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身体障害者が主人公・またはポイントになっている映画
いつも皆様のお知恵を拝借しております、FANFUN変酋長です。 12月のサークル会報誌のテーマをタイトルのようにしましたので、 その参考にさせて頂きたく、また皆様のお好きな・お勧めの作品を教えて下さい。 お手数ですが題名だけを羅列するのではなく、 その映画の感想なども少し書き添えて頂けたら幸いに思います。 お礼は漸次致しますが、少々お時間を頂くこともありますのでお願いします。
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おはようございます。お久し振りです。そろそろ1週間でこの辺で回答しないと締められてしまいますので、思い出したものだけ。7日も考えていて2本だけ? まぁまぁ (^^; 替わりに、誰も出していませんからその辺はご容赦。 アメリカ映画の連発でどうなることやらと思っていましたが、大分ヴァラエティが豊かになってきました。映画のデータベースでキーワード検索をすればとも思いますが、それはこういう質問では邪道ですし。2本だけというのはかなり情けない状況ですが、頭の中がかなりスカスカになっている証拠と笑ってやって下さい。 松山善三監督の代表作とも言える「名も無く、貧しく、美しく」は、聾唖の夫婦が主人公。日本映画で手話を映画の中にきちんと取り入れた初めての作品です。場合によっては手話でなければ通じない場合も有るのだということを教えてくれます。主人公の二人が言葉を発さない映画というのは、かなり珍しい筈です(トーキーにも拘らず音楽と効果音以外に音がない映画も存在しますが)。 韓国映画「暗闇の子どもたち」↓は傑作です。 主人公達は長屋のような家で商売をしているわけですが、ここに時々足の無い男が箱車に乗って客として来るのだけど、彼女達の誰一人この男を相手にしようとはしません。肉体的な忌避もあるだろうし、精神的な意味合いも含まれています。こんな商売をしているとは言え、私にだって誇りはあるわよ、ということでしょう。 実はこの男は戦争(朝鮮戦争、でしょう。もし、ヴェトナム戦争に駆り出された韓国軍だとすると意味は更に重くなります)に従軍した際に負傷したらしく、この辺りにも深い意味がこめられていると感じます。それはさておき。 あれこれ有って、映画の最後に主人公は、その夜もいつも通りに皆から蔑まれて追い払われているこの男を、自室へと導きます。 人は苦しんで傷付いて打ちのめされて、そうして本当に他人の心の痛みを理解するようになれるのだと伝えてくれます。最後の彼女の顔は菩薩のようにも思えるほどの清らかで涼やかな良い表情でした。 両足の無い男はこの映画になくてはならない、重要な脇役です。残念ながらヴィデオが出ていないので観てもらえません・・・。 さて、近隣の国を一巡しようかと思いましたが(台湾には心当たりが有り。中国は思案中)、長くなってきたので今回はここまでにします。では。
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>そこで検索してみましたところ、ファミコンのゲームらしいと判明・・・。 >すみません!私の全く興味のない分野なんです。 いえ、それはファミコンのゲームにもなっているでしょうが、ちゃんと「劇場用作品」と書いているわけで…。 「スペースアドベンチャーコブラ」 は、元々は少年ジャンプに連載された漫画です。その後劇場用アニメになり、テレビアニメにもなりました。
お礼
無知な私の為に再度のご回答を有難うございました。 そうなんですか、ちゃんと「劇場用作品」として作られた映画なのですか。 確か「ファイナル・ファンタジー」とかいうのもそうでしたっけ? すみません、何せ関心がないジャンルなので間違っているかもしれません。 有難うございました。
補足
この場をお借りして、ご回答をお寄せ下さった皆様に熱くお礼申し上げます。 いずれも観てみたい・観直してみたい優れた作品ばかりを挙げて頂きました。 今回は「身体障害」であって、「知的障害者」関連の映画については来年12月のテーマにする予定でしたが、 私の質問の仕方に不備があった為、後者についても色々と教えて頂きました。 来年の今頃改めて質問させて頂くかもしれませんので、その時には宜しくお願いします(笑)。 概して「障害が何だ!それでも明日に向かって大きくはばたくゾ!」という内容ばかりですね。 私も手の2本や3本失うことになっても(それじゃバケ物だ)、 前向きな人生を歩もう、そう心掛けようと思います。 そんな気持ちにさせてくれる良い映画をこれからも楽しみたいですね。
「スペースアドベンチャーコブラ」 1982年の劇場用作品です。 闘いの中で左腕を斬り落とされた宇宙海賊コブラは、無くなった左腕にサイコガンを取り付け、宿敵クリスタルボーイとの決戦に挑みます。
お礼
3度目のご回答を有難うございました。 今度のは聞いたことがない作品なので、どのようにお礼をすればいいのか戸惑ってしまいました(笑)。 そこで検索してみましたところ、ファミコンのゲームらしいと判明・・・。 すみません!私の全く興味のない分野なんです。 だから、<トゥームレイダー>とかも全然観る気にはなりませんでした。 せっかくご回答下さったのに、素っ気無いお礼で申し訳ないです。でも、ありがとう。
チャールズ・チャップリン主演の「街の灯」 チャップリン演ずるホームレスの男が、盲目の花売りの少女を助ける物語です。
お礼
再度のご回答を有難うございました。 「街の灯」・・・懐かしい名画ですねぇ。これも泣きましたよ。 密かに慕い続けて来た盲目の少女に救いの手を差し伸べたくて、 (曰く付きのお金で)手術を受けさせて光を与えた浮浪者の男。 彼女はそんな事情を知る由もなく、汚らしい浮浪者を侮蔑する。 が、ある時彼の手を取ることになり、彼女は彼の手がいつも励まし続けてくれていた男だったと知る。 盲目の人は対象物を手で「見る」そうですが、本当にそうなんですね。 ラストのシーンは涙涙・・・でした。
- junjunpapa
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こんにちは。私は去年の夏に公開された「ザ・ダイバー」という映画が好きです。主演の黒人俳優の名前はちょっと忘れてしまったのですが(彼は映画「パールハーバー」でも潜水艦の乗組員のコック役で出ていました)、ダイバー養成所の教官役のロバート・デ・ニーロがとてもいい役でした。ラストにて、片足を事故で失ってしまった前述の主人公が軍のダイバーとして認められるために重い潜水服を着て杖なしで10歩歩く(20歩だったかな?)テストの際に、はじめは黒人ということで何かとその主人公に対して冷たく当たってた教官のデ・ニーロが、最後は意気投合して激励し、「たった10歩も歩けんのか!しっかりしろ!」という言葉を投げかけるシーンはとてもよかったです。この映画は言ってみれば「なせばなる なさねばならぬ なにごとも」ということわざを説明するような内容でしかもこの物語は実話だそうで、黒人差別と片足を失ってしまう言わば二重苦を背負った主人公の生き様にとても感動しました。御覧になってなければ是非ビデオででも一度御覧になってみて下さい。
お礼
ご回答を有難うございました。 「ザ・ダイバー」、はい、映画館で観ました。凄く良かったですよね! 何という不屈の根性!白人ばかりの教習所に初めて飛び込んだだけでも語り尽くせぬ辛酸があったろうに、 徹底的に人種差別する教官に屈することなく厳しい訓練やイジメに耐え抜き、 更には片足切断という過酷な運命をも克服した主人公。 そんなふたりの友情がようやく開花したラストの法廷シーンで、 私は主人公の生き様や姿勢に対し、敬服を通り越して鳥肌すら立てました。 果敢に挑戦し続けた彼を賞賛する言葉が見つからなくて、実に歯がゆい思いをです。 いい映画を思い出させてくれました。ちなみに、その黒人俳優の名前はキューバ・グッティングJr.でしたね。
「魔界転生」です。 隻眼の剣士、柳生十兵衛が主人公で、魔界から甦った天草四郎と対決します。
お礼
ご回答を有難うございました。 「魔界転生」って沢田研一と真田広之主演のでしたっけ? 「エロエロエッセイ」とかいう呪文?が出て来て、ふたりのキスシーンがあったりしたんでしたよね? このシーンだけが妙に記憶に残ってまして、他は完全にフッ飛んでしまってます(笑)。 そういえば彼も左眼(右眼?)に障害があったんでしたっけ。 NHK大河ドラマ、独眼流正宗(漢字に自信ナシ)もそうでしたね。
こんばんは。2度目の登場、ippyでございます。 もうひとつ、思い出しました。今、劇場公開されている、北野武監督の「Dolls」です。ごらんになりましたか? 北野作品とは思えない、色彩豊かなキレイな映像が印象的です。 オムニバス形式で3つの話があるのですが、その中の一つに、事故で片目を失明して再起不能となり、ファンの前から姿を消した元アイドル(深田恭子)と、デビュー当時から彼女の追っかけをする熱烈なファン(武重勉)のお話があります。ネタバレになるといけないので、詳しい話はここでは書きませんが、あえて言うとすれば、谷崎潤一郎の「春琴抄」みたいな感じです(わかりやす過ぎますかね)。 私も「太陽は僕の瞳」はラストがいまいち好きじゃないです。結構涙出てたのに、ちょっと止まってしまいました。 「カルネ」「カノン」は、 >「近親相姦的なムード」とか「ブラックユーモアに終末観が漂い・・・」 まさにこんな感じです。近親相姦はあくまで「ムード」です。このお父さんの妄想が激しくて、ブラックなんだけど笑えない(苦笑)。やるせない雰囲気です。
お礼
再度のご回答を有難うございました。 「Dolls」、実は観てないんです。 ストーリーには大いに興味があったのですが、北野武監督が好きではないのに加え、 「ベネチア映画祭を意識し過ぎ、ただ日本の四季を美しく撮っただけ」 などという酷評を耳にしたもので、すっかり観賞する意欲が萎えてしまいました。 それに、観に行く必要もなくなったかも。「春琴抄みたい」と知って大体あらすじが判りましたので・・・(笑)。 「太陽は~」はやはりそうですよね。あのラストはちょっといただけませんでした。 「カルネ」「カノン」については是非是非観たいものです。 でも、あまり期待すると私の中ではコケるかも・・・。
こんばんは、 既にご存知の映画だと思われますが私もご紹介させて戴きますね ●「愛すれど心さびしく」(’68年・米) この映画は幼い頃に夜中ひとりでTVで見て大変衝撃を受けました。 口と耳が不自由な青年が主人公の物語です。 孤独な人達の悩みを率先して聞き 人々に温もりを与える日々を続ける主人公ですが 自分の孤独は癒される事は無く 最後には自ら命を絶ってしまいます。 あとこれはとても有名な作品なので 大々的にお薦めと言うわけでは有りませんが ジョン・アーヴィング原作の「サイモン・バーチ」も 生まれつき体が小さい(発達障害)男の子が主人公の映画でしたね 自分がこういう体でこの世に授かった事には 何か意味が有ると信じひたすら前向きに生きようとする少年と 友人の父親探しが同時進行されている映画です。 この映画は演出の面などで賛否両論分かれる映画でも有りましたし 「マイ・フレンド・メモリー」と比較される事もしばしばでしたね 母親役のアシュレイ・ジャッドが、この頃は(笑)綺麗でした。
お礼
深夜にもかかわらずのご回答を有難うございました。 「愛すれど心さびしく」、凄く素敵な題名ですね!私、題名にだまされて映画を選択することが多いんです。 是非とも観たいと思ってぴあシネマクラブでチェックしたら、観賞済みになってた!? しかも評価が×と・・・?きっと酷い結末に不愉快でたまらなくて×にしたのだろうと思います。 もう一度是非見直してみたいと思います。 「サイモン・バーチ」、はい、映画館で観ました。 小さなサイモンがみんなに教えてくれた大きな愛と生。 人間容姿じゃないんだ、心構えなんだ、熱く燃えるハートを持ってるか否かなんだよ。 自分の環境やハンディに悩んでたって仕方がない、限りある人生を自らの力で意味あるものにしなくちゃ。 以上、小さなサイモンの背中から私が受けたメッセージです。 隣のシートで観ていた小学校4~5年生位の女の子も号泣していました。 彼女をこの映画に連れて来ていたお母さん。 いい映画をお嬢さんに見せたなぁと、自分のことのように嬉しくなったものです。 蛇足ながら、A・ジャッドは「聖なる狂気」以来注目している女優さんなんです。
- o-o-o
- ベストアンサー率16% (3/18)
こんばんは 私はなんといっても『道』です。 フェリーニの古い映画ですが 言わずとしれた名作。 純真無垢な白痴の女性ジェルソミーナのけなげさに号泣。 全編寒い雰囲気ですがホントにいい映画。
お礼
ご回答を有難うございました。 「道」・・・名作中の名作と言われている映画ですよね。 でも・・・すみません・・・私にはその良さが判りませんでした。 音羽信子と藤田まことが、いえ、J・マシーナとA・クインが (こんなことを書いたら絶対立腹されてますよね?でも私にはそう見えるんです) 私の波長に合わなかったようで・・・。 でも、私もその後少しは人間的に成長したかも?今度の機会には姿勢を正して観させて頂きますね。
- ele
- ベストアンサー率22% (177/791)
『愛は静けさの中に』 ('86米) ちょっとお涙頂戴的な内容ですが、マーリー・マトリンは実際聾唖者で聾唖者役で映画初出演。(アカデミー主演女優賞をとってます。)W・ハートとのダンスのシーンや聾唖学校の音楽発表会のシーンが素敵です。 『CHILDREN OF A LESSER GOD』という原題も良いですけど、愛はxxxってタイトルの中では邦題もましなほうですね。 『ヤング・フランケンシュタイン』('74米) メル・ブルックスのホラーではなくモノクロの喜劇映画です。特別出演のジーン・ハックマンの役どころが…。(博士でもモンスターでもありません)ジーン・ワイルダーの吹き替えを広川太一郎がやった日本語吹き替え版も笑えます。
お礼
ご回答を有難うございました。「愛は××・・・」という記述を読んで、ウン? 過日に、「原題と邦題があまりにも違う映画」の質問にお答え頂いたんでしたね。いつもお世話になります。 M・マトリン、綺麗な女優さんでしたね。アカデミーでのスピーチは、手話で両親への感謝を伝えたとか。 日本の忍足亜希子さんも聴覚障害者ですが、「アイ・ラブ・ユー」でやはり主演されたし、 今度は「旅の途中で」に出演されるとか。 「ヤング・フランケンシュタイン」に身体障害者が?G・ハックマンの役がそうなんでしょうか? G・ワイルダーと聞いただけで笑えて来ましたが、コメディなんですよね? いつか観賞できる日が楽しみになりました。というか、既に笑ってます。
せっかく、来日したというのに出ないので、しびれを切らしてしまいました。 『7月4日に生まれて』 トム・クルーズが2枚目をかなぐり捨てて頑張っている姿はアンチのハートをも捉えたのではないでしょうか? ちなみに、ボクはあの映画苦手ですけど。 前回の回答では、あのような映画を出させていただいたのは、一つにどうしても重くなりがちにだと思ったのと、kyokoさんに何か映画をといってもおこがましいだけと思ったのとであのような回答をさせていただきました^^ あまり深刻にならず、ほんとうに普通に生きている姿を映し出している作品というのはないものでしょうかねぇ。クローズアップすることは大切なことと思いますが、障害を持つ方々の最終的な目標というのはクローズアップされることではなく、ほんとうに普通に生活が出来るということではないのかなとボクなどは思いますけど、実社会同様、銀幕の世界でも難しいのでしょうか。
お礼
再度のご回答を有難うございました。 「7月4日に生まれて」は苦手なんですか。 私は好きです、というか、胸を締め付けられながらも感動したんですけど。 志願してベトナム戦線に赴いた彼。だが下半身不髄となっての帰国。 彼は英雄視されるどころか、無駄な戦争に手を貸したと友人らから冷たい目で見られる。 そんなバカなことがあるものか!?と悩み苦しむ彼の姿が哀れでした。 特にペニスを指差し、「これの使い方もロクに知らないで使いものにならなくなった!」 と父親に怒りをぶつけるシーンは痛々しかったです。 >あまり深刻にならず、ほんとうに普通に生きている姿を映し出している作品というのはないものでしょうかねぇ 本当にそうですよね。先にご回答頂いている「典子は今」などは如何でしょうか? 乙武君のように、下半身のない「ケニー」少年の日常生活を描いた映画も evidenceさんのご要望に沿っていると思いますが・・・。 今年私が観た中でのベスト作品であるフランス映画「ラ・プロミッセ/約束」なども、 明日をも知れぬ命のふたりの物語にもかかわらず、とても爽やかでしたよ。 >kyokoさんに何か映画をといってもおこがましいだけと思ったのとであのような回答をさせていただきました^^ 何をおっしゃいます。私なんぞただ観まくってるだけで、どんな映画だったのか次から次へと完全忘却していってますので、 私の記憶を蘇らせる為にもご回答を宜しくお願い致します。
お礼
ichienさん、ご回答を有難うございます。本当にお久しぶりです。その節は大変お世話になりました。 ichienさんのご回答は、いつも下調べを充分になさってからの大変奥の深い適切なものと尊敬しております。 今回も調査に調査を重ねてのものなのですね?ありがたいことです。 さて、「名も泣く貧しく美しく」名画でしたね。詳しくは忘れてしまったのですが、 往来のできない電車車両の向こうとこっちで手話を交わす二人のシーンを覚えています。 参考URL、読みました。暗くて重くて辛そうな作品なんですね。 観賞してみるには、少々勇気を奮い起こさないとできそうにないです・・・。 数々の辛酸を舐めて来た彼女と、戦禍により足を無くした男というのは、 この世の無情を凝縮したものなんですね。 >最後の彼女の顔は菩薩のようにも思えるほどの清らかで涼やかな良い表情でした。 この言葉を信じ、いつか観賞できる日が巡って来たら堪能してみたいと思います。 蛇足ながら、ここに出て来る安聖基という俳優さん、サッカーの選手にも同姓同名の人がいたような気が・・・。