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運転技術。初心者と熟練者の違いは具体的にどういうところ?
少々思うところがあって質問させて頂きました。 具体的に、運転に際し、「初心者と熟練者との違いがどういう点」で、 そこからさらに発展させて、「どういう経験と過程を得てどう成長してゆくのか」 ということを皆さんの意見をお聞かせ頂きたいと思っております。 たんに車を運転するという技術面ではなく、運転に際する精神的な面での変化を皆さんの経験をもとにお聞かせ願えましたら幸いです。 さしあたっては、”普通自動車”の運転に関してという前提でお願い致します。 宜しくお願い致します。
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初心者と熟練者の違いは、技術を別とすると、メリハリのある運転、予測運転があるかないかということが一番大きいと思います。 メリハリのある運転は、スピードを出すところでは、きっちり出すが、一方で出さずに徐行や安全確認をすべきところではより慎重にしっかり行うということです。誤解を招きがちですが、これは飛ばす運転をするのがいいというのとは違います。(大型免許はこれができないと運転試験場では受かりません) 左折時の巻き込み確認。ウィンカーも早めに出す。右折時も対向車と横断歩道の歩行者がOKと思ったら速やかに回る。必要な安全確認をしっかりかつスムーズに行い、一方で流れを乱さないような運転をすると言うことです。信号も先の信号の歩行者信号を見れば信号が変わりそうかわかりますよね。行くならば行く、赤になりそうで停まるなら停まる。メリハリです。だらだらと、安全確認は不十分で困り者です。まあ、何事においてもメリハリがないとだめですよね。 もうひとつ予測運転。他の車や歩行者などを意識をして、こうするんじゃないかと予測をして、安全運転をするということです。 たとえば、2車線道路で対向車線が渋滞している場合、40kmとあっても、対向車線が渋滞している場合、その車の間から自転車や歩行者が飛び出るおそれがありますよね、こうしたところではきっちり徐行します。 最後に、熟練者と初心者というよりも、うまいかへたかの違いで、おおきいのは、自分の車がどう見られているかということを意識して運転することです。このあたりは、他の車を反面教師にするといいでしょう。たとえば、ウィンカーを曲がると同時に出す。これでは後ろの車はたまったもんではないですね。ウィンカーは早すぎるくらいで十分ですよ。 こうしたことは、基本的な運転技術(走る、曲がる、停まる、安全確認)をしっかりできることが前提となります。ドライビングポジションがちゃんとできなければまずだめでしょう。アクセルワークでスピードをコントロールして上手な運転をする。これが初心者はできないでしょうし、「真綿で首を絞める」様なブレーキング(最初は軽く当て、効き始めたら徐々に強く踏み込み、止まる寸前は軽く緩める)といってもわからないでしょう。こうした基本的な技術を向上させれば、自然に余裕も出てきてメリハリや予測のできる運転が可能になるかと思いますよ。 別の角度から言えば、たとえば、ディベートをしようとしても、小学生は小学生なりの語彙や知識でしか物を考えれないので、「暫定税率でガソリンが安くなることについて論議しよう・・」といってわかりますか?? これが高校生なら、国会や税金といった語彙や知識があるため、多少理解できるでしょう。社会人なら・・。 「思考は同心円的拡大」といいますが、精神面でのゆとりをディベート、技術面を語彙や知識と考えれば、語彙や知識に当たる、基本的な技術が拡大すれば、それに見合うディベート(精神面)もできるようになるでしょう。
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- SCP10
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運転暦が長いと色んなパターンに遭遇します。 受験勉強と同じで、続けているとその内新しいパターンに遭遇しなくなります。 そうなると「ああ、ここはこう避ければ大丈夫だな」と直ぐに判断できるようになるので、心に余裕が生まれ、素早く、かつスムーズに運転が出来るようになります。 ただし、これには問題点もありまして、似たパターンがあると「ああ、たぶんこう避ければいいんだろう」と実は違うパターンなのに他のパターンだと思い込んでしまう事です。いわゆる「だろう運転」になります。 大事なのは常に危険を疑ってかかる「かもしれない運転」です。 お互い安全運転でいきましょう!
- uuron1
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よく自分は運転がうまいと思い込んでいる人は多いと思います。 自分は車関係の仕事に就き、車の本当の扱い方を研修しました、基本からサーキットまでです。 でも統計をとってみると、ほとんどの人はさほど技術的には変わりません。 100人いたら本当に運転に才能のある人は1人いるかいないか、80パーセントは訓練やなれで上達するレベル、残り20パーセントは訓練やなれでもあまり上達しない(要するに下手な人)です。 「初心者と熟練者との違いがどういう点」はやはり慣れと経験が大きいです。 要は8割の人は最初は初心者で運転がぎこちなくても、慣れればスムーズに運転できるようになるということです。 「どういう経験と過程を得てどう成長してゆくのか」これだけだと一概にはいえませんね。 どうゆう経験をするかでどう成長するかは変わってくるので、技術面でいえば一般道路を何年も走っている経験がある人でも、いきなりサーキットでいいタイムを出せるかといえば、ほとんど出せないと思います。 最後に、一般道路での運転は技術面よりも精神面のほうが大きいですね。 だいたいの人は運転技術に差がないのに事故を起こす人、起こさない人がいるのは、精神面での上手な人、へたな人がいるからです。
- ta-ku1
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「ムリをしない事」に尽きます。 やはり、頻繁に道路に出て下さい。 「習うより慣れろ」です。
> 初心者と熟練者・・・ 運転に際し気持ちにゆとりがあるかないかでしょうね。 >どういう経験と過程・・・・ 免許取りたてのころ軽度の物損事故を2度ほど起こしましたし、仕事で市街地を頻繁に走行しますので、目前で事故を目の当たりにした経験が幾度かあります。 事故を起こした時は~だったから~こうなったんだ、これからはきおつけよう。衝突した車がわき見したから衝突したんだ・・・。 こんな具合に考えたり分析したりしてます。 たぶん大事故とか人身事故を起こす人って事故現場に遭遇しても「あ~やちゃた~。」くらいで通り過ぎてるんだろうな~と思います。 余談でしたね・・・。 たどり着いたところ (事故はやっても損、やられても損)です。 運転中の心がけは「~かもしれない」です。 青信号だけど車が突っ込んでくる「かもしれない」 あの子飛び出す 「かもしれない」 あの自転車横切る 「かもしれない」 高速で突然パンクする 「かもしれない」ETC・・・。 こんなこと意識して運転するようになったら事故に遭遇することは一切ありません。これが私の変化ですかね。
- ken__mary
- ベストアンサー率21% (5/23)
メリハリとか、流れにのった運転とかみなさんがおっしゃる通りだと 思います。さらに私が心がけていることを追加するとしたら・・・ 自分はもちろんのこと、周囲の車(ドライバー)も同じく エコドライブが徹底できるような運転をすればいいと心がけている つもりです。 例えば、急がつくことはしない・・・急発進、急ブレーキ。 自分がしないのはもちろんですが、後続車が急ブレーキを踏まなくても いいようにする。角を曲がるために方向指示器を点滅させるのは 早めに(というか、教習所で習った通り、を守る)出せば 後続車が急ブレーキを踏まなくて済みます(車間距離つめられていたら 仕方ないですが、それはその車のせい)。自分も早くから 「曲がるつもり」の準備に入るから適切な減速をするし、 急な車線変更(右折レーンに入る時など)もしなくて済みます。 赤信号で停車する際、めちゃくちゃ詰めてくる後続車がいますが 私は前の車のタイヤが見えるくらいの車間距離をあけています。 それくらいの余裕を持っていればスムーズにスタートできるし 急発進にならなくて済みますしね。反対にめちゃくちゃ詰めてくる 車は熟練者の部類には入らないと思います。 あと、無茶な運転をされた時(追い越しや割り込み等)は 「この人、絶対にこの先で事故する」って考えるようにしています。 そう思うことで、そこでの苛立ちもなくなるし、その先で もらい事故をしなくて済む、と免許取り立ての頃に 周囲のベテランドライバーから教わりました。 運転に限ったことではなく、周囲も同じように気持ちよくいられるように 心がけることが、心の「余裕」じゃないかな、と思いますが・・・。 No.1さんが常に皇族の方をお乗せしている気持ちで、とおっしゃっていますが、 私は常に大切な家族を乗せている、と考えて運転しています。
元F1ドライバーの中嶋悟氏が言っていた言葉ですが、 「道路を運転しているときは、自分の車を上から俯瞰している ような感覚で運転している」と前後左右の道路状況に常に 配慮しているとありました。 初心者と熟練者の違いは端的に言うと 初心者・・・・自分の運転だけに集中している 熟練者・・・・周りの車の挙動や流れに常に配慮している というところでしょう。 もっと踏み込んで言うと、周りがどんな運転をしていても 貰い事故さえ貰わないような運転を心がけているかどうかでしょうか。 よく、貰い事故を貰う人がいるのですが、運転はうまいが、 自分本位の運転をしているので、まわりがちょっとおかしな運転を すると、もう避けきれない。そんな人もいます。 安全運転にこだわるあまり、低速(制限速度)で走行し続けているところ、 後続のにいちゃんがいらついて無理して追い抜きをかけようと対向車線に 飛び出したあげく、対向車と接触、その事故に巻き込まれなんて話もあります。 これも、後続車に配慮していれば、さっさとわき道によって安全に抜かせるとという 選択肢もあるのですが、見ていないのでしょうね。 違反をしない。流れに乗る。周囲に配慮する。狭い道などでは 常に飛び出しなどの予測運転をする。等、当たり前のことを当たり前に 普段からできるかどうか。だと思います。
- KGS
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狭い道路に差し掛かったとき、初心者は早く通り抜けよう、ゆっくりだと下手に見られるという心理が働きます。 これに対して熟練者は早くなくても安全に通り抜けようとする心理です。 どちらが余裕があるでしょうか。 初心者はスピードを出して走った方がカッコよく見えると勘違いしているので、とにかくスピードを出します。 熟練者の場合はパワーのあるクルマに乗っていても流れを乱さない程度のスピードしか出しません。 その気になれば若者のクルマなどブッチ切ることは簡単にできてもです。 この余裕が身に付けば車列に入ろうとするクルマを見つけると、ワザと車間を詰めて入れさせないようなバカな行動は取りません。 余裕のない時に事故は起こります。 早いクルマに抜かれたから腹立てて追いかける・・・最も下等なドライバーがやることです。 余裕がないから抜かれたことに腹が立つんです。 私はクルマで走るとき、マナー違反のクルマを見ると反面教師として捉えています。 ああいう運転をすると周囲からは白い眼で見られるという経験を何度もしてきて逆に周囲の迷惑にならないように運転しているつもりなので、最近の30年間はトラブッた記憶はないですね。 余裕を感じるのは簡単でスピードを落とすことだけで実現できます。
- バグース(@bagus3)
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私は免許を取って30年です。 トラックドライバーをしています。 正しく安全でマナーが良い模範的な運転を目指して きました。 具体的な方法は、スピードは控えめに、車間距離は充分に、 ゆったりした気分でなど、数えれば無数にあります。 これら無数のことを心がけて運転するのは無理です。 頭がいっぱいになって、かえって危険です。 私があみだした方法は、たった一つの事を心がけるだけで いいのです。 それは、「いつも自分の車に天皇陛下を乗せている つもりで運転する」ということです。 だれでもすぐにできる方法ですが、続けるのは難しいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変紳士的な運転を心掛けておられるようで、感服しております。 トラックドライバーの方に、bagus3さんのようなドライバーがおられることを心強く感じます。 やはりプロの心構えというものを改めて認識させて頂きました。 ただ、大変申し訳ないのですがこの度お聞きしたいと思っているのは 初心者はどういう点が未熟で、何を経験しどう成長していくのか、という点です。 どうぞよろしくお願い致します。
お礼
ありがとうございます。心の底から、「なるほど!」と思わされる回答です。 この質問をした背景ですが、実は知人が免許をとりたてで、 その人の運転する車に乗せてもらったとき大変恐いと思う運転をしていたことです。 まさにKGSさんの仰った点とドンピシャリでした。 また自分が免許取り立てであった頃の経験からも、ご指摘された点があったことを自覚しており、 ある時を境に安全運転でかつ紳士的な運転を志すようになりました。 ご回答ありがとうございます。