- ベストアンサー
玉突き事故の前後の損傷について
先日、玉突き事故に巻き込まれました。 ある保険会社に 「玉突き追突のようなサンドイッチの状態となったとき、追突を 受けた車両の後部損傷より、前部損傷のほうが大きいという ことは、物理的に考えられない」 と言われましたが、本当に物理的にありえないものであるかを 疑問に思っています。 どなたか物理か自動車事故に詳しい方教えていただけないでしょうか?
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「損傷の大小」を問題にするということであれば、全然ありえなくないです。損傷の大小はその部分の強度に大きく影響されますから、要は後部より前部の構造が相当に弱ければそうなります。 なお、前後が全く同じ強度を持つように車が作られていた場合、確かに前部が後部以上に損傷することはありません。なぜなら、玉突き事故であるからには、(1)後ろから追突され (2)押されて前の車に衝突 という順序で損傷が起こります。 (1)の段階のエネルギーから車の後部がつぶれる事で一定のエネルギーが消費され、さらに前方の車に追突するまでの移動に一定のエネルギーが消費されます。つまり自車が追突されたエネルギーに比べて、前の車に追突する際のエネルギーは減殺されていますから、強度が同じと仮定すれば車体の損傷も前より後ろが大きくなります。 以上より、前部の構造が後部に比べて、衝突エネルギーの差を逆転する程度に弱く作ってある車であれば、前部の損傷が後部と比べて大きくても全然不思議ではないということになります。 最近の車は前方衝突安全を確保するために、ボンネット等前部はあえて弱く作ってあると思いますが、保険会社の担当者にその認識が薄いのではないでしょうか。
その他の回答 (11)
- koduc
- ベストアンサー率20% (103/514)
物理的にあってもよさそうな気がします。 中の車はブレ-キが弱め、Dレンジで停止(今にも発進しそうな停止) 前の車はPレンジ+思いっきりブレ-キ。 30km/hで追突され、20km/hで前の車に当たり停止、 前の車は停止したまま。 後ろから追突時10km/h分のエネルギ-で後変形。 前に玉突き時20km/h分のエネルギ-で前変形。
- fjdksla
- ベストアンサー率26% (1812/6770)
保険会社賀言うように考えれば・・・ 2台で衝突(追突)した場合でも同じ事がいえるはず・・・になります。 なぜなら、 止まっている車に追突した場合、2台が受ける衝突のエネルギーは同じだからです。(作用と反作用) しかし、実際に追突をした車両を見ると、ほとんどの場合、 前車(後ろを損傷した車両)は、見た目、さほどひどくありません。 後車(前部を損傷した車両)はとてもひどい破損になっています。 これは、「車は前向きに走るもの」である為、 前側をぶつける可能性が非常に高いので、 乗車している人を守る為につぶれ易くしてあります。 各社のカタログを見ても分かるように、 前をぶつけたら「この様に人を守ります」の説明は有りますが、 後ろからぶつけられたら・・・の守りはありません。 この、つぶれる事で人を守る部分を「クラッシュゾーン」と言って つぶれることで衝撃を吸収しています。
- pukuh000
- ベストアンサー率28% (52/185)
この質問は、その疑問を解決したいためだけのモノですか? それとも事故の補償をしっかりやってもらいたいのが目的ですか? 後者なら自分の保険会社にしっかり対応するように言うことです。 保険会社のこんな話は、いかに保険金を払わないようにするか、の方便に過ぎません。物理的に考えられなくても、現実に追突でそうなったらどう責任取るつもりなんでしょうね。「追突された側が保険金を多く請求する目的で、前部を損傷させるために瞬間的にアクセルをわざと踏んだ」とでも言うのかな。 何をもって前後の損傷の度合いを較べるのかもあります。ボンネットは衝撃を吸収するために少しの衝撃でもカンタンにくの字型に曲がります。後ろは後部座席の人の安全性のために、前部と同じ衝撃でも前部より(見た目は)つぶれないはずです。
- ookami1969
- ベストアンサー率14% (137/953)
後ろから追突して来た車が軟らかくて前に停まっていた車が固かったら そうなる可能性もあるのではないでしょうか。 あとは あなたの車も後と前で硬さが違うかも知れませんし。
仮定は妥当だと思います。(ただし、追突された車が停止していた場合。) 追突してきた車のもつ(移動)エネルギーは、車のボディーを変形(損傷)させる事でエネルギーを変換して消費されていきます。 第一の衝突で、追突した車の前部と追突された車の後部でまずエネルギーが消費され、それでも消費されきれなかったエネルギーが追突された車を更に前に押し出して、第二の衝突=追突された車の前部と更に前にいて追突された車の後部の変形でまたエネルギーを消費するのです。このとき、第1の衝突でエネルギーが消費されているので、第2の衝突での方がエネルギーが大きい事はないはずです(ただし、第2の衝突点が発生する前に追突された車が自ら加速した場合は第1の衝突よりもエネルギーが大きくなる事もありえます。例えば、衝突された車が衝突の衝撃でアクセルを踏んでしまったとか…)。 また、車自体の構造でエンジンが前にある場合、前の方が強度が強いので車後部より変形は少なくなります。ただ、ボディー自体のどこら辺が大きく変形するのかはメーカーの車種によって異なっています。
- oshiete-q
- ベストアンサー率33% (813/2428)
物理的ではなく、力学的ということでしょう。後から加わったエネルギーは車の損壊とともにある程度吸収・発散されて前へと伝わるので、どうしてもエネルギーとしては弱くなります。 後はそのエネルギーがどれだけ車を損壊させるのか、ということになります。材質・構造・エネルギーの方向…様々な事が絡み合い「損壊」という結果になります。
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
「物理的に考えられない」かもしれませんが、「構造的にはありえる」場合もあるでしょう。
- n_kamyi
- ベストアンサー率26% (1825/6764)
物理的には最初の衝撃で衝突の際のエネルギーが吸収されますし、ブレーキをいう抵抗が働いてる以上は、保険会社の言い分が正しいと思います。 ただし、他回答にもある通り、構造上の問題で、前部の損傷が大きくなることもありえるでしょう。 前方車の証言はどうなのでしょうか? ドーンと音がしてから衝撃を感じたのであれば、後方から追突されて、押し出されて追突した玉突き ドーンという音とともに衝撃を感じ、さらに後方から追突したのであれば、前方車は2回衝撃を受けているはずです。
- tama1978
- ベストアンサー率24% (57/237)
物理的にあり得ないという事はないと思いますよ。 (1)前の車に衝突して、自車が停止 (2)その後、後ろの車が自車に衝突する の場合は、(1)+(2)の衝撃が前部にも伝わります。 高校の物理でもならったエネルギー保存の法則からも可能性があると思います。 (2)は、 (後車の走っていたエネルギー)=(後部の衝撃)+(前部へ逃げるエネルギー) この前部へ逃げるエネルギーが前部損傷に変換すると考えると損傷が加算されます。
- my3027
- ベストアンサー率33% (495/1499)
損傷の度合いや考え方にもよりますが、車の構造からしたら正しいと思います。 車の前部には非常に堅いエンジンがあり、衝突してもエンジン位置より内部に凹んだりはしません。反して後部はトランクで空洞。潰れやすいです。だだし、これは損傷=車のつぶれ量と考えた場合です。エンジンが後部にあれば別ですし、前後の車の種類にもよりますがが・・・。
- 1
- 2