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映画「タイタニック」のテーマはなんでしょうか?
先日、映画「タイタニック」のことで検索していたのですが、そのなかで、ある方が、この映画は「女性の自立」を描いているという投稿を見て、あれぇそうだったんかと、ちょっと異質な感想を受けました。 そういえば「女性の自立」も描かれているようにも思いますが、この映画のテーマは、やはり「犠牲愛」とばかり思っていましたので、なんとなく、ひっかかるのです。 皆さんは「タイタニック」をどのようにご覧になりましたか? 教えていただければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
テーマ… わたしは漠然と「愛」なんだろーなーと思っていました。 けれど、みなさんの意見を見て、愛にも種類があるのね、ということに気づきました。 わたしはこの作品劇場で4回観たのですが、その度嗚咽を漏らしてしまうほど、感動できた映画でした。 …が、どうしても穿った見方もしてしまいます。 あれはローズの回想であるので、ローズの出てこないシーンは、ほんとうは意味がないということ。 なので、実はジャックは宝石泥棒だったかもしれないということ。 それを知らないローズは勝手に表面的なことからジャックの行動を想像して、あのように回想したのではないか…と。 なので、わたしは「愛は盲目」がテーマだったら面白いなあ、と思いました。 余談ですが、前にキネ旬でどなたかが指摘されていましたが、ローズがなぜあんなに例の宝石を大事に持っていたかが解せません。 あれはイヤな婚約者から贈られた品であって、ジャックとは関係がないはず。 そういう細部まで気をつかっていたら、わたしの中で大傑作になった作品だと思います(えらそう!)
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- Isa_
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婚約という一種の束縛の中、自由な恋愛をしたことで本当の愛を知り、その最愛の男性の死を乗り越えて生きてゆく…といったところが、見る人によっては「女性の自立」と取れるかもしれません。 人によって見方や解釈が違うと、こういった考えもあるのか~と、面白い発見があるのが楽しいですよね。 宝石に関しては、bluebettyさんと同じく私も解せない部分がありますが、もし、あの宝石に彼女なりの意味を求めるとしたら、ジャックの絵のモデルをした時に見つけていた思い出の品だからではないかと解釈しております。 それでも突っつき所はありますが、他に理由が見つけられないので…。 キャメロン監督は私の中では映像作家というイメージが強いです。タイタニックに限らず、自分の作ったセットを綺麗にこれでもかというくらいに、観せる監督だと思っております。 なので、タイタニックも映像が綺麗なシーンが多いなと思って観ました。 特にローズがジャックを沈めるシーンは好きです。この辺りのシーンは典型的な犠牲愛ですね。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 検索していて、ある方(多分女性の方だと思うのですが)「女性の自立」が描かれているという文章に巡り合って、ビックリしたと言うか、自分がいままでそんな風に観ていなかったものですから、ある意味衝撃でした。 しかしNo6さんの回答や回答者さんの文章を見まして 確かに「女性の自立」が描かれているように思いました。このあたりが映画の良さなんでしょうね。また男性と女性とではこの映画の捉え方も多少違ってくるのかもしれませんね。興味深いです。 わたしがこの映画のテーマが「犠牲愛」かなと思った理由は、No5さんのお礼欄に書かせていただいたように タイタニック号の事故そのものが多くの犠牲愛の上に成り立っているのではという事と、回答者さんが指摘されている様にジャックとローズの関係ですね。 これは私の見間違いかもしれませんが、あの海の中でジャックが木片にローズを先に乗せ、その後自分が乗ろうとしますが、二人乗れば木片が沈んでしまうと分かったときのジャックの戸惑った表情が映ったように思いました。このシーンがどうしても頭から離れません。 ですから「犠牲愛」という結論が出てきたのだろうと思います。一方的な見方なんでしょうね。(笑) 映画「タイタニック」に関してはさまざまな外的な情報があふれていますが、この映画はそういった情報に惑わされずに素直に感動できれば良いのじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか。 宝石に関しては回答者さんと同じような感想でした。 死の間際まで大事にしていて、最後に海に沈めてしまうのは特別の理由があるのでしょうね。 回答有り難うございました。
- cebu164
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犠牲愛でよろしいのではないでしょうか。 あなたが過去に他の方へ回答したとおり「人にはそれぞれの解釈」があるのです。 映画に対する知識が邪魔して人の意見を素直に聞き入れられないあたり、お気の毒に思います。 テーマとか訴えたかったことは何なのかを自分で考察することも映画の楽しみなのでは? お礼と称して薀蓄や異論を唱える前にさあもう一度DVDをまわして観て下さい。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 なにか回答者さんを不愉快にさせる発言がありましたでしょうか?もしそのような失言があったのでしたら、この場を借りてお詫び申し上げます。 映画にしても文学にしても、なんでもそうだと思いますが「人それぞれの解釈」があってよいと思います。 私のこの質問の趣旨は、この映画は「犠牲愛」だとおもっていたのですが、たまたま検索していたら、この映画は「女性の自立」を描いていると文章がありましたので わたしの知らなかった解釈に驚きました。 そして他の方はこの映画をどのように受け止めているのだろうかといった単純な理由です。 さて cebu164さんは、どのような感想をお持ちなのでしょうか?お聞かせいただければうれしいですね。 >テーマとか訴えたかったことは何なのかを自分で考察することも映画の楽しみなのでは? わたしがこの映画から受け取った事は、質問のなかに明記していると思いますが? >お礼と称して薀蓄や異論を唱える前にさあもう一度DVDをまわして観て下さい。 質問者と回答者の間のコミニケーションはお礼欄しかないように思います。もしこれが薀蓄、異論と捉えられたのでしたらお詫びいたします。 今後お礼欄も「有り難うございました」のコピペで済みます。これでいいのでしょうか? ご回答有り難うございました。
タイタニック号の大きさと、それに関わった人たちの執着心、そしてそれががどのように沈没したかをリアルに描写した、超特大スケールのドキュメンタリー・・・みたいに感じました。 確かに「愛」も素敵だなーと思いましたけど、 タイタニック=沈没した船 と単純な知識しかなかった私は、この映画をみて鳥肌が立ちました。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 たしかにスケールのおおきな映画でしたね。 実はわたしもこの映画を観るまで、回答者さんの言われる「タイタニック=沈没した船」ぐらいの知識しかありませんでした。そしてこの映画を観た事によって、タイタニック号の偉大さや事故のありさまが理解でき、それだけでもこの映画を観た価値はあったと思いました。 わたしがこの映画を「犠牲愛」と考えたのは、タイタニックの事故そのものがそうではないかと思ったからです 乗客5000名に対して、遭難した場合2000名分ぐらいの救命ボートしか設置していなかった。実際は救出されたのは1500名ぐらいでしたでしょうか、しかし残りの人々は絶望のうちに遭難していった。乗客全員の救出方法がありながら遭難者が出たという事故であるなら後々までこの事故がこれほどまでに「悲劇」としては捉えられなかったよう思ったりしました。 こんなことがこの映画を観ている間、ずーと頭から離れなかったもので、この映画のテーマがそうしたところにあるのではとおもったのです。もちろんジャックとローズとの関係もそうだと思うのですが。 けっして軽いテーマでないものを一級の娯楽作品になっているところがこの映画の良さなのでしょうか。 お礼欄を利用して薀蓄?異論?を書きました。めざわりでしたら読み飛ばしていただくようお願いいたします。 ご回答有り難うございました。
愛がテーマは、というのさておき、監督であるところのジェームズ・キャメロンは、タイタニックのリベット・カウンターを自認していると言うインタビュー記事を読んだことがあります。 (リベット・カウンター:タイタニックの熱狂的マニア、リベットを数えるくらいという意味らしい) ある意味、世界中のタイタニック・マニアへの最高の自慢に近いようです。監督の「別の意味」としては。 「機械愛」というものが仮にあるなら、痛いほど伝わる気はします。 (設計者が沈没寸前に時計を合わせるとか、沈没までのタイタニックのものすごく精緻な描写、多くのタイタニックの船室の案内、沈没寸前まで演奏する音楽家、これらの描写って実は必ずしも必要とは思えないのです、ラブストーリーなら尚更) それ故に、キャメロンの好きなモノだけでは映画になら無いから、ラブストーリーがおまけに付いてきた、みたいに見えちゃうのです。 この映画は好きですが、「ポセイドン・アドベンチャー」に比べてしまうと、やっぱりイマイチです。
お礼
こんばんは。お世話になりました。 ジェームズ・キャメロンが海について多少こだわりがあるのかな、ぐらいは感じていたのですが、タイタニックマニアであるとは知りませんでした。「機械愛」というか「機械フェチ」なんでしょうか?そういった観点からこの映画を観ると回答者さんの思いも分かるような気がします。 しかーし(笑)こんなことを言えば気を悪くされるかもしれませんが、わたしは、ちょっと深読みしすぎた感があるのではないかと思うのですが。 わたしはあの情景を単純にこんなふうに観ました。 設計者が沈没寸前に時計を合わせるところは、自分が設計した船と最後をともにしようと決意したとき、最後まで設計者であろうとする事の現れと、タイタニック船内また船室の精微な描写は、タイタニック号が当時として いかに巨大船であったかの描写として、沈没寸前まで演奏する音楽家は、事故の場合乗客優先のため自分たちに 生きる望みは無いと悟ったときに、乗客の為、ひいては自分たちの為に最後まで演奏したと。 このように考えていくとまた別の見方もできるような気がするのですがいかがなものでしょうか。 いずれにしてもこの映画はあまりにも情報がありすぎて 映画そのものを素直に観れないところがありますよね。 いろんな観かたがあっていいのだと思いました。 最後に「ポセイドン・アドベンチャー」のわたしなりの穿った観かたを紹介します。けっして怒らないでくださいね(笑) まず原作のポール・ギャリコは主に児童文学の書き手であり、アメリカではアット・ホーム的な人でその原作の映画化であるということ。次にジーン・ハックマン演じた主役が牧師である事。牧師の言葉に同意した少数の人のみ助かり、牧師の言葉に同意しなかった人々はすべて死亡した。極めつけは、押し寄せてくる海水から逃れるために、倒れていた巨大な「クリスマスツリー」をよじ登って脱出口に向った。このクリスマスツリーが曲者なんですよね(笑) このように観るとこの映画はなんと押し付けがましい映画なんだろうと思うのですが、ご覧になったほかの方々 はどのような感想をお持ちなのでしょうね。 ご回答有り難うございました。文中失礼なところがありましたらお許しください。
- e-toshi54
- ベストアンサー率22% (728/3265)
50代、男子。 映画館でロードショー、その後ビデオを買い、何回か見ました。 超娯楽大作、エンターテインメント映画だと思います。 ”テーマは?”と問われた場合、”真実の愛”みたいなことを考えてみますが、それさえ、エンターテインメントの要素の一部と考えます。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 「タイタニック」のテーマはあえて言えば「真実の愛」ということでしょうか?ジャックとローズの間の「真実の愛」でしょうか?結局二人は結ばれませよね。 そこに「悲劇」があり、それがエンターテイメントを構成する上で欠かせない要素のひとつであるという事なのでしょうか。 クールな映画の観かたをされるんですね。(笑) わたしも何回かこの映画を観ていますが、これはエンターテイメント映画だという意識は残念ながら全然ありませんでした。わたしが鈍感だけなんでしょう。(汗)たしかに書評とか映画評などではそんな言葉もあるかもしれませんが、わたしは映画評論家でないのでそのへんのところはよく理解できないんです。 こういった世評を賑わした映画は、「木を見て森を見ず」ではなく「木を見ず森を見る」的な要素もあって なかなか評価の難しい映画だと思いますね。 ところで回答者さんの言われる「タイタニック」のなかの「真実の愛」とはどのようなものなのか興味があります。もしよければまたの機会にでもお聞かせいただければうれしいですね。 ご回答有り難うございました。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
感動的なシーンを人の死を使って演出するという、今まで何度も作られてきた映画ですが、規模や過程が良かったんだと思います。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 「タイタニック」はあまり面白くなかったですか? 文面から察しますと回答者さんはこの映画にあまり好意を持っていないように思ったのですが、間違っていましたら、お許しください。 わたしがこの質問でお聞きしたかったのは「タイタニック」がよい映画か、わるい映画かとかではなく、「タイタニック」のなかで描かれているテーマというか主題は何なのかという事なのです。規模の大きい大作であろうと、独立系の映画であろうと、その作品には、必ずテーマがあるだろうと思います。 そのへんのところを、回答者さんの本音の部分でお答えいただければ非常にうれしかったのですが。 ご回答有り難うございました。
お礼
こんにちは。お世話になりました。 この回答を読ませていただいて、「目から鱗」の状態です。回答者さんの言われる通り、すべてはローズの回想ですよね。ジャックの行動なりを知っているのは、ローズただ一人! >実はジャックは宝石泥棒だったかもしれないということ ありえますよね。(笑)ローズはジャックのそうしたことをすべて乗り越えてただひたすらジャックを愛していた。まさしく「盲目の愛」ですね。ただ自分の束縛された社会からひたすら逃げるために。そしてこの考えをもっと推し進めて、実はジャックの存在はローズの妄想だったと考えていくとどうなるのでしょうね。(笑)映画のなかでも、乗客名簿にはジャックの名前が無かったとかいうシーンがあったように思ったのですが。 こんなふうに考えていくとこの映画は、えらい様変わりしていきますね(笑) 例の宝石の件ですが、わたしは単純に、婚約者からもらった印象よりジャックとの思い出の方が深かったので 終生持っていたのではないかと思ったのですが、あるいは女性はいつの世も宝石には目が無いというオチではないでしょうね(笑) ご回答有り難うございました。たいへん参考になりました。