No.1です。
一口にシャシといっても、業務は非常に広範です。
私はエンジン屋なので、シャシ系の詳しいことまでは知りません。
車の開発には1000人以上のエンジニアが従事するのですから。
各社中途採用の募集要項を見ると、どんな職種があって、どれだけ業務が細分化されているか良くわかると思います。
会社によっても違うのでしょうが、シャシ系で言えば近年はブレーキ、サスなどのパート毎に業務が細分化されつつあります。面白いところでは、ドアだけやってる人、ペダルだけやってる人なんかもいます。
ボディは、様々な関係部署(デザイン、内装、足回り、電装、パワートレインその他いっぱい)と緊密な調整を重ね、車両の最終レイアウトを図面に起こしていきます。熾烈な場所取り合戦ですから調整も大変です。強度や安全性もさることながら、コストや生産性も考えて設計をしなければいけません(これは、どこも一緒ですけど、ボディは一番制約が大きい気がします。使える鉄板はコレとコレ、既存の生産設備で出来るのはこれが限界など)。あの複雑な形状を一枚の鉄板からプレスで作るんです。みんな優秀な方々ばかりだそうですよ?
昔と違って、車全体を何でもやりたいというのは、開発スケジュール的に無理があります。
自動車開発に興味があって、シャシ、ボディどちらにするか迷っているのなら、とりあえず入社してみてから考えてみても遅くはないです。希望したとしても希望通りの業務に就けるとは限りませんので。ただ、たとえば大学時代にシミュレーションをやっていて、是非衝突実験をしてみたいとか、専門性を生かせるものがあれば挑戦してみるのはいいと思います。就職活動時の説明会では、現場のエンジニアが来ていることが多いので、遠慮なくどんどん質問してみてはいかがでしょうか?合否には一切関係ないし、あったとしてもどんどん質問されたほうが嬉しいものです。
お礼
2度も回答していただき感謝です! 本来このようなことは説明会で質問すべきだったと思うのですが、詳しいことが気になり始めた頃には自動車メーカの説明会はどこも終わってしまっている状態でした。自分自身、何でもっと早く気付かなかったのだろうと思っていました。 教えて頂いたことをもとに就活を進めたいと思います。本当にありがとうございました!