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聖火リレーで邪魔をしようとするのはなぜ?
最近聖火リレーをしていますが、道端からいろんな人が聖火リレーを邪魔しようとしています。昨日も30人ぐらい捕まっていました。 こんなことになるのは中国と関係あるからなのでしょうか?教えてください
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> ただメディアから聞いたことで他国の人の気持ちを判断すればよろしいのでしょうか。 あなたご自身が国策によって極度に制限された中国メディアの報道と、やはり国策によって極度に偏向した歴史教育だけで、他民族であるチベット人のことを勝手に判断しているじゃありませんか(苦笑)。 日本にお住まいでしたら、日本にも亡命チベット人の方もおいでですし、ダライ・ラマ14世も実はわりと頻繁に来日なさってますよ。もっともダライ・ラマが直接チベット問題について日本の公の場で言及するのは、こないだの記者会見が初めてかもしれないくらいですが。彼が来日するのはたいてい、仏教団体などの招きに応じてですし、講演会などで語るのは人間というものがいかに生きるべきかという哲学的ないし倫理的な問題についてがほとんどですし、そこで説くのは愛と寛容と、人間とは本来善なるものであるという確信と、現代文明についての警鐘といったようなことですし、講演会の質疑応答で手を上げていじめられて自殺も考えていると勇気をもって告白した女子中学生を舞台上に招いて手をしっかり握るとか、そういうことばかりなさってますから。 東京の新宿区には代表部事務所もありますし、そこで働いているのはチベット人です。チベット料理のお店だってあります。現にそういうところでチベット人にお会いになってもいいですし、ここは日本ですから政府の意向でネット上にアクセス制限もありませんから、ダライ・ラマ法王駐日代表部のウェブサイトも、英語がお読みになれるのでしたらダライ・ラマの公式ウェブサイトもご覧になれるはずです。そうそう、だいたいこのサイトには中国語版もあります <http://chinese.dalailama.com/>。 もっとも激しく聖火に対する抗議行動を行っている国際NPO 「国境なき記者団」のサイトだって、お読みになれるはずです。<http://www.rsf-chinese.org/>。これも中国語版。 短絡的な民族主義を振りかざす前に、なにを批判されているのかをまず冷静にお読みになってからお考えになるのがごく普通に人間としてなさるべきことではありませんか? あなたご自身がチベットに行かれたわけでもなく、大変な苦しみを味わって来たチベット人をご存知な訳でもなく、彼らの文化についての知識もなにもなく、彼らの言葉に耳を傾けたことすらないのに、勝手にあなたの夢想する「中華民族」に組み込もうとしたところで、チベットの人たちはあなたにとって「他者」です。で、大人というのはまず他者を認識することからものごとを考えたり行動したりするものです。 率直に申し上げれば、我々他者から見て、たとえばフランス系スーパーの「カルフール」にデモをかけるみたいな行為は、はっきり言って滑稽であり、幼稚です。僕は中国人もチベット人もある程度は知っていますが、中国の方のほとんどがチベットについての知識は国策でゆがめられ、明朝がタテマエだけでいかにもチベットを属国のようなフリをして書かせた明朝の正史であるとかのあやふやな根拠をベースにしか議論なさいません。強引にチベット難民の僧侶に会わせ、話をさせたら、涙を流して謝った中国の人もいましたけどね。逆にその坊さんが「あなた個人が悪いのではありませんし、私たちは中国人を憎んではいません」と必死で慰めてたみたいですけどね。 モンゴル帝国についての基本的な知識すら欠けているのに…てな感じです。だいたいチベットは一時期モンゴル帝国の一部になってますが(その関係自体が軍事征服ではなく、モンゴルに屈服したのでも降伏したのでもなく、皇帝のダライ・ラマへの帰依を前提にしたずいぶん特殊なものでしたが)、現代のモンゴル帝国の研究ではそれをもって単純にチベットなどの西方や中央アジアの支配を、いわゆる中国の領域を支配した中国の異民族王朝としての元の一部とみなすような考え方は、帝国の実態に即さないとして否定的です。お国の中学とか高校ではたぶん教えてないんでしょうけどね。 で、チベットのあり方に関わることとしてどのような視点でモンゴル帝国の時代のことを分かっている事実に基づいて解釈するかも、きちんと客観的な研究によって明らかになったことを踏まえる限りにおいて、それはまずなによりもチベット人が考えて判断することであって、あなたや中華人民共和国がご自分の都合のプロパガンダでねじ曲げられたねつ造で押し付けるべきことではありません。 あなたご自身が中華人民共和国の成立後に出来上がった「中華民族」というさして歴史的根拠のない「民族」の一員であるとあなたが信じることは、あなたの自由ですし、その「民族」概念をあなた方が今現在において創造することだってそれ自体は誤りでもなんでもありません。だいたいたいていの民族の起源というのは、その程度のものです。「単一民族」である日本人だって基をたどれば混血民族で、歴史上のある時点で次第に「日本人」という民族を形成していったのですから。現代の考古学者のなかには、ヘブライ民族つまりユダヤ人の起源を、エジプトの王制化で抑圧され奴隷労働をさせられていた元は複数の民族が、モーゼのいわゆる出エジプトの際にひとつの民族としてまとまった、と考えてもいます。 ですがチベットの人々があなたのおっしゃる「中華民族」を共有しないのは彼らの自由ですし、現にそんなもん共有できないから不満が高まって何度も暴動や放棄、そして中華人民共和国政府による弾圧や戒厳令、さらには逮捕、拷問、殺害が繰り返されているわけですし、長春に住むモンゴル人や朝鮮族の人が旧関東軍司令部、現在の共産党本部を指して「つまり悪い奴はいつもここにいるってことです」と笑うのもその人たちの自由です。その人たちがそういう意見を持つことを指して「悪い鳥」とか決めつけるあなたの方が、我々のような民主主義と個人の人権を尊重することを過去60年の文化のなかで育んで来た日本人からすれば、恐ろしく危険な全体主義に思えます。だいたい、我々は国家権力なる者をそんなに信用してませんし、信用しない自由くらいはちゃんと確保されてますから。 誰もあなたのことを「色眼鏡」だなんて見ておりません。あなたのおっしゃっていることが我々からすれば非常に危険であり、あなたのようなことをおっしゃる人が中国の、それこそチベットやウイグル人以外の少数民族で多数派だとしたら、まったく客観的な論理的推測の帰結としてそんな「民族」の「愛国心」のなかでチベットの人々が自分たちの文化的アイデンティティや価値観を維持することがどれだけ困難なことであるかにすぐに思いが及びます。しかも、現にさまざまな弾圧が行われていることは、証言があります。中国政府や新華社、中国のテレビが無邪気に報じていることですら、メディア・リテラシーというものが多少は理解されて来ている日本社会の一員である我々から見れば、その報道で言っていることが実際にはなにを意味しているのか、つまりチベットに対する植民地主義的な侵略が進行していることくらいは分析できます。 で、何度も言いますがダライ・ラマ14世とチベット亡命政府が求めているのは独立ではなく本質的な自治、チベットの文化的伝統を尊重し、信教の自由と思想信条の自由などの基本的人権を保証し、チベット自治区のなかの政治については普通選挙でちゃんと人々の意思を反映した政治制度で決める、ということだけです。お国のプロパガンダがどんなにねつ造をしてみようが、誹謗中傷してみようが、現にダライ・ラマもダラムサラの亡命政府も公式にその立場を一貫して表明しています。それは厳然たる事実ですし、その程度のことも分からないようでは、失礼ながらあなたの「色眼鏡」も相当なものであると言わざるを得ません。
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- AMOLAD
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補足: > 元王朝より明王朝はもっと多い機関を成立し、そして四川から道路を建造しました。だから、元王朝より明王朝はチベットへの管轄が強くなりました。 最初から元王朝、というかモンゴル帝国はいちいち地方の支配機関なんて設立しておりません。少しは歴史を勉強して下さい。モンゴル帝国の版図拡大は、元々そこにあった王朝なり政府なりにモンゴル帝国の一部になることを求めることだけです。 で、明朝はチベットになんの影響力も持ってません。明の軍なり支配統治機構がラサに入ったことなぞ一度もございません。 んでもって、モンゴル帝国は漢民族の王朝でもなく「中華民族」の帝国でもございません。中国を支配するにあたり、漢民族に配慮して「元」という国号を名乗っただけでございます。 ましてあなたのおっしゃるような、現在の中華人民共和国の全少数民族を包括するような「中華民族」なる概念は、中華人民共和国の成立以前には存在すらしておりません。 > 13億ぐらいの人を指導するのはどの国の政府に対して、難しいのことです。 ならばゆるやかな連邦制にでも移行し、少数民族の権利を尊重した方がよっぽど丸く収まるとおもいますけどね。だいたい13億の国民がいてあれだけの広大な領土を中央集権で直接統治するなんてこと自体、無理がありすぎるように見えますが。 > 貴方は色つけのめがねをかけて、中国を見ています。 あなたこそ「中華民族」という幻想の色眼鏡でチベットを見ているだけではないでしょうか? そもそもダライ・ラマとダラムサラ亡命政府の主張すらご存じなく色眼鏡で批判しておいでなのはあなたでしょう? 自分に都合が悪いことを言われたら「色眼鏡だ」なんていうのも、まさに小児的な発想に過ぎません。人という生きものは他者の存在を認識し、その他者から見て自分がどう見えるのかを考えながら自分の行動を決めるのが、当たり前のことです。 > 私はそんなに過激の人ではない、 あたなを「過激な人」とみなすかどうかは、あなたの言動に基づいて僕なりこのページを見た人が判断することです。過激な民族主義を「正しい」と思っている人はご自分が過激な民族主義者であることすら気づいていませんから。なぜそのように単純なことすら判断できないのでしょうか? ダライ・ラマ14世は繰り返し「独立でなく自治」を求める旨を公言しています。そこから判断するのが当たり前のことであり、その判断は彼の言っていることがまったく筋が通って正当だということです。彼やチベットの人々の大半が「中華民族」ではなく「チベット人」でありたいのなら、その意思をあなたが欲望する「中華民族」に屈服させることはその人々の自由を奪うことであり、まして軍や警察の暴力でそれを強要するなら、それを今の世界では「人権蹂躙」と呼びますし、我々は当然ながらそうした思想を過激で危険なものとみなします。 だいたい我々日本人は60年前の戦争で「愛国心」というものがいかに危険でうさんくさいものであるかを身に染みて分かっています。そんな我々に「国を愛しています」とか言われてもそれだけで「過激」に聞こえますし、あなたが本当に少数民族であるならば思い出すのはベルリン・オリンピックのマラソン表彰式における孫選手の哀しげな顔であり、韓国人の特攻隊員がソウルのラジオのために録音した壮絶な遺言たったりします。あなたの「愛国心」がそういうものではないことを祈りますが、それはともかく、あなたの「愛国心」をチベットの人々が共有できない(で、現にまったくできないからこそ苦しみ怒っているのです)からといって、彼らを苦しめ彼らの幸福の追求を阻止することなんてあなたには許されていません。それは個々人の自由の問題だからです。 で、仏教を強要するかどうかの問題はありますが(ってダライ・ラマはまったく強要しませんが)、仏教という特定の宗教はともかく、非暴力、慈愛、慈悲、生きとし生けるものを愛し尊重するべきである、それは「単に人間にとってそれが自然のことだから。それが人間の本能だから」と言っているダライ・ラマの言葉の方が、あなたの「愛国心」よりもよほど共感を集めるのは、そりゃ当たり前でしょう。 > 貴方の運が悪いが、悪い鳥に遭いました。 それを「悪い」とみなすこと自体が、あなたの色眼鏡以外のなにものでもありません。
- AMOLAD
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> 私はそう思いません、皆は歴史に対して、認識が違います。 認識は分かる限りの事実に基づいて行うべきことです。で明朝の時代に、チベットは明と直接の朝貢関係にすらありません(事実)。元を持ち出すのならば、以前にも申し上げましたが、ではモンゴル共和国に中国全土を占領でもして頂きますか(笑)。どっちにしろマケドニアだかギリシャだかがプトレマイオス王朝やアレクサンダー大王を持ち出してエジプトに領有権を主張するくらいの荒唐無稽で危険な思想に過ぎませんが。 > 本当ですか、この言葉は1907年で提出しましたが、 1907年に孫文先生がその言葉を使ったのは、漢民族のことです。異民族王朝である清の支配に対抗して主権を漢民族に取り戻そう、という意味です。文句があるなら孫文先生にでもおっしゃって下さい。 > 皆の立場が違い、小さいから受けた歴史教育も違いますから、交流しても、統一するのは難しい、どちらも自分が正しいと思っています、 ならばチベット人の民族自決権をお認めになればいいだけです。彼らがあなたのおっしゃる「中華民族」の一員になろうと言うのならそうすればいい、彼らが「我々はチベット民族のアイデンティティを護りたい」と言うのであればそれは彼らの自由です。 > 僕が中国人として、貴方よりもっと多いの中国人と知り合っています、彼らも私も自分の国を愛しています、 チベットの方たちは愛していないようです。ならば彼らを巻き込む権利なぞあなたにはありません。その権利を認めないような政府は、国際的な批判を受けて当たり前です。愛されるような努力をして来なかった中華人民共和国政府、あるいはあなた方「中華民族」がどこかおかしいのではないのでしょうか? 他人を愛することなく愛されることなぞあり得ませんし、そんなことを求めるのは5歳児だってそんなの無理だと分かってますし、分かってなかったら甘やかされて育ったどうしようもないわがまま坊主ということになります。 ダライ・ラマ14世もダラムサラの亡命政府も、独立なぞ要求していません。中華人民共和国内での民族の権利の保障、もっと言えば単に「自分たちの文化を中国の考える『近代化』の独善で破壊するのは辞めて欲しい」ということだけです。なぜそんなことにすら耳を傾けず、なんの根拠も提示できずに「暴動の扇動者」などと誹謗中傷するのか、正直に申し上げて理解不能です。 他人に理解してもらうには、理解してもらう努力をするのが人間として当然のことです。ダライ・ラマ14世や亡命チベット人の多くは、その努力を地道に続けて来ました。1951年に人民解放軍が進駐したとき、反応を示したのは隣国のインドだけでした。欧米諸国はそんなアジアの片隅で起っていることなぞ気にもとめませんでした。70年代にはせいぜいがアメリカの反共CIAの裏工作が接点を求めようとしたくらいでした。チベット人の不幸は大国の身勝手のなかでほとんど無視されて来たわけです。1989年のラサ戒厳令とその結果としてのダライ・ラマ14世のノーベル平和賞受賞で、やっと彼らの地道な努力がやっと多くの人々の注目を集めることになったわけで、そこを始まりに今の大きなチベット支持の流れがあります。 中華人民共和国が一度でもそんな努力をしたことがあるでしょうか? なぜ聖火を特殊警察部隊で囲んで外国で聖火リレーをやったりするのでしょうか? あるいは各地の聖火リレーで中国人デモ隊が亡命チベット人のデモに殴り掛かったりしています。今日はマレーシアのクアラルンプールで、「チベットに自由を」と叫んだ日本人を中国人デモ隊がリンチしようとしました。そんな一部の乱暴な人たちが中国人全般を代表するものだとは思いませんが、そんな乱暴で身勝手な人たちが「愛国者」として賞賛されるとしたら、そんな国がチベットを支配し続けることをますます憂慮する人は増える一方でしょう。なんでそんな簡単なことも気がつかないのでしょうか? > 今の中国はただ発展中の国ですが、皆は自信があります。 無根拠で盲目的な自信は危険なだけです。せめて他の先進国がかつて中国を含む多くの国対して行った過ちを過ちだというのなら、その過ちを自分たちでやるのはやめて下さい。そんなことをやるのはなにが正しいのかを考える善悪の区別すらつかない無責任で身勝手な人々だけです。あなたのおっしゃる「中華民族」というのは、そのような小児的民族にいつ成り下がったのでしょうか?
- ginkokai
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>で、それは歴史認識としてまず事実誤認であり、中華民国の時代にチベットは独立国です。明朝の最大版図にチベットは含まれてません。直接の朝貢関係すらありませんし、朝貢関係があるから「中国の一部」などというデタラメな決めつけが通用すれば、朝鮮半島もヴェトナムも「中国の一部」になってしまいます。清の時代には満州人である皇帝の一族がラマ教の信者ですから、檀家として宗教上の師であるダライ・ラマを「お護りする」という檀家の関係です。すでに書きましたけどね。 私はそう思いません、皆は歴史に対して、認識が違います。元王朝の時にチベットはもう版図に含まれました。政府の機関を成立し(人口調査、税の徴収)、軍隊を派遣しました。元王朝より明王朝はもっと多い機関を成立し、そして四川から道路を建造しました。だから、元王朝より明王朝はチベットへの管轄が強くなりました。 >実質的な意味は明らかに違いますし、そんな「民族」の定義が通用するのは中華人民共和国内だけです。 本当ですか、この言葉は1907年で提出しましたが、その時、中華人民共和国内はまだ建国しなかった。孫中山さんも言及したことがあります。中国は外敵の侵入に遭っていましたので、中華民族を一心にして外敵を抵抗するため。 皆の立場が違い、小さいから受けた歴史教育も違いますから、交流しても、統一するのは難しい、どちらも自分が正しいと思っています、仕方がないですね、でも無交流よりよいと思いますが、せめて両方の矛盾点を発見できます、この中から、何かを反省します。僕が中国人として、貴方よりもっと多いの中国人と知り合っています、彼らも私も自分の国を愛しています、今の中国はただ発展中の国ですが、皆は自信があります。13億ぐらいの人を指導するのはどの国の政府に対して、難しいのことです。私はそんなに過激の人ではない、外国語を習って、アメリカやEUや日本の声も聞こえて、自分の観点もあります。 今日は以上です、仕事が終って、そろそろ帰ります、時間があれば、まだ交流します。
- AMOLAD
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補足: > 中華民族≠漢民族 伝統的に、中華民族というのは漢民族が自称してそう言った言葉です。歴史的にチベットが「中華民族」の一部であったことは、中華人民共和国の侵攻以前にはございません。チベット人は独自の言語と伝統を発展させて来た一個の民族です。だいたい「中華」ってのは漢民族の言葉であって、ウイグル語でもチベット語でもモンゴル語でもございません。清の皇帝などはずいぶん漢民族化されていて滅亡時の皇帝一族は満州語すらできませんでしたが、中国の侵攻時にチベットで中国語が出来た人なんて2%とかそんなものです。そんなもんで「民族」を主張されても、それは現代の世界的なスタンダードである「民族」の定義とはかけ離れてますし、チベット人があなたのいう「中華民族」の一員でありたいと思わなければ、あなたの全体主義的な欲望に彼らを屈服させることなんて誰も認めません。 現在の中国でも「国父」と賞せられる孫文の三民主義も、異民族王朝の清に対する抵抗の意味での「民族主義」が含まれております。これは直接的には漢民族の民族主義ですが、同時に普遍的な民族自決権の意味でもあります。 仮にある少数民族の領域がずっとある多数派民族帝国の支配下にあったとしても、その民族の独自性が維持されていれば民族自決権はあります。その領域においてはその少数民族が主に住んでいる地域であれば、差し当たりその民族の独立ないし自治を認めるのが現在の世界的な流れです。別の地域であるパレスティナに移民してイスラエルを建国したユダヤ人の例もありますし。 なんというか、他人に向かって自分の正当性を主張したいのなら、その他人に共有される概念をベースにしなければ意味がありませんよ。なんで最近の中国の方はそんな簡単なこともお気づきにならないのでしょうか? あなたが「中華民族」なる幻想を信奉しておいでだとしても、チベットの人々がそれを共有できないと言えば、それでおしまいです。 もしチベットの人々が中華人民共和国のなかで自分たちの文化と独自性が認められて幸福に暮らして来たのなら、そもそも不満も暴動も起りません。チベット仏教で最も高位の僧であり宗教的には観音菩薩の転生であるダライ・ラマ14世が亡命する必要もなかったでしょう。で、それは信教の自由、内面の自由の範疇ですから、あなたがそれを信仰しないからといって政府がそれを信仰する人になにを強要することも許されません。残念ながら中華人民共和国の政府は過去半世紀にわたってチベットの統治に完全に失敗していますし、多数派が少数民族に対して負っている責任も果たしていません。 中国政府はちゃんと統治者としての統治される人々に対する責任をとりなさい、という批判を受けているだけです。
- AMOLAD
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> 元王朝が成立して以来、チベットが中国の一部です。 で、それは歴史認識としてまず事実誤認であり、中華民国の時代にチベットは独立国です。明朝の最大版図にチベットは含まれてません。直接の朝貢関係すらありませんし、朝貢関係があるから「中国の一部」などというデタラメな決めつけが通用すれば、朝鮮半島もヴェトナムも「中国の一部」になってしまいます。清の時代には満州人である皇帝の一族がラマ教の信者ですから、檀家として宗教上の師であるダライ・ラマを「お護りする」という檀家の関係です。すでに書きましたけどね。 > 中華民族は56民族の名称。 実質的な意味は明らかに違いますし、そんな「民族」の定義が通用するのは中華人民共和国内だけです。で、チベット人やウイグル人がそんな「中華民族」の一部であることを望まないのなら、それは彼らの選択であってあなたや中華人民共和国が強要できることではございません。それが現代の世界秩序を辛うじて支えている民主主義、民族自決権、個々人の自己決定権の概念です。あなたのおっしゃる「中華民族」がそれを理解できないのなら、そんな「偽装民族」にオリンピックを開催する資格自体がなくなります。オリンピックはまさにそうした理念に基づいた「平和の祭典」として構想されたものですから。 > 直接支配地域と言えば、正式に皇帝から封号を受けたダライ・ラマ3世です、 明朝の皇帝はそんな称号なんて与えておりませんよ(笑)。中国国内ではそんな嘘を教えているのですか? 詳しくはこちらをどうぞ <http://www.tibethouse.jp/history/1368_1644.html>。モンゴル皇帝の支持を受けてチベットで政権を握った最初のダライ・ラマは5世です 。詳しくはこちらをどうぞ<http://www.tibethouse.jp/history/1240_1350.html>。 モンゴルおよび清の皇帝とチベット、ダライ・ラマの関係はあくまで宗教指導者と信者の宗教的関係ですから、すみませんけど歴史的な正当性は明らかにチベット仏教側の説明にあります。 > 今のダライ・ラマ14世は当時の中華国民政府の許可で承認されました。あの時、彼はただ五歳です。 それはデタラメです。中華民国が「承認」したのはパンチェン・ラマ10世です。ダライ・ラマ14世の発見時(ちなみに4歳)、中華民国とチベットは国境紛争をやっております。 > でも、ダライ・ラマ14世の要求はご存知っていますか、 あなた方「中華民族」以外はたいてい知っているでしょうね。盛んに発言をなさっておいでですから。 ダライ・ラマ14世とダラムサラの亡命政府の主張は、中国国内の民族自治区として、チベットの文化と民主主義的手続き(つまり普通選挙)によるチベット人の意思の尊重、それだけです。安全保障と外交は中華人民共和国の傘下で構わない。なぜこの主張に中華人民共和国政府が応じないのかは大いなる謎です。とっても当たり前で誰でも納得する話です。 もちろん核兵器の配備や地下資源開発による環境破壊には、チベット人の自治政府はあまり賛成はしないでしょうが。で、どっちも我々世界の他の人々もあまり賛成したくありません。世界の屋根とも呼ばれるチベットの自然環境はなるべく保護されるべきですし、こと我々日本人の多くは核兵器にはどんな核兵器だろうと反対です。もちろん中国人が決めればいいことですが、僕自身被爆者遺族ですからどの国だろうと核兵器なんてもって欲しくありませんし、あらゆる核保有国にそのことでは抗議もし、反対もします。やはり基本的に核兵器にはまったく反対しているダライ・ラマ14世とは、その点ではまったく同意見です。 > チベットの土地はチベット人だけが住めるなど、 そんな要求してませんよ(爆笑)。中国のプロパガンダはそんな嘘を報道しているのですか? 国策としての移民奨励政策はやめて欲しい、無思慮な経済政策で自然環境を破壊したり伝統文化を軽視したりするのはやめて下さい、と言ってるだけです。 > 僕は中国で28年暮らしました、そんなことをぜんぜん遭っていなかった、中国は広い国です、 で、その広い国には漢民族マジョリティによる強権支配に反対したり、その圧制に苦しんでいたり、うざったいと思っている少数民族が大勢いるということです。あなたがたまたまそうした方に会ったことがないだけでしょう。その一人一人にもまた基本的人権があるべきであり、それは侵害されるべきではありません。あなたの全体主義的/ファッショ的な欲望が他人様の個人的な自由や基本的人権を制限することは許されません。それが民主主義というものであり、オリンピックはそうした理想を人類普遍のものと信じることで始まった「平和の祭典」です。それが現実に世界で実現していないのなら、我々はその普遍的な真理を実現させる責任を追っています。そう考える人たちが現在の中華人民共和国政府の強権的な政策に、普遍的な人類愛に基づいて抗議しているのが、今起っていることです。 もっとも、聖火リレーにおけるあからさまな国威発揚の下品さに感情的に「うざい」と思っている人が多いことも否定はいたしませんが。ありゃどうみても醜悪です。なぜ自分たちが他人からどう見えるかを考えられないのか、そのあまりにもの自己中心主義が、我々にはとても不思議です。「平和の祭典」を盛り上げる道具である聖火を特殊警察に警備させるなんて幼稚すぎます。 > ちなみに、ダライ・ラマが統治していたチベットについては何の制度をご存知っていますか、農奴制度!! チベット人の大多数は遊牧民ですから、農奴制度自体がほとんど成立しようがありません(笑)。地主と小作農の関係はむろん一部の農業地域にはありましたが、当時の中国に較べれば比較の問題としてはおとなしい方でしょうね--少なくとも毛沢東の著作などを読む限り、中国での農奴制度は相当にひどいものだったようですから。 それにダライ・ラマ13世がチベット国内での近代化改革に着手していましたし、現14世は正式に即位してからもずっと改革方針を継続しています。正式の即位後に彼が最初に命じたのは政治犯の恩赦ですし、民主改革のために一時は毛沢東政権との協力すら模索しました。しかし毛沢東政権の言ってることとやってることがあまりにも違い過ぎ、1959年にこのままでは市民の武装蜂起が起き、人民解放軍との全面衝突で多くの死者が出る危険性が高まったときに、彼はやっと亡命を決意したのでした。恐らくそんな話は、あなたはまったく知らないでしょうが。 現在ダラムサラ亡命政府とダライ・ラマ14世が主張しているのは名目上ではなく本格的な自治、つまりチベット人による民主的な普通選挙で選ばれた自治政府が、共産党支部の意向を丸呑みにすることなくチベット地域の内政を行うということだけです。つまりフツーの民主主義をやらせて下さい、ということだけですよ。そのなにが悪いのか、正直理解に苦しみます。 もっとも、中華人民共和国全体に普通選挙の制度がありませんし、共産党以外の政党が非合法というお国では、そんな一地域だけ民主化されたら大変なことになるのかも知れませんが。しかし共産主義と社会主義の根幹である計画経済を市場原理に売り渡しておいて、今さら共産党支配の正当性もなにもあったもんじゃない、と思いますけど。 >
- ginkokai
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>元以降の時代を「古代」とはもうしません。そもそも「元の前の時代にはチベットが中国の一部」とおっしゃろうとしているのでなければ、その前の時代のことをわざわざおっしゃるはずがありませんよね。 私の意味ははっきり言わないみたいです、元王朝が成立して以来、チベットが中国の一部です。 >で、チベットが中華民族つまり漢民族の直接支配地域であったのは、中華人民共和国以前ではございません。 この文句は二つの間違い点があります 中華民族≠漢民族 中華民族は56民族の名称。現在の中国ではすべての民族は平等です。直接支配地域と言えば、正式に皇帝から封号を受けたダライ・ラマ3世です、前の1世と2世はなくなった後に後人がそう呼びます。1653年、ダライ・ラマ5世は皇帝に招かれて北京にきました、金冊と金印を与えられた。1751年、清王朝の統治者はチベットの管理の便利のために、ダライ・ラマ7世に地方政権を与えて、政教統一になりました。だから、ダライ・ラマの政権は上から、受けました。 今のダライ・ラマ14世は当時の中華国民政府の許可で承認されました。あの時、彼はただ五歳です。 ダライ・ラマ14世は確かに中国と対話したいです、中国も。でも、ダライ・ラマ14世の要求はご存知っていますか、中国の軍隊はチベットから撤退、チベットの土地はチベット人だけが住めるなど、例えば、日本ではある県はこうして要求して、日本の政府はどうしておりますか。中国にとって、国家分裂の行為です。 >何度も行っておりますし、とくに旧満州ではモンゴル族、満州族、超専属の方にずいぶん漢民族と中国共産党への皮肉はうかがってます。たとえば長春市の共産党本部はかつての関東軍司令部の建物に入っていて、この建物自体がギャグとしか思えない代物ですが(日本の城郭の天守閣の出来損ないのよう)、「つまり悪い奴はいつもこの建物にいるってことです」とあるモンゴル族の方に言われました。ご本人の身の安全のため、名前を名指しするのは控えますが。 それなら、本当に残念です、 僕は中国で28年暮らしました、そんなことをぜんぜん遭っていなかった、中国は広い国です、960万平方キロメートル、中国では昔話がある、「森がとても広いですので、どのような鳥があります」、貴方の運が悪いが、悪い鳥に遭いました。この話は中国に適用するだけではなく、どの国でも適用します。どの国でもそんな人がいる。ほかの余計のことはいいたくない、色つけのめがねをかけて、ある品物を見て、この品物は本来の色ではない。貴方は色つけのめがねをかけて、中国を見ています。 ちなみに、ダライ・ラマが統治していたチベットについては何の制度をご存知っていますか、農奴制度!!
- AMOLAD
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> 元の前の時代にはチベットが中国の一部と僕は言ったことがない…… おっしゃってますよ…。 「だから、古代からチベットは中国の一部です。」 元以降の時代を「古代」とはもうしません。そもそも「元の前の時代にはチベットが中国の一部」とおっしゃろうとしているのでなければ、その前の時代のことをわざわざおっしゃるはずがありませんよね。 > 今、「中国」に対して皆の理解は共産党が指導するもとの中国ですが、中国人にとって、もっと深い意味を持っている「中華民族」と言う言葉があります。 で、チベットが中華民族つまり漢民族の直接支配地域であったのは、中華人民共和国以前ではございません。漢民族マジョリティの現代の中国が「愛国心」を振りかざして「チベットは中国の一部」と主張するなら、それは侵略を正当化する前時代的なショーヴィニズムに過ぎず、現代の世界でおよそ支持される意見ではございません。ダライ・ラマ14世が主張しているように中華人民共和国内の自治区として民族自治権が与えられるのであれば、つまり中華人民共和国が民主的で平和主義の多民族国家の、一種のゆるやかな連邦制として生まれ変わる勇気を持てば、今の段階ならまだことが収まる可能性が高いですし、現在の中国政府に抗議している人々の多くの主張はそこにあります。分離主義でもなんでもありません。ただ現在の国際的に常識である民族自決権と少数民族の権利を尊重して人権を重んじてくれれば、それでいいのです。それが成り立てば、みんなよろこんでオリンピックの成功に協力するでしょう。 なぜそれができないのかが不思議です。 > 満州国と言うなら、 ですからあなたや中華人民共和国がチベットについて主張していることは、旧日本帝国主義が満州に「王道楽土」とかなんとか言ってるのとほぼ同じ理屈です。そんな理屈に賛同する理由は、世界においてそれなりの公平で平等な正義が実現されなければならないと思っている人間にとってまったくございません。何の説得力もないどころか、厳しく批判しなければならないことです。 > 貴方は中国に来たことがありますか、 何度も行っておりますし、とくに旧満州ではモンゴル族、満州族、超専属の方にずいぶん漢民族と中国共産党への皮肉はうかがってます。たとえば長春市の共産党本部はかつての関東軍司令部の建物に入っていて、この建物自体がギャグとしか思えない代物ですが(日本の城郭の天守閣の出来損ないのよう)、「つまり悪い奴はいつもこの建物にいるってことです」とあるモンゴル族の方に言われました。ご本人の身の安全のため、名前を名指しするのは控えますが。
- ginkokai
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>つまり他国と和親政策で外交を行ったということです。フランス革命時の国王マリー・>アントワネットがオーストリア人だったからと言って、フランスがドイツ人帝国の一部>であると主張するなら…ヒトラーだってそこまで無茶な言いません。英仏百年戦争の時>代じゃあるまいし。 元の前の時代にはチベットが中国の一部と僕は言ったことがない…… >なにを持って「中国」とおっしゃってるのか存じませんが、その理屈でいけば現在の中>華人民共和国の領域はモンゴルの一行政地域ですね。では中国はモンゴルの一部である、>とでも主張しましょうか。そこまでさかのぼらずに直近の清王朝で、「中国は満州の一部>である」で手を打ってもいいですけど。つまり、そこまで無茶な理屈で「歴史的に中国>の一部」などと主張されても、単純化されたショーヴィニズムにしか聞こえません。 今、「中国」に対して皆の理解は共産党が指導するもとの中国ですが、中国人にとって、もっと深い意味を持っている「中華民族」と言う言葉があります。「中華民族」は56民族があります。どの王朝でも中華民族は変わらない、満州でも、モンゴルでも。 >有名な話で、ダライ・ラマ法王代表部でもはっきり明記してますよ。つまりアルタン・>ハーンはダライ・ラマに帰依し、ラマつまり師匠として尊敬したという意味です。 確かに師匠として尊敬したという意味ですが、補充したいことがあります。「ダライ」はモンゴリア語での意味は「海」、「ラマ」はチベット語での意味は「師匠」。ただチベットとモンゴリアの代表人物の個人的な贈った称号です、当時、アルタン・ハーンはもう明王朝の皇帝に「順義王」と封じられましたが、皇帝に頼んで、正式的に「ダライ・ラマ3世」という称号を与えられる。 >旧日本の帝国主義植民地支配の時代に、朝鮮半島には特攻隊に志願した「愛国者」まで>いましたし、日本の代表でベルリン・オリンピックで金メダルをとった台湾人のマラソ>ン選手もいました。その孫選手が表彰台で目を伏せて、君が代が流れ日の丸が掲揚され>るのをじっと耐えている有名な映像が残っています。金大中氏までの韓国大統領はいず>れも日本の大学制度で教育を受けて日本語も出来ます。金氏は優秀な学生だったそうで>す。旧満州国では漢人や満州人を優先的に出世させた会社のトップもいます(誰あろう、>大杉栄を暗殺したとされる旧憲兵大佐甘粕正彦です)。甘粕の部下だった中国人のなかに>は、素晴らしい上司だったと褒める方もいます。 >満州国の公式の政府は中国人や満州人が閣僚をやってましたが、だからといって日本の>満州国支配が「素晴らしかった」わけもありませんし、満州国が日本、とくに関東軍の>傀儡であったことは明白でしょう。 満州国と言うなら、貴方も言った「満州国が日本、とくに関東軍の傀儡であった」、当時の南京国民政府は承認したことがない、国際では、ただ日本をはじめてファッショ国家が承認しましたが、「国際リーグ」はずっと占領された東北が中国の一部と主張しました。 >あなたが少数民族として抑圧を感じていないからといって、他の少数民族がそう感じて>いないという推測の根拠にはまったくなりません。 僕は大学を通っていた時、学校では35の民族の人があります、僕はモンゴリア民族、漢民族、ウイグル族など、いろいろな民族の友達と知り合っています。皆は未来のため、美しい生活のため、とても努力します、貴方は中国に来たことがありますか、ただメディアから聞いたことで他国の人の気持ちを判断すればよろしいのでしょうか。 以上です
- AMOLAD
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> 普通の中国人として、下記の議論を見て、言わなければならないことがあります。 失礼ながらおっしゃってることにまったく論理的整合性がありません。 > 元王朝の前の時代はチベットに対して、主に「和親」の政策を行いました、「和親」と言うのはチベットの王が皇帝の娘を娶り、経済と文化などの交流のためです。 つまり他国と和親政策で外交を行ったということです。フランス革命時の国王マリー・アントワネットがオーストリア人だったからと言って、フランスがドイツ人帝国の一部であると主張するなら…ヒトラーだってそこまで無茶な言いません。英仏百年戦争の時代じゃあるまいし。 > ジンギスカンは13世紀モンゴル人王朝を成立し、1271年元王朝を国号として決めて、1279年中国を統一しました。これから、チベットは中国元王朝の一つの行政区域。 なにを持って「中国」とおっしゃってるのか存じませんが、その理屈でいけば現在の中華人民共和国の領域はモンゴルの一行政地域ですね。では中国はモンゴルの一部である、とでも主張しましょうか。そこまでさかのぼらずに直近の清王朝で、「中国は満州の一部である」で手を打ってもいいですけど。つまり、そこまで無茶な理屈で「歴史的に中国の一部」などと主張されても、単純化されたショーヴィニズムにしか聞こえません。 > 皆さんはご存知っていますか、ダライ・ラマという称号はモンゴル人の支配者アルタン・ハーンが当時のデプン寺の座主であったソナム・ギャツォに贈った称号です、 有名な話で、ダライ・ラマ法王代表部でもはっきり明記してますよ。つまりアルタン・ハーンはダライ・ラマに帰依し、ラマつまり師匠として尊敬したという意味です。 > 少数民族に対して中国政府は弾圧すると言うのは僕が全然感じていない、僕が少数民族の回族ですから。 旧日本の帝国主義植民地支配の時代に、朝鮮半島には特攻隊に志願した「愛国者」までいましたし、日本の代表でベルリン・オリンピックで金メダルをとった台湾人のマラソン選手もいました。その孫選手が表彰台で目を伏せて、君が代が流れ日の丸が掲揚されるのをじっと耐えている有名な映像が残っています。金大中氏までの韓国大統領はいずれも日本の大学制度で教育を受けて日本語も出来ます。金氏は優秀な学生だったそうです。旧満州国では漢人や満州人を優先的に出世させた会社のトップもいます(誰あろう、大杉栄を暗殺したとされる旧憲兵大佐甘粕正彦です)。甘粕の部下だった中国人のなかには、素晴らしい上司だったと褒める方もいます。 満州国の公式の政府は中国人や満州人が閣僚をやってましたが、だからといって日本の満州国支配が「素晴らしかった」わけもありませんし、満州国が日本、とくに関東軍の傀儡であったことは明白でしょう。 > 逆に、少数民族として、たくさんの優遇政策を受けることができます、 あなたが少数民族として抑圧を感じていないからといって、他の少数民族がそう感じていないという推測の根拠にはまったくなりません。 > 例えは、少数民族人が大学の入学試験を参加する時、「加点政策」を受けます。 典型的な逆差別の、俗な日本語ですみませんが「みそっこ」扱いでしょう。 > 普通の中国人として、下記の議論を見て、言わなければならないことがあります。 ならばせめてその読んだ内容を踏まえて反論して下さい。
- ginkokai
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普通の中国人として、下記の議論を見て、言わなければならないことがあります。中国は5000年歴史があるの国です、中国で王朝の交替の順番は唐、宋、元、明、清。元王朝の前の時代はチベットに対して、主に「和親」の政策を行いました、「和親」と言うのはチベットの王が皇帝の娘を娶り、経済と文化などの交流のためです。例えば、640年、吐蕃の使者は黄金5000両などの宝物を携えて唐に朝貢した。長安では唐の太宗に皇女の降嫁を招請した、641年、文成公主は仏像や経典などを携えて吐蕃に降嫁した。ソンツェン・ガンポは国境近くまで来て迎えたという。唐はソンツェン・ガンポを「駙馬都尉、西海郡王」に封じた。 ジンギスカンは13世紀モンゴル人王朝を成立し、1271年元王朝を国号として決めて、1279年中国を統一しました。これから、チベットは中国元王朝の一つの行政区域。 皆さんはご存知っていますか、ダライ・ラマという称号はモンゴル人の支配者アルタン・ハーンが当時のデプン寺の座主であったソナム・ギャツォに贈った称号です、清の時代、もう一度ダライ・ラマ5世を正式的に「ダライ・ラマ」を封じた。ダライ・ラマがチベットでの政治地位と宗教地位と承認しました。だから、古代からチベットは中国の一部です。 皆さんは中国に来たことがありますか、少数民族に対して中国政府は弾圧すると言うのは僕が全然感じていない、僕が少数民族の回族ですから。逆に、少数民族として、たくさんの優遇政策を受けることができます、例えは、少数民族人が大学の入学試験を参加する時、「加点政策」を受けます。 以上です。(日本語がよくないですから、よろしくお願い致します。)
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