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JOCがエリートアカデミー
有望な小、中学生を全国から集めて強化する日本オリンピック委員会(JOC)が《JOCエリートアカデミー》を開校した「ナショナルトレーニングセンター(NTC)にて」。 今回の一期生は、小学6年生から中学2年生までの卓球6人、レスリング5人で親元を離れ、NTCに住み込んで地元の小、中学校に通いながら将来の五輪出場を目指す。 と言うニュースがあった。日本のスポーツの底上げJOC自ら行うと言うことです。大変すばらい事とは思いますが、皆さんはどう考えますか。 1.小・中学生から強化するべきで良いことだ、JOCに共感。 2.小・中学生は特別扱いしない方が良い、JOCは介入するべきではない。 3.その他自由意見。 ちなみに近くの中学校は稲中だそうで、稲中卓球部全国大会進出もあるかも。
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- ultraCS
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#1です、ドイツのエリート強化について書いているうちにも気づいた点もあるので。 今回、エリートアカデミーが対象にした競技は卓球とレスリングでしたが、それ以外の競技についても、普及が後手に回っている競技の場合、取り組みが早ければそれで競技力の差が生じてエリートとして選ばれてしまうと言った弊害(言い過ぎかも知れませんが)が考えられます。特にジュニアにおいては経験年数の差は圧倒的です。 エリートアカデミーをするなら、日本自転車振興会が競輪学校で行っている方法を採るべきではと思いますね。競輪学校では、自転車競技を行ってきた者とは別に、身体能力を重視した選考を行っています。滝沢のようなスターがここから出ています(神山雄一郎のように栴檀は双葉より芳しいという例もありますが)。 ジュニアを強化するなら逸材を見いだすシステムが必要でしょう。プレーヤーの中から選ぶというのは実は安易な方法なのではと思います。まあ、はっきり言えば野球をドロップアウトしそうなレベルでもマイナー競技のプレーヤーより良い成績を挙げそうな者はいるはずだと言うことです。現在のエリートアカデミーの選考方法では真のタレントを発掘できないと思います。 はっきり言えば、エリートアカデミーこそ公募すべきでしょう。ボディバランスや身体能力の優れた子であれば、一年もあればただ経験の長い子には簡単に追いつきますよ。そういったインセンティプを考えるべきで、現在のやり方は競技団体の既得権優先ではないかということすら考えます。経験が長いと言うことに対して意味のないアドバンテージを与えてはならないと思います。
- yama1998
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no.2です。お礼ありがとうございます。 有力の中・高校と取り合うというのはあまり心配されなくてもいいのでは。今入った子たちは基本的に辞めたり自ら希望しない限りは他の高校へ行くことはないでしょうし、逆にNTCには少人数徹底教育なので希望しても中々行けないかと思いますし。むしろNTCにいけなかった子が見返すために名門校へ行って頑張る、という図式が想定されそうで相乗効果も期待できるでしょうし。 あと、近くの中学校は授業で通うだけで中学の部活動に所属するわけではないはずです(未確認ですが、他の競技はみんなそうなので)。授業が終わってNTCに戻って練習するので、その中学の部で練習しない(=部の籍がない)のでその中学の部が強くなるわけではないかと思います。逆に所属させたらこれこそ他の学校から不満が出るでしょうし。
お礼
重ね重ねご回答ありがとうございます。 >むしろNTCにいけなかった子が見返すために名門校へ行って頑張る こうなるとさらに全体的なレベルアップになりますね。すばらしい。 >中学(稲付中)の部活動に所属するわけではないはずです 中体連系の大会にでれないのは残念ですね、でも元々実力があるのでその分、全日本ジュニアや世界ジュニアにでれるので良しですか。
補足
卓球協会発表の各JNT、JNT候補の中の http://www.jtta.or.jp/kyoka/08ntplayer.pdf 稲付中学校所属が今回のエリートアカデミーの子のようです(男子4人、女子2人)ご参考までに。 某強豪中学校と片を並べる高いレベルの子のようですね。 個人的には全中や選抜には出てほしいです。打倒強豪中。
- yama1998
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こういったことは以前よりサッカーやフィギュアスケート、体操などが試みています。サッカーは昨年ぐらいから始めたばかりですが、フィギュアなどはもう10年ぐらいになり、トリノで金メダルを取った荒川選手などトップ選手はみんな子供のときから親元を離れて教育を受けています。体操もアテネで金メダルを取ったメンバーの大半が同様です。 いずれも各団体が独自で行っていたのですが、共通しているのは全てメジャーで人気のある競技です。人気があればスポンサーも集まるのでこういったことが出来、既に結果も出しているわけです。 逆にレスリングや卓球は最近は女子選手の活躍で注目が集まるようになりましたが、どちらかといえばまだマイナーでテレビもゴールデンタイムで常時放送するにはつらい?競技です。スポンサーもなかなかつかないのでフィギュアなどのように子供を集めて、というわけにはなかなかいかないので、JOC自らが取り込んだのはよいといえると思います。 卓球やレスリングはかつて日本ではお家芸といわれるほど実績のあったスポーツですから、当然実績のあるコーチなどが揃っているからというのもあるかと思います。これよりもさらにマイナーな競技もどんどん取り入れてほしいかと思います。
お礼
なるほど。勉強になりました。ありかとうごさいます。
補足
卓球についてですが、現存する強豪の中学校とJOCは、うまくやっていけるのでしょうか心配です。 今現在中学校の強豪と言えば、青森山田、秀光中等教育、武蔵野、四天王寺羽曳、明徳義塾・・・・・・・・・・など多々有ります。これらはほとんど中高一貫を行っているので、中学からそのまま高校へ進学しています。中学校の代から相当力を入れており、全国の小学生の優秀な子を取り合っています。名門中とJOCが小学生を取り合うのでしょうか。 そんな事にならないよう、うまくやってほしいと思います。 卓球はこれまで各中学校や高校の努力と、日本卓球協会の協力で男女共レベルが上がっていて、メダルにてが届くような若手が出て来ているようです。
- ultraCS
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2と3の混合 特定競技(というより競技団体)にとってはニッチを確保する意味で好ましいのでしょうが、私はかえって底辺を狭め、競技力低下を招くんじゃないかと危惧します。 極論すれば、小中学生で競技卓球や競技レスリングをやること自体がエリートな行為です。普通の小学生、レスリングなんかやらないでしょ。卓球だって、遊びではやるけど、大会出場を視野に入れてなんかいないだろうし。 今回選ばれた子たちというのは、そういう意味で非常に特殊な環境で競技を行ってきた子供達の中の更に一握りな訳です。おそらく対象になっていない普通の子供の中には選ばれた子たちより優れていたり、適している子はたくさんいるでしょうが、かれらは長じて野球やサッカーに行ってしまう。長い目で見たらこういう子供達に競技のおもしろさを伝えて参加のモチベーションを持たせることことそが競技力強化に重要なのだと考えます(悠遠な道ですが)。 しかし、非常に狭い視野で只でさえ競技人口の少ないところからつまみ食いのような強化をすることが効果的かどうか判断つきません。今回選ばれた子供の中には、本当に優秀な子もいるかも知れないけど、そうでない子もいるでしょう。それが底辺の狭いスポーツの持つ危険です、その子たちもエリートとしてプレッシャーの掛かる強化に放り込んでしまう。 野球やサッカーのようにすでに十分な裾野を持った競技や、水泳、陸上といった基礎的な運動能力で判定可能な種目で行うことには意義を認めますが、何故、卓球とレスリングなの?、と疑問に思います。 強化費の使い方としてはなんだかなぁ
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰るとおり、マイナス面もあると思いますね。
補足
卓球とレスリングだけでなく、今後はさらにいろいろな競技も同様に広げていくみたいですよ。 ナショナルトレーニングセンターです。http://www.ntc.naash.go.jp/ これを見ると相当本格的なのが良く解ります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >エリートアカデミーこそ公募すべきでしょう トップレベルの子を強化するのも大事だが、経験の少ない逆に可能性を秘めた子を発掘し、伸ばす。 各スポーツ業界でもそう言うトップ選手は決行いますね。
補足
>ボディバランスや身体能力の優れた子であれば、一年もあればただ経験の長い子には簡単に追いつきますよ。 昔、スピードスケートのオリンピック選手が夏場のオフシーズン中に行っていた練習メニューの自転車で、夏のオリンピックにも出場していた事を思い出しました。 身体能力の高い選手は基本的に何をやっても起用にこなす。