッフの方は大半が社員だったと思いましたが・・・ たとえこういう会社があったにせよ 難しいのは定期的な社員募集はしていないと云うことです。 例えばわたし・・・昭和53年頃から出入りしていた会社の社員になったのは50才を過ぎてからです。
お礼
そうなんですかー! すごいベテランさんなのですね! ためになります>< 回答ありがとうございました!
- bataco5
- ベストアンサー率62% (5/8)
美術ではありませんが知人が助監督をしていますので参考までに。 知人は大卒で小さなプロダクションに所属しております。特に学歴は関係なく、本人が行動しコネクションを築いた結果です。 おそらく専門学校であっても状況は同じなのではないかと思います。 ですので、本気でなりたいとお考えなのでしたら、 上の回答者さまたちがおっしゃるように、 一度、製作会社に片っ端から連絡するなりして、 アルバイトではじめてみてはいかがでしょう。 人脈もできますし、若いうちから商業映画で通用するスキルを磨いたほうが役立つと思います。 個人的に映画業界にいる知人を見ていて思うのは、 強靭な体、強い意志、ある意味の傍若無人さがないと続かない世界だということです。がんばってください。
お礼
コネクションかー、、 たくさんの方たちとの出会いが 必要なんですね! 回答ありがとうございました!
- dulatour
- ベストアンサー率20% (327/1580)
>映画スタッフはフリーの方が多いと聞きましたが、そうなのでしょうか そうとは言えません。 美術や録音、照明などのセクションは、小規模なプロダクションに所属している人が多いでしょう。 あなたが美術関係の仕事をしたいのなら、そうしたプロダクションを当たるといいと思います。ただし、それを「就職」と考えてはいけません。修行です。勉強です。我慢です。お金はアルバイトで稼いだ方がよいでしょう。 映画のエンドクレジットをよくみると、そういうプロダクションの名称があります。 また、あなたが好きな美術監督の経歴を調べると、必ずそういう会社の名前が出てくるでしょう。 そこから、探ってみてはどうでしょうか。 また、映画のスタッフには学歴は必要ありません。専門学校も中途半端なところは、かえって馬鹿にされます。実力とセンス次第です。 まず、実際の映画の撮影現場と見てみることですね。
お礼
自分なりにプロダクションとか 検索してみます^^ 回答ありがとうございました!
- aaron1026
- ベストアンサー率55% (22/40)
映画の撮影現場では、その映画を撮影している時は皆、監督さんの名前をとった『○○組』スタッフ… と、呼ばれます。 映画は企画したプロデューサーがその映画の現場に適した才能のある人材、または気の合う人材を集めて、作品を映画に仕上げて行きます。 その方が会社に所属してあるか、フリーであるかは問題では無いような気がします。いずれにせよ1人で映画は創れないので、美術スタッフさん達もチームワークで作業をされてますが、かと言って組織=会社とは決まってもいない気がします。 それと、現場スタッフの意味される所ですが、撮影現場を言われているのでしょうが、撮影が始まる前に必要な美術スタッフなので、現場作業に立ち会われる方は、本当にわずかな方です。 多くの現場を直接見られると、ご自分のやりたい事が見えてくるのではないでしょうか。 作業する現場では、技術的な事もセンスも問われます。当然の事ですよね。それを支えるのは好きだと言う事と分析する力と実行力…これはとても大切な事です。 …そう言う事を磨く為に、最近では直接映画の撮影現場を体験する為にボランティアエキストラと言うかたちで現場に関わっている方が決して少なくないようです。 実際に最近ではボランティアスタッフの募集もたまにですがあってます。 …最終的に現場に出られる方は本当に少ないです。たとえどのような学校や会社を見つけられても… それより本当に好きならば、そのような手段で現場の方々に出会う事も一つの手段ではないでしょうか。 ※ボランティアエキストラの告知情報サイト http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/
お礼
そうなんですか! すごくためになりました! 回答ありがとうございました^^
お礼
大学でも専門でもどちらも同じで 大事なのは実力とやる気とコネクションなんですね! 思っていたよりもすごくすごく大変な職業なんですね それでもがんばってみます^^ 回答ありがとうございました!