お医者さまが「煙草は体にいい」といった?のが想像がつかないほど、現在は「タバコは百害あって一利無し」という常識が出来上がったと思います。
ストレスと分泌ホルモンの関係について・・・聞いたことがありませんか。
人は、強度のストレス(暗示も含む)に反応して防護ホルモンを分泌します。
強度のストレスや暗示で胃に穴が開くなんてのは周知のところです、血圧が上がって脳溢血になったとか、死に直結するような事態になる場合もあります。
タバコの良いところ(今では害の中)は、ストレスに反応するホルモンの分泌をあやふやにする効果があるようです。
(だから、何かのあとに一服つけるとくつろいだような気分になる。)
最近は「切れる若者」というのがありますが、これも、分泌ホルモン(アドレナリン)の異常(制御が出来ない)だと思われます。こういう人にはタバコを勧めたほうがいいかもしれない。
戦争や生活苦が当たり前の一昔前、たしかにそういう切羽詰まったストレスを和らげる(あやふやにする)意味で体に良かった時代も有ったように思われます。
もちろん医者には人の極度のストレスを解放する薬や方法が無かった時代です。
「タバコでも吸って、楽にせー」と言ったものです。
そして、大人たちが一服しながらくつろぐ様子は、妻女や子供たちにとっても安らぎのひと時だった。だから、タバコのにおいの染み付いた親父の背中が好きだったのです。
いまでは「じいちゃん臭い!」としか言われません。