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エフェクター
各社からコンパクトとマルチエフェクターそしてラック型販売されてますが これ値段もかなりちがったりしますが具体的にはどう違うのでしょうか? 違うにしても音質自体もアーティストのキャラ化してる現代で高価な単体のリバーブとかなんで必要? と素人には思えるのですがどうなんでしょうか?
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名器と呼ばれるものの音をシミュレートしている場合もありますが、基本的にはそれぞれ個性があり、それでしか出せない音や必要な機能があるからということになりますね。 >単体のリバーブとかなんで必要? 単体のリバーブ…デジタルのラックにせよスプリングにせよやはりそれでしか出せない音があるからということになります。変わった所ではDigitechのultimatereverbだったかは部屋が揺れているとか、水の中で聴こえるような音を演出できました。音楽のジャンルによってはスプリングの鳴りの質感にもシビアですし、リバーブはこだわるととても奥が深いものです。当然ながら名器と呼ばれるものもいろいろ存在します。 最近は割と高級系コンパクトなんかが流行っていますが、かなりエフェクターも時代と共に流行廃りがあり、一時期はギタープレイヤーもラック全盛期みたいな時期があります。デイレイなども初期はラックですしコンパクトが登場するのはまず部品の小型化で可能になったことですね。 ラックはその大きさから高性能な大型のチップなどを搭載できることが利点で、またMIDI端子によるコントロールや出力端子も多く設けられます。 ラックサイズのマルチエフェクターなどではコンパクトのエフェクターと比較するとかなりエディットが自由で、コーラスを例にするとコンパクトですと2~4つしかツマミがなく同数のパラメータしかエディットできませんが、ラックだとツマミ数に制限がないのでものによって8つぐらいはエディットできたりします。ラック向けでも安価なものも色々ありますし決してプロのエンジニア向けというわけではありません。
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A no.1の補足です。 じゃあマルチエフェクターのほうがコンパクトエフェクターよりいいじゃないかと思ったかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 プロのギタリストたちはほとんどはあまりマルチエフェクターを使いません(と、個人的に感じる)。 エフェクトの質でもほとんど変わらないのに、便利なマルチエフェクターを使わないのはなぜかとなると、やはり直感的な作業に優れるのはコンパクトエフェクターのほうだからです。 ライブでは客のいないリハーサル時と客のいる本番とでは音響が変わってしまい、意図した音にならないことがあります。 そういったとき、マルチエフェクターでは数値や設定項目が細かいため直感的な微調整がしづらいのです。 その点コンパクトエフェクターでは直感的な調整がしやすいため、ノイズが増えるのを覚悟であえてコンパクトエフェクターを使うことがあります。
エフェクターというとギターのものというイメージが強いですが、元々はそうではありません。…という前提の元話をさせていただきます。 コンパクトエフェクターとは広義のエフェクターをギターに最適化させたものです。 両手がふさがることを考慮して足で切り替えることができたり、少ないパラメータで直感的かつ簡単でわかりやすい操作を目的に作られています。 同じ歪みでも多種多様な商品が作られており、自分の求めるサウンドを探しやすいです。 しかし、あれこれ欲張っていたらいくらお金があっても足りないし、あまり多くのエフェクターをつなぐとノイズが増えますから、いろいろこだわるには性能的にもスペース的にも厳しい部分があります。 そこで登場したのがマルチエフェクターですね。 コンパクトエフェクターの音がデジタルによって再現されており、これ一台だけでさまざまなエフェクトを重ねがけできます。 かつては「複数を兼ねるものは個には敵わない」というところがあり、エフェクトひとつひとつにおいてはコンパクトエフェクターに劣るとされてきましたが、現在では引けをとらないぐらいまで進歩しています。 とここまでギタリスト向けな話をしてきましたが、ラックマウント型はちょっと勝手が違ってきます。 ラック型は簡単に言えばプロのエンジニア向けのエフェクターです。 エフェクターといってもギターだけに掛けるものではなく、ヴォーカルやベース、パーカッションにも使います。 ギターのエフェクターはギターそのものが普及していることもあり安価な商品が出回ってますが、ラックマウント型のエフェクターはプロ向けの高品質機材なので、それゆえに高価なのです。 質問者の方がおっしゃる高価な単体リバーブとはおそらくラックマウント型のものでしょう。 デジタル化が進み、ソフトウェアエフェクトやコンパクトなDSPエフェクト(デジタル処理エフェクト)も普及してきましたが、やはりプロの方々は昔から使ってきた慣れもあり、今でもそういうラックマウントのエフェクターを好むのです。