個人ユーザーには営業をかけていません。
モデルルームがあるわけで無し、HPくらいしか充実させる事が出来ません。他の事務所を拝見していると施行例や過去の設計が少ないところは、写真でなく今までの提案等をのせているようです。
それでも、今までの大工さんや設計事務所仲間から紹介で一般ユーザーと設計をする機会が出来ます。
うちは主人とやってますが二人とも1級建築士です。
主人が社長ですが営業をしない技術肌で平社員の私は不機嫌です。
主人がHMの協力設計を中心にやり、私はその他全般をやっています。
近くの不動産業兼建設会社で売り建てでコーディネートまで細かく打ち合わせし、クレームの少なさと工事のしやすさ、合理設計が気に入ってもらって住宅だけでなく福祉施設、店舗、開発と徐々に大きな仕事の依頼もきました。不動産部門には、入札用図面や土地を売るための提案建物図面を安い料金で書いて差し上げる事で営業の補助を行い、時々まとまった仕事を出していただいています。
さすがに前年は仕事がでず、干上がるところでしたが、リフォーム業者とタッグを組んだ耐震診断やセミナー、紹介の倉庫や、友人の大規模リフォームと大手の設計事務所の下請けも行いどうにかやっています。
しかし実はHPはいまいち充実させてません。
電話による建築相談などはHPを見てかかってきますが、
なかなか建てる方からの電話はあっても面会までには至りません。
取引先を作った場合は、相手の知識やPCレベルに合わせて書類の提出をします。法改正時は言われなくても注意事項をお伝えするようにしています。下請けであっても建築の知識はその業者よりも上を行くのでそれはえらそうでなくどんどんお知らせして便利に使ってもらうようにしています。
今までの取引を途中できったところもあります。
始めはこちらから仕事をもらいにいったのですが、金払いの悪い業者、モラルの低い施工など、改善の見られないときは取引先でも物を申すようにしているので先方から断りがあることもあります。でもまあ、大抵こちらからお断りしています。
私は、建築家ではありません。ユーザーに対しても業者取引に際しても建築のよきアドバイザーとなり求められた設計とそれ以上の性能を提供しているという少しずつのアピールが仕事をつなげていると思います。
そして今の課題はHPで仕事を取ること。これが今年の営業課題ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 ご主人さんが羨ましいですね。 「営業をしない技術肌」 私は、とりあえず、顔を広げるという事等 は勢力的にやっているので。 なるほど。参考になりました。 細かい対応をされていて感心しました。 仕事内容等、様々ですが、 「相手の知識やPCレベルに合わせて書類の提出をします」 という態度は、見習うべき事だと思いました。 回答者さんは、よきパートナーでいらっしゃるんですね。 「課題はHPで仕事を取る事」 そうですね。そうありたいです。私は最近(開業してから)、 田舎暮らしなのですが、周りの事務所に聞いても HPからの仕事はないという所が多いですね。 都会と比べて、HPからというのは、どうなのか? という発言が多いのも現実かな。と、思っています。 勉強になりました。ありがとうございました。