• ベストアンサー

身体障害者が主人公・またはポイントになっている映画

いつも皆様のお知恵を拝借しております、FANFUN変酋長です。 12月のサークル会報誌のテーマをタイトルのようにしましたので、 その参考にさせて頂きたく、また皆様のお好きな・お勧めの作品を教えて下さい。 お手数ですが題名だけを羅列するのではなく、 その映画の感想なども少し書き添えて頂けたら幸いに思います。 お礼は漸次致しますが、少々お時間を頂くこともありますのでお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ichien
  • ベストアンサー率54% (733/1334)
回答No.26

おはようございます。お久し振りです。そろそろ1週間でこの辺で回答しないと締められてしまいますので、思い出したものだけ。7日も考えていて2本だけ? まぁまぁ (^^; 替わりに、誰も出していませんからその辺はご容赦。  アメリカ映画の連発でどうなることやらと思っていましたが、大分ヴァラエティが豊かになってきました。映画のデータベースでキーワード検索をすればとも思いますが、それはこういう質問では邪道ですし。2本だけというのはかなり情けない状況ですが、頭の中がかなりスカスカになっている証拠と笑ってやって下さい。  松山善三監督の代表作とも言える「名も無く、貧しく、美しく」は、聾唖の夫婦が主人公。日本映画で手話を映画の中にきちんと取り入れた初めての作品です。場合によっては手話でなければ通じない場合も有るのだということを教えてくれます。主人公の二人が言葉を発さない映画というのは、かなり珍しい筈です(トーキーにも拘らず音楽と効果音以外に音がない映画も存在しますが)。  韓国映画「暗闇の子どもたち」↓は傑作です。  主人公達は長屋のような家で商売をしているわけですが、ここに時々足の無い男が箱車に乗って客として来るのだけど、彼女達の誰一人この男を相手にしようとはしません。肉体的な忌避もあるだろうし、精神的な意味合いも含まれています。こんな商売をしているとは言え、私にだって誇りはあるわよ、ということでしょう。  実はこの男は戦争(朝鮮戦争、でしょう。もし、ヴェトナム戦争に駆り出された韓国軍だとすると意味は更に重くなります)に従軍した際に負傷したらしく、この辺りにも深い意味がこめられていると感じます。それはさておき。  あれこれ有って、映画の最後に主人公は、その夜もいつも通りに皆から蔑まれて追い払われているこの男を、自室へと導きます。  人は苦しんで傷付いて打ちのめされて、そうして本当に他人の心の痛みを理解するようになれるのだと伝えてくれます。最後の彼女の顔は菩薩のようにも思えるほどの清らかで涼やかな良い表情でした。  両足の無い男はこの映画になくてはならない、重要な脇役です。残念ながらヴィデオが出ていないので観てもらえません・・・。  さて、近隣の国を一巡しようかと思いましたが(台湾には心当たりが有り。中国は思案中)、長くなってきたので今回はここまでにします。では。

参考URL:
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=15859
kyoko-fanfun
質問者

お礼

ichienさん、ご回答を有難うございます。本当にお久しぶりです。その節は大変お世話になりました。 ichienさんのご回答は、いつも下調べを充分になさってからの大変奥の深い適切なものと尊敬しております。 今回も調査に調査を重ねてのものなのですね?ありがたいことです。 さて、「名も泣く貧しく美しく」名画でしたね。詳しくは忘れてしまったのですが、 往来のできない電車車両の向こうとこっちで手話を交わす二人のシーンを覚えています。 参考URL、読みました。暗くて重くて辛そうな作品なんですね。 観賞してみるには、少々勇気を奮い起こさないとできそうにないです・・・。 数々の辛酸を舐めて来た彼女と、戦禍により足を無くした男というのは、 この世の無情を凝縮したものなんですね。 >最後の彼女の顔は菩薩のようにも思えるほどの清らかで涼やかな良い表情でした。 この言葉を信じ、いつか観賞できる日が巡って来たら堪能してみたいと思います。 蛇足ながら、ここに出て来る安聖基という俳優さん、サッカーの選手にも同姓同名の人がいたような気が・・・。

その他の回答 (27)

  • dejiji-
  • ベストアンサー率38% (327/858)
回答No.7

洋画ではなく、邦画の中にも感動したものがあります。 1981年の映画で「典子は今」という、映画があります。 サリドマイ児の辻典子さんご本人が主演された映画です。生きて行く事に対しての強さと言うか、とにかく一見の価値はあると思います。 関係有りませんが、ちなみに感動ついでに、子供の名前まであやかってしまいました。

kyoko-fanfun
質問者

お礼

ご回答を有難うございました。 「典子は今」がありましたね。私も小学校の体育館で観ましたが、 人間の果てしない可能性を見せられていたく感動しました! 足の指で編物からミシン掛けまで何でもこなしてしまう典子さん、 素晴らしい等という陳腐な言葉では到底賞賛できない程の感動でした。 今は胎児のうちから障害があるかどうか判定できてしまう時代ですが、 障害があることがそんなにいけないことなのか、と思ってしまいます。 もちろん、自分の身に現実問題として降りかかって来た時、 そんな悠長な発言をしてはいられないだろうとは思いますが・・・。 それでも勇気を奮い立たせてくれるいい映画でしたよね。 ちなみに、「典子」という名前はとてもいいものなんですよ。 「典」という字には「手本」とか「よりどころとなるもの」という意味があるのです。 dejiji-さん、良い命名をされましたね。 ところで、典子さんは今どうしていらっしゃるのでしょうか。

  • crocs
  • ベストアンサー率28% (127/448)
回答No.6

「レナードの朝」です。 ロバートデニーロが精神病院に何十年も昏睡状態でいつづけたのだが、 ロビンウイリアムズ扮する医師のおかげで昏睡状態から目が覚め・・・。 アルジャーノンに花束をに似たストーリーではあります。 しかし、泣ける映画です。 奇跡だったのか、悪夢だったのかそれとも・・・。

kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 「レナードの朝」・・・これも凄い感動物ですよね。R・デニーロはカメレオン俳優と呼ばれていますが、 本当に出演する作品ごとにその登場人物になりきってますもんね。 感動物ではありますが、凄く切ない映画でもありました。 意識は子どものままなのに、目覚めてみれば初老にさしかかった男だったなんて、残酷ともいえます。 彼らを目覚めさせたことは本当に良かったことなのか・・・。 謹厳実直な医師の苦悩が胸をえぐるようでした。 「アルジャーニンに花束を」・・・これも皮肉な作品でした。 68年度版の方で男優賞を受賞した作品でもありましたね。 普通に生きることを夢見てオペを受けて成功したのに、再び元に戻ることを欲する主人公。 障害を持って生きることにどんな障害があるのか。゛普通゛に生きることにどれだけの意味があるのか。 そんなことを考えさせられましたね。

  • kkk-1
  • ベストアンサー率13% (66/500)
回答No.5

「カーラの結婚宣言」 知的障害者の女の子が家族に愛されながら 普通の女の子と同じように恋をして、 結婚するまでのお話です。 知的障害者であるという事を 全く感じさせず なによりも 「自分らしく」生きようとする カーラの姿に感動です。 とってもかわいいです。 どんな風に生きていっていいか わからず悩んでいる人たちにお薦めです。 私はビデオで見たのですが 自宅でスタンディング・オーベーション!を した唯一の一本です。 鳥肌が立つほどの感動です。 母親役ダイアン・キートンの名演技。 さすが名女優 娘を思う母親の気持ちの 表現は観る者に ダイレクトに伝わってきます。 親子喧嘩をしている方、 親と上手くいかなく悩んでいる方 効きますよ。 必見です!

kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 実はJ・ルイスってあまり好きじゃないんですが、 当時上映中の中で観たい映画を観つくしてしまったので、 これでも観るかと全然期待せずに入ったところ、思わぬ感動を受けて爽やかな涙を流した作品なんです。 知的障害者だってバカにされるのは嫌だし、恋もすれば性欲もあるということを、 真正面から見つめた作品でしたね。 みんなが凄く一生懸命に、その時・その時を生きている姿に感動しました。 そしてラスト、教会が用意した定型句の言葉ではなく、ふたりで考え出した誓いの言葉が凄ーく素敵で、思わず「頑張れ!」と応援したくなりました。

  • minatouri
  • ベストアンサー率50% (1106/2197)
回答No.4

「ボーン・コレクター」 鑑識中の事故で四肢麻痺になったリンカーン・ライムが主人公です. 映画はまだ見ていないのですが,原作は絶対お勧めの面白さでした. 首から上しか動かない難しい役を,デンゼル・ワシントンが演じています.

参考URL:
http://www.spe.co.jp/movie/bonecollector/
kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございます。 「ボーン・コレクター」、私も大好きなんです! ベッド上での演技が99%のD・ワシントン、うまかったですよねぇ。 最初の不安感を克服し、次第に活躍していく様を熱演した唇の割れ?てるA・ジョリーもグーでした。 単なる猟奇殺人を描くのではなく、両者の恋愛感情や、重度の障害者となって絶望しながらも、 やがて生への希望を見出していく様子をもさりげなく盛り込んだ脚本が良かったです。 ラスト、体がほとんど動かせない彼がサイコ野郎を撃退した方法・・・。 アッ!?と驚くと共に、人間諦めちゃイカンのだと改めて思ったものです。

  • kame1417
  • ベストアンサー率50% (81/159)
回答No.3

精神的な障害という意味では、 「フォレスト・ガンプ」 まっすぐな気持ちで事を成せば必ず成功するという強烈な教えが 含まれていましたね。その気持ちには教えられる事もありました。 「レインマン」 自閉症の兄との間に本当の兄弟愛を築いていく過程には学ぶ 事も多いです。 以下のサイトにも色々と紹介されています。

参考URL:
http://ww9.tiki.ne.jp/~s-nakamura/nakamurayan/vocational/movie.htm
kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 「フォレスト・ガンプ」・・・これもいい映画でしたね。 冒頭の羽がヒラヒラ・・・からして美しい映画でした。 題名に「一期一会」などという四字熟語が使用されているのは、これくらいではないでしょうか? これにより、「いっきいっかい」等と誤読していた人が誤りに気付いたのではないかと思います。 ケネディ大統領との謁見シーンは見事でしたね! 「オシッコしたい」という台詞には吹き出してしまいました。 とかく私達はやりもしないうちから「無理だ」と諦めてしまいがちですが、 彼のひたむきな姿勢には学ぶところが多かったですね。

  • gohome777
  • ベストアンサー率26% (32/123)
回答No.2

レインマンですね。 トムクルーズとダスティホフマンの1988年の映画です。 分かりやすいページをはっておきます。 http://homepage1.nifty.com/dragon-oba/rainmann.htm http://www.h3.dion.ne.jp/~tango2/D/rainman.html 私はその時心理学を専攻していたので、感想としては 勉強になったなという思いでした。その手の映画は多く見ましたが 一番好きな勉強になった映画です。映画の内容としても好きで何度もみました。

参考URL:
http://www.enjoy.ne.jp/~kushino/cinema6.htm
kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 「レインマン」・・・良かったですよねぇ。 最初は財産目当てで自閉症の兄を引き取ろうとしていた弟だったのが、 兄と触れ合ううちにやがて温かい心が芽生えていく・・・。 自閉症者を演ずるホフマンの演技が実に見事で、彼もこれで男優賞を受賞したんでしたね。 私はこの中で、彼がパンツに対して異常な執着心を持っていたのが面白かったです。 彼が履くパンツは、いつも゛Kマート゛のパンツと決まっていたんですよね。 そうでなきゃ落ち着かないそうで・・・。 日本でいったらさしずめ゛ダイエー゛のかな?今でいうなら゛ユニクロ゛ってとこでしょうか?

kyoko-fanfun
質問者

補足

早速のご回答を皆様、有難うございます。この場をお借りして補足説明させて下さい。 質問の仕方に不備があって申し訳ありません。 今回は「身体障害者」であって、「知的障害者」は省かせて頂いております。 目・耳・言語・手・足・内臓疾患などに障害がある人を描いた映画で、 皆様のお好きな、お勧めの作品を教えて頂けませんか?宜しくお願い致します。

  • mellowy
  • ベストアンサー率27% (19/69)
回答No.1

何年の作品かは忘れましたが、 アル・パチーノ主演の「セント・オブ・ウーマン」が お勧めですね。 自殺願望がある軍人(アル・パチーノ)と青年との 交流を描いた作品です。 青年と日々過ごすことによって自殺を思いとどまると言った内容で 面白いんじゃなくて興味深い作品で気に入ってます。 クライマックスで青年が構内公開裁判にかけられたときの アル・パチーノの演説が聞き所です。 ここでは、ちょっと関係ないですが、 本編にちょっと出てくるガブリエル・アンウォーという 女優さんが好きですね。

kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 最初に頂けるご回答はどんな作品なのかな?と楽しみにしていましたが、 「セント・オブ・ウーマン」が来ましたね。 92年の作品で、A・パチーノはこれで男優賞を受賞したんでしたね。 2時間半を越える長編でしたが、そうと感じさせない力作でした。 実は私はパチーノがあまり好きではないんですが、この作品では魅力を感じました。 クリス・オドネルを弁護に来ての力説シーン、はい、とても良かったです。 G・アンウォーの漆黒サラサラヘアーも素敵でしたよね。 タンゴに誘われた彼女が「間違えたら恥ずかしい」とためらった時、 「足が絡まっても踊り続ければいいんだよ」と軽く言ったパチーノ。 その後、自殺未遂を起こしかけてオドネルに諭された言葉、 「足が絡まっても踊り続ければいいんですよ」・・・。 若い苦学生なのに、含蓄のある言葉でした。

関連するQ&A