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発声時に、共鳴させる(音を置く)意識を持つことが重要とよく書いてありま

発声時に、共鳴させる(音を置く)意識を持つことが重要とよく書いてありますが、(高音に限定して)情報によって共鳴させる場所が違います。 あるトレーナーだと副鼻腔あたりが響くようにと、ある一方は、頭頂部から後ろに抜けるように、そしてある一方では、眉間あたりに集め声を前に飛ばすようにしなさいなど。 いろいろ意見があります。 特に、頭頂部と眉間あたりに声を集めて前に飛ばす感覚は、方向が全く違います。 これは、自分にとってどちらに意識を置くほうがよく共鳴させることができるかで判断したほうがよいのでしょうか?

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回答No.2

ボイストレーナーを10年以上やっています。 ・眉間に声を集めるつもりで ・頭頂部から後ろに響くイメージで これらはそれぞれ違うものです。 得られる結果もそうする意識、感覚も恐ろしく違います。 これらでは声帯の振動形態が全然違うのです。 ・眉間に声を集めるつもりで ・副鼻腔あたりを響かせる これらは上記に比べると差が少なく僅かな差です。 しかし副鼻腔と言ってもいろいろありますからどこの副鼻腔をさしているのかが曖昧で、軟口蓋から抜ける様にという場合もありますし,鼻の付け根という場合もあります。鼻の付け根の事だとした場合は上記はほぼ同義と言って良いでしょう。 ベテランになりこれらの部位への共鳴が統合されると、確かに#1の回答にあるように様々な感覚が同時に発生しますが,それは非常に難しく、それが出来る人は上級者でも極まれです。 これらの響きを意識して区別して行なうのは現代のボイトレの鉄則です。 区別して出来る様になってはじめて統合出来るのです。 流儀の違いの問題ではありません。 しかしこれらを混同したり,または単なる「流儀」として他の二つを「それは違う」といって指導する人がまだまだ多いのも事実です。ですから上記の様に「眉間に声を集めるつもりで」「頭頂部から後ろに抜けるように」の一本やりの古い指導しか出来ない人がいるのです。 全部を個別に出来る様にしてからそれらを統合するのが良いでしょう。

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  • kenta58e2
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回答No.1

アドバイス的には満足いただけないかもしれませんが、とりあえず「全部試してみる」。そして、もちろん「(他人に客観的に聞いて貰って=自分では絶対にわからないから)いちばん声の響きがよい方法」で、なおかつ「いちばん自分の肉体的に負担無く声が出る方法」を取るべきかと。 私自身は専門家というわけではないですが、私は、 ・副鼻腔あたりを響かせる ・頭頂部から後ろに響くイメージで ・眉間に声を集めるつもりで の3つとも、全然違和感なく「そのとおり」と思います。 やろうとする際に、どういう方向性で気持ちを集中するか…っていうだけの問題で、3つとも「最終的な結果」はほとんど同じといって良いから。 眉間に声を集中させる…と、結果的に本人は副鼻腔あたりに最も共鳴感を感じます。 その共鳴感が内にこもると詰まった声になりますが、うまく内にこもらず外に向けて発散する様に出せると。本人的には共鳴感が眉間方向に発散する感覚が得られます。 この、眉間方向に共鳴感が上手く伝わる感覚が得られると、その先に「エネルギーが頭頂部のやや後方向きに自然に抜けていく」ような感覚も同時に得られます。 だから、上手く声が出ている時は、実はこの3つの感覚は同時に発生します。 ただ、練習していく上で、気持ちをどこに持って行くか…となると、何か一つに集中した方が、本人の感覚的な「出来具合」が自分で掴みやすい。で、指導する立場で、その目安の感覚をどれに置くか…というのは、指導者によって「若干流儀が違う」という程度でしょう。 あくまでも 「副鼻腔に共鳴感を感じる発声ができてると、身体全体での共鳴が上手く取れている証拠」 「副鼻腔に共鳴感と『眉間への音の集中感』は、同一直線上にある」 「上の様に『顔面』での良好な共鳴感が得られると、エネルギーが頭頂部に抜けていく感覚になる」 ということで、実際にそれぞれの部位から発声しているわけではない(うまくいってる感覚の話)ですから、上の様な『感覚』と、実際に音が飛んでいく方向とは関係はありません。

SCANDAL
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 やはり、一人一人骨格が違うということは、響きかたも違うと思うので必ずしも教科書通りが全てではないということですね。 そして、最終的には上手くこの3つを融合できるように、まずは、一つ一つの共鳴箇所を意識して感覚を磨いていこうと思います。 ありがとうございました。

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