海外に住むなら、それなりの覚悟が必要となりますが大丈夫でしょうか?
まず、海外では何年住もうと、そこで国民的な人気を誇ろうと、所詮「外国人(真っ赤な他人)でしかない」という事です。
もちろ、文化的な差から、こちらが不愉快な思いをしたり、相手を不愉快にさせてしまったりします。
「文化と文化の相違」にいちいち腹を立てていては、精神は持ちません。
その精神を保つためには、「同国人同士」で集住して、ストレスを軽減する事になりますが、それをしてしまうと益々、その国の社会から孤立します。
(米国なんかも「民族のるつぼ」から「サラダボール社会」に認識が改められたのが良い例)
海外に住むには、そうしたストレスをも吸収してしまう「懐の深さ」が必要となります。
何か事有る事に、「日本ではこんな事なかったのに」と思うようでは、「破滅するかもしれない日本」に住んでた方が気が楽ですよ。
※ちょっと例えが悪いですが、日本人が向ける「在日韓国・朝鮮人への目」と似たり拠ったり、場合によってはもっと悪いです。
>反日国でない
これは、中・韓・北朝鮮以外は、比較的「反日国」は無いですね。
ただし、「友好国」というよりはむしろ「無関心」の方が近いかも。
ただ、欧米では「貿易摩擦」が起こったときに反日感情が噴出することはあります。
>アメリカなどドルと無縁
これは、殆ど無い気がします。
殆ど時給自足で暮らしてる、中国の山奥とかアマゾンの奥地とかならあり得るかもしれませんが、都市部で裕福な暮らしをしたいなら、まず無理だと思います。
というのも、未だに「国際基軸通貨」は「米ドル」なので、貿易関係の決済はドル建てで行われるのが殆どだろうと思われます。(基軸通貨の所以)
まぁ、今後の状勢如何ではユーロやインド・ルピーに取って代わられるかもしれませんが。
>台湾やイランのように危機に瀕していない
これも、まぁ殆どない気がします。
まず、アフリカ・東欧・中東・アジア・中南米は避けた方が無難です。
まだまだ、政情的に不安定で今後も予断を許さない国が多いです。
>・日本ほどでないにしろ、そこそこの生活レベル
こうなると、欧米でしょうか?
ただ、欧米は「民族差別意識」はまだまだありますので、アジア人はまだまだ不利な立場にあります。
>治安が悪くない
う~ん、こうなると難しいですね。
治安が良いのは「カナダ・オーストラア」でしょうけど。
でも、両国とも「米国」とは深い関係で結ばれていますしね。
因みに、国により差はありますが、「永住権」を取得しようと思うと、結構厳しい基準が設けられているところが多いです。
大抵は、
・数年~数十年、正規のビザで住んでいる
・生活をしていくのに十分な資産がある
・一度も犯罪を犯しておらず、今後も犯す見込みがない
・健康状態が良好である
・身元保証人がいる
・・・etc
ですね。
海外で暮らすなら、それなりの覚悟をもってからどうぞ。
また、一度何カ国か短期滞在してみて肌で感じるのも良いかと思います。
お礼
いいですね!ニュージーランド。 ありがとうございます。