炭酸ガスレーザーの根管治療への応用は現在も研究段階です。
多くの場合、歯肉の上から根の先に向けて照射するか、根管内に直接照射するかのいずれかだと思います。
レーザー照射といってもこの場合は、レーザー特有の「焼く(蒸散)」という現象を応用したものではなく、炭酸ガスレーザー特有の消炎、加温効果や免疫力を高める作用を利用したものです。(喩えて言うなら、お灸のように身体や組織の治癒力を高めて治そうとする方法です。もちろんレーザーの波長などによる直接作用も考えられていますが)
通常レーザーの作用は、レーザーが当たった場所に限られますが、炭酸ガスレーザーはこれらの作用によって、光が届いていない部分にも効果が期待できると言われています。
但し、これらの効果は作用が緩やかで、悪化と改善のバランスの上で、効果が出るか否かが決まってきます。なので、必ず効くと断言できるものでもありませんから、効果が出るまで繰り返し施術しなければなりませんし、改善できない場合も当然あります。
効果が期待できて更に施術を続けるか断念するかは先生の判断に任せるよりありません。
一時的に症状が消えているという事は、一応の効果は上がっていると思われますので、まだ始めたばかりであれば、今しばらくは続ける必要があると思います。
お礼
以前にも、参考になるご意見いただき、今回も、ありがとうございます。なかなか、根管治療は、難しいですね。とても、よくわかりました。一時的に、痛みが、消えて、そのあと、ぶり返したというか、前より、痛みが強くなった気がしたので、怖くなったのですが、又、試す価値はありそうですね。又、いろいろ、お聞きするかもしれません、宜しくお願いします。ありがとうございました。