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蒲田行進曲のラストシーンについて
深作欣二監督の蒲田行進曲のラストシーンについて質問なんですが、 ネタバレなので未見のかたは読まないでくださいね。 最後、ヤスと小夏の病院のシーンから「カット」っていう言葉がはいって、 幕があがっておつかれさまでした~っていうラストですよね。 あれは、全部芝居だったんだよ、フィクションだったんだよ。ってことなんでしょうか? それとも単純に映画の終幕としての演出なんでしょうか? 馬鹿な質問ですいませんが、みなさんの解釈を聞きたいのでよろしくおねがいします。
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どっちでも好きな方にとっていいとは思うんですが・・・ 私、個人的には「映画の終幕としての演出」ととらえています。 ただそれも、撮影終了で出演者が花束をもらう、などというものとは違って、 もうひとつ作品の中での演出だと考えていました。 (つまり松坂慶子や平田満としてではなく) その方がおもしろそうだから、そう思っているんですけど。
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- kumares
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こればっかりは観た人それぞれの解釈で納得していただくしかないと思いますが、あえて私なりに解説させていただくとすれば..... もともと、この作品は舞台劇です。 ですから、その辺のケレン味を醸し出すために、あえてあのような演出をしたんじゃないかと思います。 いわば、舞台におけるカーテンコールを映画でやるとあーなると言うか.....私はそういう風に解釈しておりました。 しかし繰り返しますけど、映画の解釈の仕方なんて方程式じゃないんだから、十人十色でいいと思います。 (一般的な話ですが)監督だって、こういう風に見て欲しいとは思っていても、決してそれを口にはしませんし、口にした時点で監督失格と言うか(笑)。 最後に結論ですが、評論をしようってわけじゃないでしょうし、もっと気楽に映画をご覧になっても良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
- jakyy
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鎌田行進曲の題材が【映画撮影所】です。 だから、なんとか、映画の最終シーンに 【活動屋】を入れたかったと深作監督が考えたのだと 私は理解しています。 もうひとつは、【階段落ち】だけでは、面白くないので なんとか最後のシーンで観客をもう1度 ビックリさせてやれという意向もあったでしょう。 貴方のように「あれはどうなっているのだろう」 と考える人がいたという事は、 それが見事に成功したということでしょう。
お礼
katoriさん、jakkyさん、kumaresさん回答ありがとうございました。 みなさんの解釈を聞けてよかったです。 あるHPではフィクションだったという解釈をする人もいました。 私はラストシーンではびっくりして、こんな終わり方もあるのか~。ってただただ驚いていただけでしたけど、皆さんの解釈を聞いて色々考えることができました。 映画の解釈はもちろん皆さん違いますけど、それを言いあうのって面白いですね。 また映画の解釈について質問というか尋ねてみたいので、そのときはまたよろしくです。